「人生、無事是名馬」|雑談系競馬ブログ

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2019年10月

アーモンドアイとサートゥルナーリアの直接対決が実現したのは本当にうれしい。
現在の日本競馬をリードする最強牝馬と、
次世代のエースとなる若き天才が、
ジョッキーや生産牧場の都合だけですれ違いを起こすのは競馬界にとって大きな損失。

それを防げた意義は大きい。

現状ではアーモンドアイ優勢と見られているようで、前売り時点で単勝オッズは1倍台。
東京2000mという条件もこの馬にとって最適に映り、
よほどのことがない限りは..という気持ちはよくわかる。
安田記念は本当にハードラックの極みだった。

サートゥルナーリアの方も勝ち気なメンタルを考えると2000mくらいがベスト。
「折り合い?ナニソレ」とばかりに気難しい馬を乗りこなすスミヨンであれば、
チグハグだった日本ダービーのようなレースにはなるまい。
歯車が噛み合った時のパフォーマンスは神戸新聞杯で改めて証明した。

この2頭を見ていて思うのは、従来の概念を覆す日本の競走馬なのかもしれないということ。
アーモンドアイは昨年のジャパンCがあまりにも衝撃的だったし、
サートゥルナーリアの前走・神戸新聞杯も従来の競馬ではありえないようなラップを計測。
エンジンが違うだけでなく、ボディもサスペンションもハンドリングも、
何もかもが最新鋭のパーツで構成されているような印象を受ける。

今後なかなかお目にかかれる機会もないかもしれない直接対決。
日本競馬史上最高峰の戦い、と呼ばれる結果を期待したい。
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明日はもしかしたら早くも桜の便りが届くかもしれない。
アルテミスSに出走するリアアメリア。
6月に新馬戦を8馬身差で圧勝して以来の実戦だが、
その勝ちっぷりは時を経ても世代ナンバーワンの座に君臨し続けるもので、
あっさりここも楽勝するようならもう来年の牝馬クラシック戦線はこの馬のもの。
それくらいの器だと思っている。

もちろん見込み違いの可能性もあるけれどw

前売り時点で単勝1倍台の圧倒的支持を集めているのが、
「たぶんモノが違う」であろう証。
紛れが起こる条件でもないので、評判通り勝つんじゃないですか。

相手もまずまず揃ってるんですけどね。

2戦2勝のキズナ産駒ルーチェデラヴィタにオータムレッド、
藤沢和雄厩舎のサンクテュエールなどなど。ラインオブダンスもそこそこ人気か。

それでもレースが終わった瞬間「あっ、決まったわ」てなってる可能性が大。
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たとえ往年の地位を失いつつある菊花賞でも、
「クラシック」の重みは他のG1とはひと味もふた味も違うことを実感させられた。
それを証明したのが、武豊という男。
全盛期とは異なる立場になってからもコンスタントにタイトルは手にしてきたが、
やはり「三冠」の一つが彼の手に渡るというのは、
ひとりの競馬ファンとしてうれしくなる。

これぞ日本競馬の華。

うっかり忘れがちだが、
ディープインパクトとの出会いで名実ともに頂点を極めて以降、
牡馬・牝馬を含めクラシックを取ったのは、
あのキズナの日本ダービーだけ。
優れた若駒と早い段階で出会い、
最も勝機の高い素材を選び、
ともに戦っていく過程が求められる三冠ロードと縁遠くなるのは、
すなわち日本競馬の中枢から外れていくことを意味する。

それだけにワールドプレミアのような馬と出会い、
一度も手綱を他のジョッキーに渡さず、
回り道をしながらも素質を磨き上げてつかんだ勝利は、
押しも押されぬナンバーワンだった頃の感覚を思い出させるものがあったのでは。

最後の直線はついつい必死でユタカ氏を応援してしまったよ。
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メールドグラース完勝やないか!
あのトリッキーな設計のコースで、
後方待機から大外を回って早め先頭から押し切るとか、
相当な力の持ち主じゃないとできない勝ち方(たぶん)。
さすが国内5連勝で満を持して海外遠征を敢行しただけのことはある。
メルボルンCに行くなら連勝をさらに伸ばしてくれることを期待したい。

ダミアン・レーンもさすがコースを熟知している感。
来週リスグラシューがコックスプレートに出走するけれど、
そこでも頼れるパートナーになってくれそうだ。

国内ではアイビーSのワーケア。またハーツクライかと。
相手はともかくとして3馬身差の楽勝。
早々とルメールを確保してここに照準を合わせてきた通り、
ノーザンファーム軍の中でもまあまあの序列につけている印象。

それから富士Sで復帰戦を飾ったノームコア。
牡馬相手に56kg背負って正攻法で勝つってなかなか簡単なことじゃないですよ。
3歳のG1馬アドマイヤマーズとか見事に洗礼を浴びましたからね。
受けて立つって難しい。

勝ち時計は1:33.0。もう重馬場がちょうどいいくらい。
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「最後の一冠だけは」の悲願が叶う秋はいつだって美しい。
それはナリタトップロードの頃から変わらない風情がある。

秋華賞はクロノジェネシス。
これまで牝馬クラシック戦線の王道を進みながら、
あと一歩届かなかったG1タイトルを、ついに手にすることができた。
悔しさが晴れる瞬間とか、想いが報われる瞬間とはいつの時代もいいものだ。

その割に北村友一騎手のガッツポはなしw
冷静なメンタルが今季G1を2勝という充実ぶりにつながっているのだろうか。

グランアレグリアやラヴズオンリーミーがいなかったとはいえ、内容も完勝だった。
程よく上がりのかかる展開も、
血統的に裏付けのあるこの馬には向いたと思われる。
一方で高速上がりの決着にも適応してきたキャリアがあり、
次のエリザベス女王杯も当然ながら有力視されるはず。
位置取りゲーの要素が強いレースだけに、また鞍上のアシストも求められることだろう。
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「無理をしない」が世の中のスタンダードになりつつあるだけに、
土曜の京都競馬が開催されたのは意外だった。
まあさすがに東京が土日とも中止になって、
これ以上はスクランブル起こしたくないという意図もあったでしょうか。
いずれにせよ大きなトラブルがなく終わったのは幸い。

3R2歳未勝利戦ではパンサラッサが後続に2.5秒もの大差をつける圧勝。
この馬だけ水陸両用仕様だったようで、
2着以降は何もできずに終わった。
POG持ち馬アドマイヤミモザもまともに動けず4着。
結果的にもったいない一戦になってしまった。

ちなみにこの日の入場者数(=猛者の数)は5,000人ちょいだったとか。
さすがにそこまで人の少ない京都競馬場は知らんw

それから売上はいつものパターン通り爆上げだったようで。
ということは明日の秋華賞も..w
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悲しいことに見慣れた光景になりつつある。
仮にも日本のトップクラスを張るエリートたちが、
何もできないまま馬群の遥か後方へ沈んでいってしまうショッキングな結末が..

今年も凱旋門賞で日本調教馬は勝てず、悲願は来年以降へ持ち越しとなった。
それどころか、一時期は「あと少し」のところまで迫った勝利が、
再び遠のきつつあるのが厳しい現実である。

馬場を含めた戦況の違いや、
そもそもディープインパクトやオルフェーヴル級の実力でないと通用しないだとか、
敗因は色々あってそれぞれが根深いもの。
それゆえ最近は「無理に凱旋門賞を狙わんでも..」という意見も聞かれるようになったが、
ホースマン達が「勝ちたい」と公言し挑戦を続ける以上は、
そんな斜に構えたヤツらのことは放っといて、
何が何でもその思いが結実してほしいと願うばかりである。
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話題に事欠かぬ一日でしたね。

まずは重賞ウィナー藤田菜七子の勢い。4勝の固め打ち。
関東馬関西馬を問わず、これだけいい馬が集まっているというのが凄い。
レースぶりも危なげないし、そりゃ信頼されますわ。
あとはその評価が減量の効かない特別戦でも揺るがぬものとしたい。

それからサウジアラビアロイヤルCのサリオス。強いわ。
直線ではクラヴァシュドールに一度は前に出られたものの、
加速してからの脚色が違った。
こういうのをPOGで取らんとアカンw そんなに難易度は高くないプロフィールだけど。

今日は午後から野球と競馬の二元中継で、
阪神がふざけた勝ち方したこともあって愉快でした。
思ってたのと全然違う展開。こうなったら明日も。
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すっかり終戦の気配が漂っていた阪神が、
ドサクサ紛れの進撃でクライマックスシリーズ出場を成し遂げた。

もちろん喜ばしいことである。

日本一の可能性が!なんてことよりも、
しんどい時期を乗り越えて、
トータル70勝を積み重ね3位でフィニッシュできた価値の大きさを強調したい。
戦力的に劣勢で、力の差が如実に現れてきたペナントレース後半戦も、
どうにかこうにか大崩れすることなく戦い続けてきたご褒美が、
最後の最後に転がり込んできた。
CSはあくまでオマケみたいなもの。

連勝中の特攻ぶりも、見ていて楽しかった。
自慢のリリーフ陣を惜しげもなく次々に投入し、
投手が打席に回ると序盤から勝負に出る戦法は、
1年目の矢野監督にとっても勇気のいる決断だったはず。
それを躊躇なく実践できたのは来季以降の財産にもなるはず。

二代目「光の中から現れた短期決戦の鬼」となれるか。

よりによってファーストステージの舞台は聖地・横浜スタジアム。
またショートスターター大作戦がハマれば..
もしかしたらもしかするかもしれんね。
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