◇京都11Ｒ　米子Ｓ
１着･･ワディラム――――――51高田潤
２着◎ディープサマー――――54川田将雅
３着･･ペールギュント――――55小牧太
･･････
４着☆サイドワインダー―――58福永祐一
７着▲エムエスワールド―――52武豊
８着○スターイレブン――――54幸英明

≪回顧≫
ワディラムといえばこれまで、
京都マイル戦での切れ味勝負で活躍してきた。
持ち時計も1:32.9と優秀なもの。
それだけに、逆にパワーを要する馬場になると苦戦を強いられてきた。
しかし、前走の乙訓特別を1:34.6で勝利。
これまでとは違った戦況で結果を残していた。
すると今度は、道悪でさらに時計のかかる馬場で鮮やかに差し切り。
走破時計は前走と同じく1:34.6だった。
「ワディラムは高速馬場に強い」。
かつてはこの見立ても間違っていなかったはず。
しかし、時は経ち新たな適性を示し始めた。

２着◎ディープサマーにとっては適性に定評のある道悪競馬。
スターエルドラードに執拗に絡まれながらも、
直線半ばまで後続を離し押し切りを狙った。
得意の馬場で逃げ切れなかったのは残念だが、
やや長いマイル戦や序盤の競り合いを考えればよく粘った。

人気の▲エムエスワールドは本質的に道悪は良くない。
マーガレットＳでは福永祐一の好騎乗によって克服したが、
あの時もインを捌いて抜け出した前走も「うまくいった」の印象が強かった。
今回の敗因は馬場にあるのだろうが、
ハンデ戦とはいえＯＰで古馬と互角に渡り合うのは楽ではなかった。
【投資：2300円　回収：0円】
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◇京都12Ｒ　３歳上500万下
１着◎タータンフィールズ――56川田将雅
２着･･ヴァンクルタテヤマ――57石橋守
３着○ウインサウザー――――54田中克典
･･････
５着▲マチカネモエギ――――57小牧太
９着△ジャイロスコープ―――57熊沢重文
16着☆ナムラオシリス――――54渡辺薫彦

≪回顧≫
川田将雅が乗って１キロ減というのはもはや反則かもしれない。
もっとも、減量利がなくても◎タータンフィールズの勝利は揺るがなかっただろう。
降級２戦目でベストの1200ｍ。
余裕たっぷりのレースぶりで単勝1.8倍の圧倒的人気に応えた。

２着争いはゴール前までもつれたが、ヴァンクルタテヤマに軍配。
こちらも1000万下では精彩を欠いたが、降級で再び上位に顔を出した。
○ウインサウザーは一度は完全に単独２番手に出たのだが･･
【投資：3000円　回収：0円】

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アサヒライジングの２着はどう評価すべきだろうか。
４馬身ほど離されての敗戦だけに「惜敗」とまでは言えない。
だけど、ダンスインザムードやシーザリオに比べて国内での実績に劣ったのは確か。
それを踏まえれば立派な２着だったのではないだろうか。
この活躍によってロイヤルタッチの種牡馬生活が変わればいいんだけど。

さて、中田英寿の引退にはビックリさせられていますけど、
ラムタラの売却というのも驚かされた･･
近年は完全に存在さえ忘れていた「神の馬」。
産駒は日本では期待されていたほどの走りを見せることなく、
無念の帰国となった。
ショックだったのはその価格。
40億円以上、鳴り物入りで輸入された欧州三冠馬が、
わずか3000万円足らずでお払い箱になってしまうとは･･