明日は久々に競馬場に行こうと思っている。
先週の土曜にスティルインラブの引退式に行ったんじゃないですかと言われそうだが、
レースを、馬券を楽しむ目的ではしばらく行っていない気がする。
・・それでも、最後に行ったのは有馬記念の日なんですけど。
ついこないだです。
せっかく寒さも緩むらしいし、インティライミも出るし、
コタツでPATばかりやってないで、たまには表で遊んできます。
◆京都11R 日経新春杯
◎エルノヴァ
○ストラタジェム
▲トウカイトリック
☆アドマイヤフジ
△マーブルチーフ
◇インティライミ

すでに雨は上がっており(土曜23時現在)、ドタドタの馬場は回避できそう。
土曜京都10、11Rは「前にいないと話にならない」状態だったが、
明日はエルノヴァが差せるコンディションまでは回復するはず。
常にあと一歩が足らず、切れ味勝負では分の悪そう。
坂のある中山で、上がりがある程度かかれば入着できる・・
そんなイメージが定着しつつあるが、
スローで流れた04年のエリザベス女王杯でシンガリから追い込んで3着。
長くいい脚を使ったあの一戦が、
エルノヴァの「万能差し馬」ぶりを証明している。
とはいえ、やはり堅実派の評価はなかなか覆せない現状。
突き抜けるまでの変化があるとすれば、
それは武豊の手綱捌きによるものとなってくるのだろう。

昨年3着のストラタジェムを高く評価したい。
当初は乗り替わりを嫌って無印にする予定だった。
抜け出すとソラを使うなど、気性面に問題のある馬。
赤木高太郎がどうこう、ではなくテン乗りの騎手に変わるのが減点材料と見ていた。
しかし、前任の熊沢重文はテン乗りの八瀬特別で2着。
どうやらそれほど気にすることはなさそうだ。
昨年も前日の雨で力のいる馬場になって、持ち味を発揮できた。
並ぶと渋太い勝負根性で再び上位を狙う。

展開利があるならトウカイトリック
芹沢純一は逃げを画策しているようだが、少し出が甘いのが難点。
それに京都の2400mは勝っているとはいえ条件戦。
オープンなら後続の決め脚も違ってくるし、
よほどうまくいかないと難しいかな・・と思わずにはいられない。

前走で坂を克服したことになっているアドマイヤフジ
実際に勝ったのだからいいのかもしれないが、
3〜4角ではしっかり置かれてしまっているのは見逃せない。
うまくインを突いて勝てたものの、手放しで喜べる内容ではなかった。
2ヶ月空いているのも気になり、また惜敗に終わりそうな気配。

マーブルチーフの3年連続連対は可能性十分。
今年も真ん中くらいの人気に収まりそうで、激走の下地は整った。

問題はインティライミの取捨である。
猛スパーで仕上げてこられたようだが、
いかんせん蹄を悪くしての復帰初戦。
表向きは準備万端かもしれないが、どうしても不安は拭えない。
ダービー2着の力をもってすれば、
ハンデG2くらいは突破できるのかもしれないがここは注意まで。
これであっさり勝とうものなら感動するって・・


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◆中山11R 京成杯
◎ジャリスコライト
○モエレフェンリル
▲ネヴァブション
☆ニシノアンサー

朝日杯FS3着でにわかに失笑を買ったジャリスコライト
ともすれば「期待外れ」のレッテルでも貼られそうなところだが、
それはブランド色の濃い血統・厩舎からくる過度な期待のせい。
バイアスを取り除いて予想すれば、ここでコケるとは思えない。
東京の2戦で切れる脚を見せてしまっただけにパワー馬場への適性が疑問視されるが、
あのアグネスデジタルの弟なのだから心配無用か・・
って、こういう無責任な見立てを過度な期待と言うのですが(笑

ニシノアンサーのホープフルS勝ちは素直に評価していいものか。
今回はそれなりに目標にもなる立場。
前走ほど楽な気持ちで逃げさせてはもらえなさそう。
昨年10月の未勝利勝ち以来のディープウイングを買う趣味はない。

モエレフェンリルはコスモス賞の3着馬。
上がりのかかる馬場・展開なら太刀打ちできそうだ。
太めが残った中京2歳Sを叩かれ、絞れていれば楽しみ。
キャリア豊富なネヴァブションもそれなりに注意。


◆中山10R ジャニュアリーS
◎マルカフレンチ
○ナリタキセキボーイ
▲ジョウノデイリー
☆ヴィフォルテ
△ケイアイカールトン、パレスエベレスト

中山ダート1200m巧者マルカフレンチから。
連闘になるが、これまでの使い詰めで結果を残してきたので心配ない。
パサパサの砂のほうがよさそうではあるが、
シルヴァーゼットに迫った2走前もある程度は湿った馬場だった。
ここは力上位と見ていいのでは。

休み明け2走目のナリタキセキボーイが相手筆頭。
準OPで再三にわたって上位争いを演じている実績馬である。
エンジンが掛かってくるのはあと一度使われてからくらいかもしれないが、
貫録を見せてくれる可能性も十分。
立ち回り次第で差してくるジョウノデイリーはハンデ55キロが魅力。
同じく51キロのヴィフォルテも軽量を生かして台頭しないか。
前走はうまく流れに乗っての完勝だった。
昇級ケイアイカールトンは楽に行けるようなら残る。
穴ならパレスエベレスト。ダート替わりはきっと好材料のはず。

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京都10Rは連闘カオリノーブルから買おうと思っていたが、
予想しているうちにどうもしっくり来なかったのでパス。
だいたいジンクライシスやトラストジュゲムなど、
どのくらい強いのか未だにハッキリしないメンバーのレースは買いたくない・・

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浩大くんに今季初勝利のチャンスか。
3R3歳新馬のトウカイストーリーは今週のケイコがまずまず。
少頭数だけにチャンスは十分ありそう。
5R3歳新馬で騎乗するサイキョウキロクは坂口正大厩舎ゆかりの血統。
よくこんな馬を任せてもらえたもんだ(笑
推定410キロの小柄な牝馬。仕上がりは早いはずで期待に応えたい。
6R3歳500万下のマイネルテセウスも特別3着からの連闘。
あとは8Rアサクサムスタングは先行できれば面白いかも。

今年の紅梅Sはちょっとメンバーが小粒な印象。
将来性を見込んで、というよりは早くも敗者復活戦の様相を呈している。
ここは某氏の期待馬エアデュシェスに注目しておこうかな(笑

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うーん、「複コロ」は明日もパスかな・・
どうしても自信を持って推せる馬がいない。
エルノヴァやマルカフレンチあたりも「準・鉄板」まで。何かが足りない(笑
あとは7Rウイングスオブヒロとかが堅そうだったけど、
牡馬との混合戦に実績がないのが減点材料。
来週は鉄板馬に出会えることを期待しておきます。