日本代表6−0韓国代表
日本―000 000 510=6
韓国―000 000 000=0
もう負けるわけにはいかなかった。
東京で、アナハイムで悔しい敗戦を喫した韓国を相手に、
リベンジを果たす1勝で決勝進出を決めた。
王貞治監督が動いた。
これまで不動のリードオフマンとして起用していたイチローを3番に。
不振に悩まされていた福留孝介をスタメンから外し、
1番には青木宣親を抜てき。打線にテコを入れた。
イチローは第一打席から全開モード。
右前安打で出塁すると、
続く松中信彦の初球にスチールを敢行。あっさりと成功させる。
第二打席も内野安打を放つと、
今度はカウント0−3から相手の虚を突き二塁へ。
イチローの魅力を凝縮したような、
果敢な攻撃スタイルが随所に見られた。
それでもスコアは動かず、0−0のまま7回を迎えた。
日本―000 000 510=6
韓国―000 000 000=0
もう負けるわけにはいかなかった。
東京で、アナハイムで悔しい敗戦を喫した韓国を相手に、
リベンジを果たす1勝で決勝進出を決めた。
王貞治監督が動いた。
これまで不動のリードオフマンとして起用していたイチローを3番に。
不振に悩まされていた福留孝介をスタメンから外し、
1番には青木宣親を抜てき。打線にテコを入れた。
イチローは第一打席から全開モード。
右前安打で出塁すると、
続く松中信彦の初球にスチールを敢行。あっさりと成功させる。
第二打席も内野安打を放つと、
今度はカウント0−3から相手の虚を突き二塁へ。
イチローの魅力を凝縮したような、
果敢な攻撃スタイルが随所に見られた。
それでもスコアは動かず、0−0のまま7回を迎えた。
===
突破口を開いたのは、主砲だった。
この回先頭の松中が右翼線に二塁打を放ちチャンスを作ると、
1死後、今江敏晃の代打に起用されたのは福留。
国際大会の常連として高い期待を集めながら、
それに応えられなかった天才打者のバットがついに火を噴いた。
真ん中寄りに入った失投を見逃さずに捕らえると、
打球は瞬時に本塁打とわかる軌道を描いて右翼席に飛び込んだ。
猛攻は止まらない。
メキシコ戦で一発を放った里崎智也にも適時打が生まれ、
さらに代打で出場した宮本慎也も続く。
これまでチームのまとめ役として、
「裏方」に徹してきたアテネの主将が輝きを放った。
渋太く三遊間を破り、追加点を叩き出す。
とどめはやはりイチロー。
外の直球に逆らうことなく左前に弾き返した打撃は実に鮮やか。
結局、この回打者10人で5点を挙げるビッグイニングで勝負を決めた。
投げては上原浩治が7回を投げ被安打3、無四球の好投。
中盤やや制球が甘くなる場面もあったが、
多村仁の攻守などにも助けられ、見事なピッチングを見せてくれた。
===
これで日本は、21日にキューバとの決勝戦に臨むこととなる。
先発を任されるのは間違いなく松坂大輔。
大舞台でこそ神がかり的投球を披露する日本のエースに、
命運を託すことにしよう。
一度は完全に死んだチームが、崖っぷちから蘇った。
もう失うものは何もないはず。臆せず戦おう。
準決勝という最重要のゲームで雪辱を果たしたとはいえ、
韓国には3度の対戦で1勝2敗と負け越したことは忘れてはいけない。
日本がアジアの雄であるためにも・・
「世界一」の勲章は絶対に手に入れたいところだ。
突破口を開いたのは、主砲だった。
この回先頭の松中が右翼線に二塁打を放ちチャンスを作ると、
1死後、今江敏晃の代打に起用されたのは福留。
国際大会の常連として高い期待を集めながら、
それに応えられなかった天才打者のバットがついに火を噴いた。
真ん中寄りに入った失投を見逃さずに捕らえると、
打球は瞬時に本塁打とわかる軌道を描いて右翼席に飛び込んだ。
猛攻は止まらない。
メキシコ戦で一発を放った里崎智也にも適時打が生まれ、
さらに代打で出場した宮本慎也も続く。
これまでチームのまとめ役として、
「裏方」に徹してきたアテネの主将が輝きを放った。
渋太く三遊間を破り、追加点を叩き出す。
とどめはやはりイチロー。
外の直球に逆らうことなく左前に弾き返した打撃は実に鮮やか。
結局、この回打者10人で5点を挙げるビッグイニングで勝負を決めた。
投げては上原浩治が7回を投げ被安打3、無四球の好投。
中盤やや制球が甘くなる場面もあったが、
多村仁の攻守などにも助けられ、見事なピッチングを見せてくれた。
===
これで日本は、21日にキューバとの決勝戦に臨むこととなる。
先発を任されるのは間違いなく松坂大輔。
大舞台でこそ神がかり的投球を披露する日本のエースに、
命運を託すことにしよう。
一度は完全に死んだチームが、崖っぷちから蘇った。
もう失うものは何もないはず。臆せず戦おう。
準決勝という最重要のゲームで雪辱を果たしたとはいえ、
韓国には3度の対戦で1勝2敗と負け越したことは忘れてはいけない。
日本がアジアの雄であるためにも・・
「世界一」の勲章は絶対に手に入れたいところだ。
コメント
コメント一覧 (3)
逆の立場であったなら悔しい1敗になってたんだろうけど。とにもかくにも決勝までやってきましたね。キューバにはオリンピックの予選でも勝ってるし、恐れることなく力を出し切ってほしいですね。
福留は今大会まったく当たってませんでしたし、前回の韓国戦でも球がバットに当たる気がしなかったので、正直代打で出てきたときは「別の奴にしてくれorz」って思ってしまってました。王采配ピシャリでしたね(^^;
ちなみに和田(西)が今大会あまり代打で起用されないのは、尿管結石が原因らしいですね。・・・んなアホな(汗)
4強入り後はムードが「打倒韓国」に集中しすぎていた気がするので、
一種の「燃え尽き症候群」が心配ですが、いいところを見せてほしいですね。
キューバはいまだに金属バット時代の豪快なイメージがありますが、
実際は相当に緻密な野球を展開してくるそうで。
話題性だけで日本を応援するにわかファンではなく、
本当に野球に熱視線を送る我々を魅了するゲームになってほしいですね。
・・と、毒を吐いてみる(笑