「人生、無事是名馬」|雑談系競馬ブログ

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2009年03月

■レース結果
0329chukyo11

予想エントリ:【高松宮記念予想】◎ファリダット

昨日も書いたけど、
とりあえず◎ファリダットの見事な不発ぶりは壮大に笑った。
もし馬券を買っていたらと考えると恐ろしいレベル。
あれだけ「外は回らない、いや回させない」と公言していた松元茂樹師も、
頭を抱えたことでしょう。
まさかこの大一番で出負けするとは。
完全なるネタ馬。

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■レース結果
0329nakayama12

予想エントリ:【マーチS予想】◎ボランタス
【投資:2,000円 回収:0円】

フェブラリーS4着の△エスポワールシチーが人気に応えて重賞初勝利。
手綱を取った松岡正海が、「乗っていただけでした」と振り返った通りの楽勝だった。

ハイペースの先行策をマークされて失速という最悪のシナリオを避けるため、
前走までと違って番手に控えるポジショニングを選択。
ダイナミックグロウがちょうどいい先導役を買って出てくれたことで、
必要以上にペースが上がることなく流れに乗ることができた。

こうなれば、自慢のスピードを阻むものはない。
きっちり前を捕らえると、
追いすがるダイショウジェット以下を完封。
どこにも文句のつけようのない内容だった。

逆に、ハンデをもらいながらも敗れた2着以下はどっこいどっこい。
2番人気に支持された○サトノコクオーも、
待機策から2着争いに加わるのが精一杯。
前でうまく流れに乗っていたダイショウジェットにクビ差及ばずの3着に終わった。

◎ボランタスも戦前の低評価からすれば善戦に思える5着だが、
中団からロスなく回ってきただけで前を脅かすシーンはなし。
騎乗した三浦皇成によると、
「まだ伸びそうな手応えでゴールした」とのことなので、
距離が延びればやがては重賞のタイトルも視野に入ってきそうだ。

・・・・・・
▲エスケーカントリーは脚質からどうしても展開に左右されがち。
ペースが思いのほか落ち着いてしまった今回は不発もやむなし。
本来なら☆マコトスパルビエロが粘れそうな戦況だったわけだが、
こちらはゲートで後手を踏む形になりまったく力を出し切れず。
いつもはスタートの上手な馬なのだが・・
となると責任は必然的にジョッキーに問いたくなる。
土曜は9Rで圧倒的人気のピースオブラックで豪快にやらかしていたように、
相変わらず蛯名正義を買うときは出遅れを覚悟しなければならないようだ。

ファリダットのあまりに予定調和的な不発っぷりには笑うしかなかった!!
あれだけ陣営が「外は回すな」と言うてても、
出遅れ最後方追走となると、ああいう形になるわな。

馬券、買わんでホンマによかった(* ̄∇ ̄*)

■それでも次々に現れる今週のハズレ馬券たち
土曜
0328hanshin09
【4着 最終オッズ:8.6倍】
回顧記事を準備中ですので、詳しくはそちらをご参照ください。


0328hanshin11
【4着 最終オッズ:7.2倍】
直線では久々に声が出た。でも結果は出なかった。
あんなに折り合い欠くとはねえ・・


0328nakayama11
【4着 最終オッズ:5.9倍】
3番手追走で、道中はかなり期待しながら見れていたんですけど。
最後は現時点での力の差が出たかな。完全燃焼。


日曜 
0329hanshin08
【君子蘭賞:メイショウボナール 5着 最終オッズ:9.7倍】
新馬戦でリクエストソングを負かした好素材。
矢車賞要員だと思っていたのですが、
今年から1800mになった君子蘭賞に出ていたもんだからつい・・
せっかく好発を切ったんだから、もうちょい前に行ってほしかった。


0329nakayama12
【5着 最終オッズ:22.0倍】
しっかり脚は使って掲示板を確保したものの、勝機は全く見いだせず。
好位追走エスポワールシチーが人気に応えての快勝でした。

・・・・・・
以上の5戦で4着が3回、5着が2回。
もし複勝で買っていたらもう発狂していたことでしょう。
しかし単勝・・なかなか奥が深い。
そのうち何とかなりそうな気もするんですけど。
とりあえず心掛けるべきは、
人気薄でも弱気にならず、「いい」と思った自分の判断を尊重すること。
あとは、あきらめないこと。
これしかありませんね。

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41dec02f.jpg完全新装甲子園です。
花巻東の菊池くん目当てです。

ええ球投げとる。

◆中京11R 高松宮記念
◎ファリダット
○アーバンストリート
▲スリープレスナイト
☆トウショウカレッジ
△ローレルゲレイロ
△ビービーガルダン
【モチベーション:C 結局、買わない気がしてきた】

高松宮記念は先行馬にとって厳しい展開になるのがデフォ。
4角を回りながら後続の追撃を受ける形になるため、
どうしても短い直線で差し馬の台頭が目立つ。

今年でいえば、
玉砕覚悟で行くジョイフルハートを、
ローレルゲレイロやビービーガルダンが早めに捕まえにかかり、
それを標的にスリープレスナイトが動く展開になるのかな。

4番枠に入った「女王」が、
ロスなく捌いてくれば防衛の可能性がグッと高くなるが、
鞍上の上村洋行が果たして内を狙うかどうか。
地力の高さを信頼しているからこそ、外を回る正攻法で来るはず。

そこで狙うは、インからの強襲ができる差し馬。
ついにファリダットが覚醒の時を迎える、というのはどうでしょうか。
これまで折り合いに細心の注意を払うために、
慎重なレース運びしかできなかったが、
1200mのGIなら手綱を引っ張る必要は一切なし。
気の向くままに馬群を追走し、直線に入れば、
どこか進路は開くはず。
追われてからの反応の良さや瞬発力はすでに証明済みだけに、
そのお膳立てさえ整えば・・

母ビリーヴと同一タイトル制覇となればこれ以上美しいシナリオはないが、
残念ながらひとつだけ欠点がある。
「気の向くままに馬群を追走」した結果が、
後ろから数えた方が早いようなポジションになったら全て破綻。
内を突くのはとてもじゃないが不可能で、
行きつく先は「必殺・大外ぶん回し」による豪快な不発だろう。

こういう外し方だけはしたくないなあ・・
なんまんだぶ、なんまんだぶ。

・・・・・・
アーバンストリートも好枠をゲット。
小回りでの追込みは手慣れたもので、シルクロードSの再現も期待できる。
ただ高速決着になると、やはり脚質的には分が悪い。
少し時計のかかる決着が望ましいだろう。

スリープレスナイトは前述のとおり、安全策に出るはず。
それがどう結果に影響を及ぼすか。
力でねじ伏せる可能性もあれば、足をすくわれる可能性も。
半年ぶりの実戦であることも踏まえて、3番手あたりの評価が妥当では。

イン強襲ならトウショウカレッジもウデに覚えがあるはず。
阪急杯もそれなりに脚は使えており、
位置取りや展開ひとつで浮上のチャンスも。

あとは阪急杯の上位2頭の粘り込みを警戒すべきだろう。
人気急落のキンシャサノキセキをスルーしてしまったが、
余裕残しの前走からの激変は望みづらい。

◆中山12R マーチS
◎ボランタス
○サトノコクオー
▲エスケーカントリー
☆マコトスパルビエロ
△エスポワールシチー
【モチベーション:C】

フェブラリーS4着のエスポワールシチーだが、ここは難しい戦局。
ハンデの57.5kgはもちろん、
軽量の後続が早くから追撃に来られるようだと難しくなる。
時計のかかっている中山のダートコースも厄介。

そもそもこのレース、フェブラリーS好走馬にとっては鬼門のはず。
波乱の要素は十分に。

頭に描きたくなるのはズブズブの差し決着。
仁川Sで鮮やかな差しを決めたエスケーカントリーも悪くないが、
気楽な立場で臨む三浦皇成のボランタスなどいかがか。
息の長い末脚が使えるし、パサパサの砂で持久力が生きてきそう。
準オープンを勝ち上がったのも中山だった。

・・・・・・
性能の高そうなサトノコクオーも恐いが、
いかにも重賞の壁にぶち当たりそうなキャラで。

◆阪神9R 陽春S
◎トーセンマエストロ

人気が割れて、高配のチャンスがありそうな組合せ。
末脚の威力ならスリーアリストだが、
行きっぷりがよすぎて現状は1400mだと不安。
同じく直線勝負タイプのアドマイヤゴルゴ、マイプリティワンも、
展開的に前崩れは望めないと見る。

昇級戦でもトーセンマエストロなら勝負になる。
休み休み使われながら、1000万下をウロウロしていたが、
前走が目の覚めるような勝ちっぷり。
多少メンバーに恵まれた感はあったものの、
楽に2着に2馬身近くをつけてのゴールだった。

一番のセールスポイントは、
展開に左右されることなく好位を取れる脚質。
上野翔があれだけ楽に操縦してるんだから、
かなり乗りやすいんでしょう(笑
これまではその器用さが逆に災いして、
勝ち味の遅さを招いていたようにも思うが、
勢いのある今なら一気に準オープンをも勝ち抜けていい。
まして今回は休み明け2走目。
体調面での上積みも十分に見込めそうだ。


◆阪神8R 仲春特別
◎ディープスピリット
○ルールプロスパー

この2頭でどちらを上位に取るか、非常に悩ましい。
イン差しで阪神マイルの500万下を勝った実績のあるディープスピリットか、
それとも本来の先行策で巻き返したいルールプロスパーか。

エイヤーでディープスピリットのほうを上位に取る。
内枠発進からこっそりインで立ち回り、
ヨーイドンになったらいつの間にか先頭に並ぶ形に持ち込んで、
勝つ。

・・勝つって(笑

だいたいルールプロスパーっていつもイレ込み気味で、
情緒不安定なんですよね。
で、パドックの様子を気にしながら馬券を買うときって、
だいたいロクなことがない。

実はニホンピロシェリーが実績上位だったりするのだが、
別定戦だとまだ信用しきれない部分も。
詰め甘マイネルアトレが単人気を吸ってくれれば助かる。


◆阪神12R 4歳上500万下
◎トーホウボガード
○マルターズマゼル

外の3頭を筆頭に先行馬がズラリ。
特にカウンセラー陣営からはハナ宣言も出ており、
かなり激しい先手争いになりそう。

トーホウボガードはJRA未勝利も、
すでに現級で2着が2回ありむしろ実績は上位。
前走は内で揉まれる展開ながらもジワジワと脚を伸ばし、
新境地も見せた。

今回は馬群もバラけそうで、レースもしやすそう。
発馬がやや不安定だけに気をつけたい。

安定感ならマルターズマゼルだが、
外差しに徹する分どうしても距離のロスが大きくなる。
確実に上位には来れるだろうが・・

◆中山11R 日経賞
◎アーネストリー
○ネヴァブション
【モチベーション:B】

こちらは毎日杯と違って、
ある程度チャンスのある馬が限られている感じ。

そんな中、実績では明らかに見劣るアーネストリーの素質に先行投資する。
新馬戦でトールポピーを負かすなど、早くから期待はされていたわけだが、
順調に使えるようになって一気に充実してきた。
それを証明したのが前走の御堂筋S。
折り合いもスムーズに好位を取ると、
馬なりで先頭に並びかけ、
菊花賞、阪神大賞典3着のナムラクレセント以下を完封した。

正直なところ、この一戦が穴人気を助長する要素になってしまったのだが、
強いんだからしょうがない。
佐々木晶三厩舎&佐藤哲三といえば言わずと知れた名コンビ。
GI2勝のタップダンスシチーを筆頭に、
インティライミ、サクラセンチュリー、オペラシチーと、
名だたる長距離砲を輩出してきたが、
そのラインナップに続けるだけのポテンシャルを感じさせる。

中山は初めてだが、前に行ける機動力からしても適性があるのは間違いなさそう。
ネヴァブションは中山2500mで3戦3勝の強敵だが、
1番人気で堂々と勝ち切るイメージがないだけに、付け入るスキは十分。
あとは休み明けのホクトスルタンやら、
良化の兆しが見られないアルナスラインやらで、
ここはきっちりと負かしておきたいところ。

◆阪神10R 毎日杯
◎ミッキーパンプキン
○アイアンルック
▲ストロングリターン
☆アプレザンレーヴ
△チュウワプリンス
△アイアムピカイチ
△ダブルウェッジ
【モチベーション:B 好メンバー揃い予想モチベも高い】

毎日杯は阪神競馬の第10レースです。
皆様くれぐれもお間違えのないように。

はくぼ競馬はまだよかった。むしろヒット商品だと思う。
しかし、それで味をしめたのか、
年中ころころと発走時刻の変更やらメインレースが10Rやら、プログラム変えすぎ。
いい加減にしてほしい。
確かに最終レースの時間が遅くなれば、
その分だけ馬券を買う人も増えるでしょうよ。
1日の競馬を長く楽しむ、そりゃ大いに結構。
ただ、こっちは長年の付き合いで身にしみたリズムっちゅう物があってやな、
8Rは14時からで10Rが15時過ぎで、っていう体内時計が狂わされるのが腹立たしい。

しかも、触るのは関西かローカルのレースばっかり。

・・・・・・
そんなことを言いながらも、おとなしく馬券を買い続けるのが運命。
毎日杯はミッキーパンプキンでイライラを解消させる。
朝日杯、シンザン記念で即消しできたことで、
この馬の適性に関しては把握しているという自負がある。
それは「息の入らないペースだと伸びない」ということ。
逆に、どこかでラップが落とせる展開になれば、
うまく流れに乗って最後まで脚を使える傾向にある。
いかにもダンスインザダーク産駒らしい特徴。
モデルはトーホウアランかな。

前走のアーリントンCは3着。
出遅れて後ろからの競馬になったため、
自分のリズムで走ることができ、それが末脚を伸ばす裏付けとなった。
もし、これまでと同様に先行していたら、
少なくともアイアンルックには先着を許していたことだろう。

ただ、今回は距離が1F延びて1800m。
先手を取りたいのもダブルウェッジくらいのもので、
スローペースを想定しておきべき。
ならば今度は前々走までのような先行策で、
前を射程圏に入れながら追走したい。
そのためにはゲートが改善される必要がある。
心配なのはそこだけ。
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きのうの記事では、
「何だかおもしろそうなレースだぜヘイヘイ!」と、
ただのお気楽野郎と化してしまった感があるので、
もうちょっと頭を使ってみる必要があると思いました。

高松宮記念は「応用の利かないGI」だと考えられます。
02年以降、このGIを勝ちつつ、
別のGIタイトルを獲得したのは03年のビリーヴ(02年スプリンターズS勝ち)のみ。
その他の年の勝ち馬は、

・02年ショウナンカンプ
・03年ビリーヴ
・04年サニングデール
・05年アドマイヤマックス
・06年オレハマッテルゼ
・07年スズカフェニックス
・08年ファイングレイン ※現役

と、このGIを勝ったが最後、
その後はスプリント戦でもたつき、
かつてはこなしていたはずのマイル戦でも詰めが甘くなるのが仕様。
行きつく先は中途半端な1400mのG2という流れが定番化しておる。

つまりスリープレスナイトが今回勝つようなら、
ビリーヴ以来の「GI馬による高松宮記念制覇」の偉業を成し遂げることに。
その前にはトロットスターも達成しているし、
どれくらいすごいのかわからんけど(笑

それでも、さらに歴史をひも解いても、
キングヘイローやらマサラッキやらシンコウフォレストやら、
後から考えれば「ここしか勝てるGIないわ!」という馬が、
貴重なチャンスをモノにしてきたことがわかります。

古馬の中長距離戦線でいえば、
ちょうど宝塚記念がそういう位置づけだったと言えるでしょう。
古くはメジロライアンやマーベラスサンデー、
近年でもメイショウドトウやダンツフレームが、
「悲願のGI初制覇」を達成し、
その後ややっぱりひと押し足りないキャラに戻ってしまう、
不思議なGIでした。

少々回りくどくなりましたが、
「ここでしか勝てなさそうな馬」、「スプリンターズSでは用無しぽい馬」
が勝つという考え方はどうでしょうか。

たとえばこんな馬たち。

アーバニティ 横山典弘
02年3着スティンガーの弟。オーシャンSで重賞初制覇。
あれよあれよの勢いで頂点へ?

アーバンストリート 福永祐一
とても中山では出番のなさそうな追い込みスタイル。
小回り激流の中京だからこそ末脚が活きる。

キンシャサノキセキ 岩田康誠
昨年は春秋の短距離GIで2着。
それでも左回りベターなのは明白で、2年越しのタイトル制覇へ。
04年サニングデールが前年の2着馬でした。

ドラゴンファング 藤岡佑介
新星4歳の上昇馬。
成績からは左回りへの適性が圧倒的に高い。
キャリアの浅さが02年ショウナンカンプを思い出させる。

ファリダット 四位洋文
気難しいがゆえに、GIの激流でこそスムーズに走れる可能性がある。
かつてこのレースで初GIを仕留めたSS産駒が多かったが、
その時も初めて歯車がガッチリとかみ合った印象があった。

・・・・・・
ここにしか咲かない花。ここにしか吹かない風。
中京1200mのGIでしか輝かない才能を開花させる馬を、
見つけ出したいと思います。

今週、高松宮記念なんですよねー。
ぜんぜんアンテナ張ってなかったもんだから、
登録メンバーすら確認してなかったんですけど、

・・けっこうおもしろそうやん。

いい意味で「V圏内」の馬が多い。
前哨戦を勝ってきたアーバンストリートビービーガルダンアーバニティ
いずれもまだまだ能力の際限を見せておらず、
勢いで突き抜けてしまう可能性を秘めている。
ちょうど昨年のファイングレインもこんな感じでした。

そのファイングレインキンシャサノキセキは昨年の1、2着。
こちらは休み明けの一戦から変わり身を目指し調整されてきた。
コース相性は言わずもがな、なのでコンディションの回復が望まれる。
昨年4着のローレルゲレイロも古豪の風格が漂ってきた。
逃げてよし、控えてよしの柔軟な先行策で、粘り込みを狙う。

4歳の新星はファリダットドラゴンファング
それぞれ阪急杯では完敗を喫したが、
中京1200mと舞台設定が大きく変われば逆転の芽も。

五指に余る優勝候補たちだが、
それでもこの女王がいなければ「おもしろい」とは感じられなかっただろう。
昨年のスプリンターズS圧勝のスリープレスナイト
蕁麻疹が出たりで順調さを欠いたとはいえ、
芝砂の1200m戦で【9.1.0.0】の絶対的ポテンシャルを誇る中心勢力がいるからこそ、
このレースも盛り上がるというもの。

・・・・・・
「今年はGIの馬券は買わない」と誓いましたが、
ちょっとこのレースは手を出す価値がありそう。

だって、人気が割れて妙味がありそうやし・・

昨年の高松宮記念は、
開催10日目にもかかわらずパンパンの馬場で行われ、
好位インを確保した2頭のワンツー。
どちらかといえば外差しがデフォのレースだけに、
先行勢での決着は珍しく感じた。
ショウナンカンプ−アドマイヤコジーン以来だったんでは?

現在の中京は、あちこちで言われている通りインコースが圧倒的有利。
ただ、馬場の傾向なんてものは1週間でガラッと変わるものですし、
今週の競馬を見てみないことには何とも言えません。

あとはもちろん枠順ね。

どちらかといえば、今の内有利の馬場の方が、
内枠の伏兵たちがうまくゴマカシを利かせられそうで、
中穴を狙うにはちょうどいいコンディションかも。
これで外が伸びる馬場になったら、
スリープレスナイトにドカンとねじ伏せられる光景が思い浮かぶ。

とりあえず、あまり考えすぎないようにしよう。
詰まったら撤退することも視野に入れつつ。

■レース結果(クリックすると拡大)
0321chukyo11

スローペースの6F重賞が嘆かわしくも流行する中、
若駒たちは気合いの入った熱戦を繰り広げてくれました。
それもすべてツルマルジャパン(16着)のおかげです。

前半3Fが33.2秒なら十分にハイペース。
それを中団追走でやり過ごしたジョーカプチーノが差し切った。
Aコース使用で、極端な追込みが利きづらい条件下で、
「前すぎず後ろすぎず」のちょうどいい位置取りが勝因と言えるだろう。
初重賞の藤岡康太、好騎乗でした。
馬場を意識しすぎて無理に先行しようとしていたらアウトだったはず。

ほとんどレースを見た印象がなく、
オープンでの実績で見劣るとあっさり無印にしてしまったのだが、
単勝4番人気とまずまず支持されていたんですね。
それを、参考レースとなるはずの萌黄賞のVTRもまったく見ないまま、
「知らん」というだけで消してしまって猛反省。
外から突っ込んできたときは「どちら様?」って感じでした、はい。

改めて戦績を見ると、面白い馬ですね。
未勝利脱出までの4戦すべてで単勝1倍台。
つまり3回もそれを裏切っているという(笑
別に良血というわけでもないのに。

3月開催になって以降の勝ち馬は、
タガノバスティーユ、アドマイヤホクト、ダノンゴーゴーと、
それぞれ早いうちにスランプ、故障といった形で地獄を味わっています。
どうかジョーカプチーノに幸あれ・・

◎ルシュクルは鞍上の言うとおり「勝ちに行く」競馬で3着。
他に掲示板に乗ったのは差し馬が中心でしたし、
優秀な内容だったと思います。
ジョッキーもうまく乗ってくれましたし、
負けたとはいえすごく清々しい気分でした。
直前にマハーバリプラムの件でかなり怒りを感じたこともあって、余計にね。
ゴール前の脚色では完全に劣勢で、
むしろよくクビ+クビ差まで踏ん張れたなという印象です。

もし、イン強襲のカツヨトワイニングにやられていたら、
悔しくて悔しくて仕方なかったでしょうが。
そういう意味ではジョーカプチーノが勝ってくれてよかった。

・・・・・・
上位人気3頭は揃って大敗。
▲エイシンクエストはもっとやれると思っていたが、
4角でもう手応えが悪くなってしまっていた。
芝の重賞でペースに戸惑いなんかもあっただろうが、
それ以上に発汗量が多かったのが気になった。
気性面での課題を露呈。

武豊騎乗の☆スパラートはうまく立ち回れていただけに、
直線での失速は案外。もしかしたらあれが実力、という可能性もありますが。
久々のデグラーティアも見せ場なし。
力を出せなかったとは思うが、
ここを使われたからといって劇的に良化するとは思えず。

もう一頭の重賞馬ゲットフルマークスも大敗。
京王杯2歳Sはペースに恵まれたものでしたと断言してよい。

■レース結果(クリックで拡大表示)
0322nakayama11










「皐月賞ではこの馬に乗りたい」。
岩田康誠の偽らざる本音が、▲アンライバルドの成長ぶりを物語っていた。
特に気性面での進歩は目覚ましいものがあった。
「この馬場では前に行かないと」と判断した鞍上の指示に応え中団を確保。
手綱を押して出ていったが、
それに過剰に反応することもなく、
ほんの少し頭を上げる素振りを見せた程度で折り合いをつけられた。

前走まではピリピリしたところを見せていただけに、この成長は大きい。
これならポテンシャルを余すことなく発揮できる。
皐月賞も、日本ダービーも見えてきた。

元から定評のあった切れ味の鋭さも再確認。
「良」発表でも渋った馬場で、上がり3Fが34.5秒。
道中がどっぷり緩んだのも影響しているが、
ラスト2F11.4 - 11.5秒を中団から突き抜けるのだから、
いかにゴーサインに俊敏に反応しているのかがわかる。

どちらかといえば日本ダービーの舞台が似合いそうだが、
超スローに強い、いい脚が一瞬しか使えないタイプの可能性も。
ちょうど父のライバル・サクラプレジデントがそうだったように。
でも、まだどう化けるかわからないし、
とにかく期待の好素材が人気に応えたのだから祭りムードに乗っておこう。

・・・・・・
粒ぞろいと言われる今季の3歳牡馬だが、
皐月賞トライアルを終えたところで「3強」の構図ができあがった。

共同通信杯・きさらぎ賞・弥生賞、そしてスプリングSと、
主要ステップレースで1番人気馬がきっちり結果を残したことで、
対抗勢力との差が徐々にはっきりと見えてきた印象。
トーセンジョーダンやアントニオバローズなど、
順調さを欠く馬が多かったのも原因のひとつだろう。

ロジユニヴァース、リーチザクラウン、アンライバルド。
そしてジョッキーは横山典弘、武豊、そして岩田。
どの馬が勝っても、クラシックホースの称号にふさわしい。

・・・・・・
うまく流れに乗れば勝ちまであると思っていた◎リクエストソングだが、
直線入り口で勝ち馬より後ろにいるようではノーチャンス。
道中もスローペースに戸惑いハミを噛んでしまっていて、
これまでのレース巧者ぶりがウソのような、
チグハグな内容に終わってしまった。

3着の○フィフスペトルも勝ち馬と同じ上がりの脚は使っている。
距離に対する融通も利くし、大崩れがない。
ただ、皐月賞・日本ダービーでどうか?と言われると、
ちょっと「器の大きさ」で物足りない印象も。
皐月賞は5着くらいの予感。

◇阪神11R 阪神大賞典
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【阪神大賞典予想】◎スクリーンヒーロー

20年くらい前のレースを見ているようでした。
力のいる馬場で、先行馬がガンガン馬群を引っ張り、
最後はヘロヘロになりながら全馬ゴールにたどり着く・・
厳しい条件下での戦いでした。
勝ち時計が3:13.2と、
あわや3200mのレコードに迫りそうな遅さだったことが、
それを物語っています。

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日曜版「大スポ」になかなか面白い記事が載っていた。
橋口弘次郎厩舎が中京3Rに送り出したカイテキゴーゴーには、
新人の国分恭介が騎乗していたのだが、
その起用に至る背景について。

何と国分くん、プロフィールの「一番好きな馬」の欄に、
カイテキゴーゴーの父であるツルマルボーイの名を書いていたんだとか。
ツルマルボーイの現役時代も管理した橋口師はこれを見て、
「正直、超一流ではなかったボーイのことを一番に書いてくれた。
よーし、それなら好きだったボーイの仔に乗せてやろうじゃないかと思ってね」
とルーキーの抜擢を決めた。
すでに掲示板にも二度載っている、未勝利級での有力馬なのだが、
そんなことはまったくお構いなし。

橋口厩舎といえば、主戦騎手には武豊、安藤勝己の名前も並ぶ名門。
管理馬も社台グループの良質血統がズラリなのだが、
一方で小牧太や上村洋行を重用するなど、
ただのブランド志向に走らないところに好感が持てる。
また、管理馬の仔に対する思い入れも人一倍で、
そもそもツルマルボーイもダンスインザダークとツルマルガールの仔という、
厩舎ゆかりの血が脈々と流れる馬だった。

今回のカイテキゴーゴーの件も、いかにもこの厩舎らしいエピソード。
で、結果の方は惜しくも3着。
0.9秒差をつけられての完敗だったが、
上位勢力としては着実に幅を利かせられるようにはなってきた様子。
巡り合わせ次第では、勝つチャンスも回ってきそうだ。


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■今週の馬券たち
土曜
0321hanshin09





例のマハーバリプラム。
まあこの件については昨日、思いの丈を書かせてもらってひと段落しました。

0321chukyo11





ルシュクル。
好位インで絶妙の立ち回り。
勝ちにいった分、甘くなったが見せ場たっぷり。
あわや単勝13倍。悔いはありません。

日曜
0322hanshin06





約1ヵ月ぶりの的中馬券ですよ皆さん!!
ティアップゴールド@阪神6R。
買ったのは「浩大が降りた馬」というのが最大の理由。
身もフタもありませんが。

0322nakayama11





リクエストソング。
らしからぬ負けっぷりでしたが、
全力を出せたとしてもアンライバルドには勝てなかったでしょう。

・・・・・・
きょうはサッカーの回顧記事を書いて体力を使い果たしました。
馬券のおさらいだけで寝ます。
土日競馬のダイジェストはあすアップします。

◆中山11R スプリングS
◎リクエストソング
○フィフスペトル
▲アンライバルド
☆マイネルエルフ
△キタサンガイセン
【モチベーション:B 大物食いの期待】

圧倒的ではないにせよ、
アンライバルドが1番人気になるだろう。
しかし、広いコースで瞬発力を生かすのが身上のタイプなのは明白。
コーナー4つの小回り中山1800mで、
折り合い重視の待機策なら差し届かないのが普通だろう。
これで差し切ったら皐月賞での「打倒ロジ」も見えてくるはず。

貶しているのか誉めているのかわからなくなったが、
結論としては今回の不発は十分にあり得るということ。

レースセンス抜群のリクエストソングなら、アンちゃんの末脚に勝てる。
きさらぎ賞は「着を拾う」判断で待機策に徹し2着に終わったが、
状況に応じて戦法を変えられる器用さが、中山1800mにおいて最大の武器となる。
当たったのは最内1番の絶好枠。
この幸運を逃さない手はない。
前走で賞金の加算にも成功し、もう2着はいらん。
ここは勝ちに行く競馬を。

・・・・・・
相手はやはりフィフスペトルが強敵。
1Fずつ距離を延ばしながらも崩れずに来ており、今回も無難にこなすだろう。
ただ、序盤はじっくり乗られるはずで、
リクエストソングが先行するならば捕まえるのは簡単ではない。

当然アンライバルドも有力には違いなく、
もし好位を取れたりしようものならアッサリ勝たれても不思議はない。
ただその確率は高いとは思えず。
やはりリスクのある人気馬と言えるだろう。

あとは内枠の先行馬マイネルエルフ
アーリントンCは行った行ったの決着とはいえ粘り腰を見せており、
先行有利の馬場を味方につけるかも。
逆に上がりが掛かればキタサンガイセン

◆阪神11R 阪神大賞典
◎スクリーンヒーロー

【モチベーション:D やる気なしです】

4、5歳世代の菊花賞馬と昨年のジャパンCウィナーの3頭が人気の中心。
きっと勝ち馬もこの中から出ると思うが、
それぞれ適性が微妙に違うような気がする。
時計の掛かる馬場とか、ヨーイドンになった時とか。
だから、上位3頭の決着にはならないんじゃないかと。

渋い馬場、道中の位置取り、追い出されての反応と、
すべてが水準級のスクリーンヒーローが総合力で優る、気がする。
当面の相手となるオウケンブルースリ、
アサクサキングスを完封したジャパンCが、荒れ馬場をものにしない勝利。
しかもスローペースの上がり勝負を制してのものだった。

もちろん仕上がりは万全とはいかないまでも、
これから天皇賞路線で主役を張っていってほしいという期待も込めて。

「追っていれば勝てた」という暴論を唱えたいわけではない。
しかし、この騎乗はあまりにも納得がいかなかった。

阪神9R・なにわSでマハーバリプラムに騎乗していた秋山真一郎の件だ。

好スタートから3番手を追走し、
直線に向いた段階では持ったままの手応え。
「おおこりゃ余裕で抜け出せる!」と期待値はMAXまで膨らんだが、
あえなく馬群に沈んでしまった。

持ったままで・・

(゚Д゚)ハァ?ですわ。
レース見てない人は、JRAのサイトからご覧になってください。
馬券を買っていた人間からすれば、もう最悪の騎乗。
巧いとか下手とかじゃなくて、騎手としてアウト。
最初は「内にササってるのか!?」とも思ったが、
そんな素振りもなかった。

正直なところ、外から並びかけられた段階で脚色は劣勢だったし、
交わされてからの失速ぶりを見ると、
たぶん追っていてもお釣りはなかっただろう。
テンに引っ掛かっていたのも影響したはず。

でも、そういう問題じゃないだろう。
「どうせ負けると思ったので追いませんでした」で納得がいくはずがない。
もしやケガしたのかと思えば、どうやらそうでもない。
だったら、ちゃんと全力を出させた上で負けてもらわないと。
そうするのが騎手の仕事やろが。

・・・・・・
これがいわゆる「ヤラズ」なのかはわからない。
今回もし馬券を買っていなければ、
「あれー何か変やなあ?」
だけで済ませていたかもしれない。

でも、馬券を買って当事者となってしまった以上、
秋山騎手にもマハーバリプラムにも、
悪いイメージがしっかりと焼きつけられてしまった。
これが非常に残念。

秋山といえば先週の中京記念でも、さすがと思わせる騎乗を見せていたし、
個人的にも腕を買っているジョッキー。
さらにマハーバリプラムも、
初勝利を挙げた頃から将来を楽しみにしている逸材。
このレースで単勝2番人気にまで支持されていたことからも、
今後が期待されていることが分かる。

それなのに、信頼・期待を損ねるような行為に直面してしまったことが、
とにかく残念でならない。
馬券が外れたことも当然ながらイライラさせてくれるが、
その外し方が最悪。

絶対、秋山の穴馬券でいつか取り返してやる。

・・えっ二度とコイツの馬券は買わん、じゃなくて!?

◆阪神9R なにわS
◎マハーバリプラム
○ファイナルスコアー
▲シルクアルボーレ
【モチベーション:B 今回が狙いどき】

きょうの勝負レースはこれ。
マハーバリプラムにとってここは通過点だと思っている。
未勝利、500万下を勝った内容がケタ違いで、
昨秋の円山特別で負かしたミリオンディスクとヒシオフェンスは現オープン。
ダート1200mで敗れたのは、
休み明けで道中トモを滑らせたという前回だけで底を見せていない。
レースぶりを見る限り、揉まれるとやや不安があるだけに、
できれば早めに外に持ち出して追走したいところ。
好調の鞍上なら、そのへんも頭に入れて乗ってくれるに違いない。
午前10時半現在、単勝オッズが6.7倍。
うーむ、前走が大敗だけに正直もっと人気薄かと思っていたが…
それこそ10倍前後を見越していただけにちょっと意外。

◆中京11R ファルコンS
◎ルシュクル
○メイショウアツヒメ
▲エイシンクエスト
☆スパラート
△ノアウイニング
【モチベーション:C 混戦で妙味ありそうだが】

フルゲートの大混戦。
馬群を割って伸びる根性娘ルシュクルの奮起に期待。
昨秋のすずらん賞がまさにそんな感じのレースで、
消耗戦を内から差してクビ差の勝負を制した。
(2着はイナズマアマリリス)

極端な前傾ラップになった函館2歳Sでも、
マクリ気味の強引な進出から粘って6着。
ファンタジーSでは外に弾き飛ばされながら5着と、
逆境に立たされても簡単には引き下がらない闘争心がある。

阪神JFの11着だけは随分あっさり沈んだものだが。

とにかく、まだ底を見せていない1200mなら牡馬相手でも通用するはず。
開催2週目の芝なら、外を回すよりインを狙えるタイプの方がいいだろう。
ペースが速くなって我慢比べになるようなら、さらにチャンス増大。

・・・・・・
メイショウボーラーの妹メイショウアツヒメは、
やはりワンペースで行けるこの距離が向くようだ。
つわぶき賞で負かしたのはダブルウェッジ。
久々でもスプリント適性の高さは無視できない。

当初は本命も考えたエイシンクエストだが、
この突然の?三浦皇成起用はあまり乗り気になれず。
前走の荒削りなレースは高いポテンシャルの証と言えるが、
同時に操縦が難しそうな印象も受けた。

◆中山11R フラワーC
◎マジックシアター
○ディアジーナ
【モチベーション:D 大本命に一矢報いたいが】

桜花賞をパス、関東重賞経由でオークスを狙うというディアジーナ
賢明な判断だし、ブエナビスタに無謀な勝負を挑むよりも、
こっちで確実に上位に入った方がカネにもなるというもの。
何も批判することはない。

でも・・どうにかして一矢報いたいなあ(笑
このままタダ同然で重賞タイトルを献上するのもちょっと悔しいし。
幸い当たったのは大外枠。
これなら道中の立ち回り次第で、ひと泡吹かせられるかもしれない。

マジックシアターに期待。
「赤松賞ではディアジーナに先着の実績」というのがやはり強調されそうだが、
他に買いたい馬もいないし仕方ない。
このところ浮き沈みの激しいネオユニヴァース産駒だが、
ミクロコスモスに代わって桜の舞台に駒を進められるかも。

・・・・・・
とはいうものの、やはりディアジーナは強い。
前走もさることながら、
ハイペースを早め進出から押し切った菜の花賞がインパクト大。
いかにも前哨戦どまりなキャラなのが悲しいが、
ここぐらいは大威張りしてくれても許す。

スプリングSを展望する前に、言っておきたいことがある。

「アンライバルド」って、芸人のコンビ名っぽい。

ボケ:「どうもー、アンライバルドですー」
ツッコミ:「お願いしますー」


みたいな。ありそうやん。
ちなみに「アンライバルド 芸人」でぐぐってみたところ、
ヒットする芸人はいませんでした。

そろそろマジメにやりましょう。
スプリングSといえば、まず思い浮かぶのはこれ。

■徐々に見えてきた皐月賞戦線。しかしフローテーション・・[スプリングS回顧](2008年3月25日更新)

昨年、◎スマイルジャックが快勝したにもかかわらず、
2着にフローテーションが突っ込んできたことで何もかもが水泡に帰した。
あの悔しさは今も忘れない。

それでも05年のダンスインザモア‐ウインクルセイドの馬連とか、
03年のネオユニヴァースの単勝がっつり勝負とか、
まずまず相性の悪くない重賞かと思っている。
ブラックタイドのズドンに屈したこともありましたが、ええ。

前述のネオユニヴァースとか、その前の年のタニノギムレットとか、
抜けたポテンシャルを持つ馬がいる年は平穏に収まり、
どこかに不発のファクターを隠し持った人気馬がいる場合は、
ツケ入る隙が十分にあるという傾向にある模様。

そこで検証すべきはアンライバルド
1番人気が濃厚なのはこの馬。
若駒Sを直線だけの競馬で差し切った内容には奥の深さを感じ、
「さすがリーチザクラウンとブエナビ(以下略」と思わしめた。

しかし。いかにも危なっかしい。
折り合い不安で後ろからしか行けない馬が、
中山1800mで人気を背負うなんてホラーの域。
この2ヶ月で気性面が大きく成長なんてことならば話は別だが、
逆らう価値はあると見た。特に単の勝負なら。
岩田康誠も、ここで好結果を残せたところで、
本番ではセイウンワンダーの騎乗が内定してるでしょ?
モチベーションはそんなに高くないのでは。

じゃあ誰なのか?
一応アンライバルドも強い馬だと認識しているがゆえに、
「刺客」に選ぶ馬もそれなりの馬でないといけない。

とりあえず朝日杯2着のフィフスペトル
自在性があって、一戦ごとの距離延長にもソツなく対応。
いわばセンスの塊とも言うべきキャラだが、
今回は紆余曲折を経て武豊が乗ることになった。
しかし、馬の方は賞金十分、鞍上も今回限りでは、
このレースに対する位置づけが非常に難しい。
そもそも皐月賞を目指すことすら確定してないんでしょ?
張り切って好位を取りにいくようなアグレッシブな姿勢は期待できないし、
外から差してお茶を濁すように3、4着にまとめてくるんじゃないの。

もう少し、カゲが薄くなっているのが刺客に違いない。

自在の競馬できさらぎ賞も2着を確保したリクエストソングか?
京都2歳Sでアンライバルドを負かしたイグゼキュティヴか?
あるいは水仙賞を勝ち権利取りへ意気込むセイグリッドバレーか?

とにかく、伏兵台頭のチャンスもあるはずだ。

◇中京11R 中京記念
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【中京記念予想】◎サクラオリオン

15番人気の◎サクラオリオンが大金星。
びっくりしましたね。そしてガックリしました。
ヤマニンキングリーの外から襲いかかった瞬間、
ちょっと顔から血の気が引いていくのがわかった(笑
3角手前あたりから、
いい手応えのままインにうまく潜り込んでるなと思いながら見ていたら。
さすが秋山真一郎。これで今年も重賞ゲット。

馬場も味方したんでしょうね。
開幕週で1分57秒台とかの決着になってたら、
きっとついて行けなかったと思う。

そんなもんかな(笑

ヤマニンキングリーも気の毒な3発連続2着。
アンドロメダS、中日新聞杯の連勝で身につけたはずの「勝ち癖」はいずこへ。
決してどこが悪いとかじゃないし。
ただ、だからこそ改善の方法がないというか。
がんばれ。

レッツゴーキリシマヴィクトリーも自分の競馬はできている。
だが、ヴィクトリーは先行できただけにもう少し頑張ってほしかった。
復活は道半ばか。

・・・・・・
あきらめなければ何かが起こる。
たとえ無謀に思えても。

がんばりましょう。

■レース結果(クリックすると拡大)
0315hanshin11










予想エントリ:【フィリーズレビュー予想】◎アイアムカミノマゴ
【投資:2,500円 回収:0円】

◎アイアムカミノマゴはカンペキなレース内容だった。
好発を決め先行集団のすぐ後ろで流れに乗り、
ロスなくコーナーを回って脚を伸ばしてきた。
しかし、それ以上に巧い立ち回りを見せたワンカラットには及ばず。
藤岡佑介とファルブラヴ産駒といえばレーヴダムールを思い出すが、相性がいいのかも。
内から勢いよく伸びて来られた瞬間、がっくり来ましたよ本当に。

で、○ミクロコスモスは何であんなに後ろにいたの?
レースを見ている最中は本命馬の行方を追うばかりでわからなかったが、
後でVTRで確認した限り、完全にテンで置いていかれてますね。
決して武豊が引っ張ったりしてるわけじゃない。
ただ、押すと引っ掛かるリスクがあるから、
ああいうソフトな乗り方になったんでしょう。
これで賞金加算に失敗したまま桜花賞に登録することになるはず。
もちろん出られれば印が回る馬だとは思うが、
ここは目標をオークスに切り替えて、
ディアデラノビアに倣ってフローラSに行くのも手では。
ただ、外を回ったとはいえ上がりの脚でも上位2頭には劣っており、
勝ち馬からは1秒も離された内容を見るとあんまり強くもないのかな・・

ラインクラフトって、
ああいう乗り方でデアリングハートやエアメサイアを捕まえたんよな確か。
強かったんやなあ。

で、今デアリングハートの名前を出しましたが、
アイアムカミノマゴとちょっとキャラがかぶって、
本番でもやれないかと思っています。
ただ、当時と違って外回りの力勝負になると難しいかな。
立ち回りの巧さで生き残りたいタイプだけに。

・・・・・・
ブロードストリートがチューリップ賞でコケて、
ミクロコスモスがフィリーズレビューで権利取りに失敗。
これでワイドサファイアがフラワーCで3着以下に敗れるようだと、
ますますブエナビスタに対抗できる勢力が弱まってしまいそうです。

◇中山11R 中山牝馬S
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【中山牝馬S予想】◎ブラボーデイジー

持ったまま直線に入ってくる◎ブラボーデイジーを見た時は、
もう勘弁してくれよと思いましたが・・失速。胸をなで下ろした(笑
でも、ぜんぜん人気しないと思っていたら、
単勝7番人気という微妙な評価。
軽量の内枠先行馬ということで、こっそり狙う人がまずまず多かったのかも。
レース内容もその期待には応えてのもので、
現状でやれることはやった、そんな感じがしました。

そんなことよりも▲キストゥヘヴンですよ、横山典弘ですよ!
ラストランで4つ目の重賞タイトル、
そして鞍上は何と重賞騎乗機会4連勝!!
降臨した神がなかなか離れません。
ノリさん快進撃の何がすごいって、
それぞれの勝利が「好騎乗」によるものだということ。
つかまってるだけで勝てたのは、弥生賞のロジユニヴァースだけでしょ。
あとはインを巧みに捌いたり、
コーナリングでのポジション争いを制して流れに乗ったりと見せ場たっぷり。

ちなみに来週の予定は、
土曜は中京のファルコンSでレッドヴァンクールに、
そして日曜は阪神大賞典でスクリーンヒーローに騎乗予定。
まだまだ神は横山典に味方する!?

せっかく勝ったのに影が薄くなってしまった感のあるキストゥヘヴンさん。
最後まで衰えることなく、コンスタントに頑張りましたね。
3歳秋ごろから一度ガタッときそうな兆しがあったものの、
よく盛り返しました。
個人的には幸さんが乗って重賞3着を続け、
「プチ復活」に導いたのが印象的です。
その後、京成杯AHを勝ったのは藤田伸二とのコンビでしたが。

・・・・・・
2着は激穴女王ピンクカメオ。しかも逃げ粘り。
後藤浩輝は最初から前に行くと決めていたんだとか。
あのNHKマイルC以来の連対は15番人気で。
ダンスオールナイトが3着で、この2頭は複勝1000円オーバー。
フィフスペトル降板の三浦皇成、せめてもの意地を見せたか。
こちらも勝ち馬と同じく引退レースだった。

○ザレマは4着。
確かにこのメンバーなら真っ先に買いたくなる安定株だが、
2戦続けて1番人気で3→4着という伸び切れなさがこの馬本来の姿ではないか。
ちょっと過剰な期待を背負わされていた印象。
過剰人気といえばリビアーモも然り。
前走の中山で追い込み届いて2着だったとはいえ、
それまでは広いコースで結果を出してきていたことを考えれば、
コース適性に疑問が残った。それで2番人気というのはちょっと・・

久々登場のオークス馬トールポピーも見せ場なし。
やはり忙しい展開だと流れに乗りづらそうだが、
かといって上がりが速くなるのも困るタイプで、
当分は出番がなさそう。
ヤマニンシュクルとかレクレドールとか、
ああいうイメージで捉えておけばいいんじゃないでしょうか。
具体的には府中牝馬Sで用無し、という。

■今週のハズレ馬券
日曜
0315nakayama09





馬名表記はありませんが、中山9Rのモエレビクトリーです。
前走はヤマニンウイスカーに差されたけど相手が悪かった。
京成杯3着の底力、見せてやれ!!
・・2着でした。
三浦皇成のピサノカルティエにバッサリ差されての完敗。
うーん、お客さんだと思ったんだけどなあ。

0315hanshin11





馬名表記はありませんが、フィリーズレビューのアイアムカミノマゴです。
このレースと相性のいいエルフィンSの「ちょい負け」馬。
自在の脚質で今回は差す競馬に期待!!
・・2着でした。
藤岡佑介ワンカラットに、実にうまいことインから抜けられての完敗。
うーん、いい手応えで先頭に並び立った時は勝ったと思ったんだけどなあ。

複勝を買えば4着。
単勝を買えば2着。

。・゚・(ノД`)
続きを読む

◆中山11R 中山牝馬S
◎ブラボーデイジー
○ザレマ
▲キストゥヘヴン
☆カレイジャスミン
【モチベーション:C】

実績馬の近走成績がさほど良くなく、
ハンデも絡んでまさに横一線の様相を呈している。

それでも基本スタンスは先行馬狙い。
内枠ゲットの軽量ブラボーデイジーの一撃に期待する。
昨秋、休み明けで500万下を勝ったのを皮切りに、
1→2→2→1→8着と躍進。
その前走8着が準オープンだっただけにクラスの壁があるようにも感じられるが、
プラス10キロと余裕残しで作られたのも影響したはず。
絞れてくれば粘り腰も違ってくる。

ちなみに芦毛の馬体は父クロフネ譲り。
砂の鬼というイメージがすっかり定着したが、
不思議と重賞のタイトルは芝ばかり。
特に中山コースはフサイチリシャールの朝日杯FS、
スリープレスナイトのスプリンターズSと実績抜群。

さすがに鞍上は強調できないものの、
人気薄を助長するものだと考えればいい。

・・・・・・
そういやプロヴィナージュがいないね。
デムーロまで確保してたみたいだけど、除外になったみたいだ。
秋華賞ではポルトフィーノを除外に追い込んだ(?)が、
皮肉にも今度は自らが被害を受ける立場に。

◆阪神11R フィリーズレビュー
◎アイアムカミノマゴ
○ミクロコスモス
▲ショウナンカッサイ
【モチベーション:B】

基本的に前有利の阪神1400mだが、
ことこのレースに関しては差し馬の一撃が決まる傾向にある。
昨年のマイネレーツェルなんかもその典型例。
スイリンカ、ショウナンカッサイにコウエイハート、ラヴェリータと、
前に行きたい思惑が絡み合う今年も、ラスト1Fでの逆転劇が見られそう。

紅梅Sで鋭い末脚を見せたアイアムカミノマゴでいく。
1F短縮になるが、マイルよりもワンペースで行ける1400mが向くはず。
傾向からもエルフィンSでちょい負けの馬が強い。
枠もよいところが当たった。

それでも、フルスペックのミクロコスモスには敵わないかも。
折り合いに難のある現状だけに、この距離はいい方に向くのでは。
ただ桜花賞本番を見据えると、できればテンを急がせたくはないはず。
「権利取り」のタスク遂行には定評のある武豊。
バースデー重賞でどんなハンドル捌きを見せるか。

あとは阪神JFで正攻法の4着と見せ場を作ったショウナンカッサイ
今回もさほど人気にはならないだろうが、踏ん張る場面があってもおかしくない。
影の実力馬、といった感じがいかにも幸さんのお手馬らしい。
レッツゴーキリシマみたいな。

・中京記念 1着 ◎サクラオリオン 単勝5,680円

工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工

買ってへんし・・
何だこの、まるで外したような脱力感は。
これもし取ってたら、
今年のマイナス分は全部チャラになるどころか大富豪になれる。

おまけにショウワモダンも圧勝。
こりゃ日曜は勝負に出てスベり倒すパターン確定やな。
でも買う。

◆中山11R 東風S
◎ショウワモダン
○ゲイルスパーキー
▲マイネルスケルツィ
【モチベーション:C】

東京新聞杯でも◎を打ったショウワモダン
中途半端に穴人気した挙句、9着に敗れたが、
いま思えば展開も厳しかった。色気を持って追走してしまった感あり。
今回は内からマイネルスケルツィか、
あるいはスパインあたりが行くだろうがペースは落ち着きそう。
先行勢の直後で流れに乗れば、好位抜け出しが有望。
もちろん藤田伸二起用も魅力で。

立ち回り上手なゲイルスパーキーも怖いが、
どちらかといえば1400m巧者かも。
マイル戦で突き抜けるまでのイメージは??
ただこの枠は不気味。

◆阪神8R 4歳上1000万下
◎スマートブレード
○ベンティスカ
▲マサヤマト
☆ウィッシュビーワン
△エイワナギ
△エビスオール
△マルサンテクニカル
△トーセンマエストロ
【モチベーション:C】

力の序列がハッキリしやすいクラスだが、ここは大混戦の様相。
ここは新戦力台頭の期待を込めてスマートブレードを狙う。
前走は笠松での交流戦だけに過大評価はすべきでないものの、
4ヶ月の休み明けだったことを考えれば上出来。
8歳では何の新鮮さもないように映るが、
その前走が初ダートだったことを考えれば、
まだ底は見えていないという表現もできる。

一応、鞍上には岩田康誠を起用し気合いは入っている。
快進撃はつづく・・かも。

◆中京11R 中京記念
◎サクラオリオン

【モチベーション:C ダメ元です】

まいどです。
中京記念、馬柱を見れば見るほどヤマニンキングリーで鉄板な気がしますが、
そう簡単に決着するレースじゃないことは皆さんご存知ですよね?
最近やたら前が詰まる武豊というのも何かやらかしそうな気配・・
もちろん、勝てばそれでOKだとは思うんですけどね。

かといってトウショウウェイヴやレッツゴーキリシマあたりも、
そんなに期待できるイメージはない。ここは何となく、ですが。

ここはエイヤーでサクラオリオンの一撃とかいかがでしょうか。
福島記念や中日新聞杯など、そんなに大きく負けてはいないですし、
ちょっとしたキッカケで圏内突入があってもおかしくないと思うのですが。
その「キッカケ」となりそうなのが、
ローカル重賞の破壊王・秋山真一郎。
04年のこのレースをシンガリ人気メイショウキオウで制し、
昨年はキーンランドCをシンガリ人気タニノマティーニで勝った。
13番人気のビーナスライン@函館スプリントSなんてのもあったぞ。
これもシンガリ人気か!
午前10時現在、18頭中単勝15番人気。
もしシンガリ人気まで落ちようものなら期待は膨らむが、
ドリームフライト、トウカイルナなど強敵が揃っておりこちらは難しそう。

まあ、冗談はさておき、これくらい思い切って狙えるレースなのは間違いなし。

今週の競馬はまだ全然予習してないや。
これがかえっていい結果を生んだり、生まなかったり・・

ラジバンダリ!!

使い方あってる?

■フィフスにユタカ(サンスポ)
弥生賞を回避したフィフスペトル(美・加藤征、牡)は
Wコースで5ハロン67秒6−51秒9−37秒9−12秒8をマーク。
馬なりながらキレのあるフットワークを披露した。
「併走馬が引っ掛かってしまって、最後はギリギリ追いつくという感じだったが、
時計はピッタリ。いいんじゃないかな」と加藤征調教師は満足げ。
未定だったジョッキーは武豊騎手に決定。
「阪神の乗り馬をやめてまで(中山に)来てくれる。
あれだけのトップジョッキーですから、手替わりは関係ないでしょう」とトレーナーは説明した。
レースの結果次第で皐月賞(4月19日、中山、GI、芝2000メートル)か、
NHKマイルC(5月10日、東京、GI、芝1600メートル)に進むことになるが、
武豊騎手にはリーチザクラウン、ブレイクランアウトの騎乗予定馬がいるため、
GIでの鞍上は流動的だ。


弥生賞回避のドタバタ劇が、
かなりミソをつけてしまった感のあるフィフスペトル。
結局その渦中にあった三浦皇成は再登板ならず、
明らかに今回限りの騎乗となる武豊が起用されることとなったようだ。

そもそも出走を予定していた弥生賞をドタキャンしたのが、
最終追い切りが軽すぎたためとのこと。
その時に乗っていたのが三浦で、
責任の所在がそちらに向けられてしまった。
ところが鞍上からすれば指示通りだったようで、
伝達のミスを乗り手に被せるとは何事かと、
三浦の師である河野センセイが加藤征弘に噛みついた。

・・というのが専らの噂。
当該者のBlogにもその件について触れられているので、
そもそもの原因以外は割とクリアに一般ファンにも伝わっている。

この際、武豊が乗ること云々は別にいい。
それよりも三浦の手を完全に離れてしまうであろうことの損失が大きく感じられる。
三浦にとって唯一の重賞パートナー。
これまで乗った馬の中で間違いなく随一のポテンシャルを持った馬が、
その手を離れてしまうのがもったいない。

ところで、この件で三浦と加藤征厩舎は絶縁関係にでもなるのかと思ったら、
今週の中山牝馬Sのダンスオールナイトでコンビが結成されている。
なんで??先約があったから仕方なく?

これで勝たせたりしたら三浦もますます非凡なシナリオを歩めるのだが・・

きのう更新を放置した報いとして、
最近評価急上昇中の水川あさみのCM(エネオス)を貼り付けておく。



「恥じているのね、自分を恥じているのねエネゴリくん!!」

・・おもろい。
一緒に飲みに行ったら絶対おもろい。
この低めのトーンの声もまたよし。

昨年のWSJSで来日したガルシア騎手のことを覚えているだろうか。
当Blogでも少し紹介させていただいたが、
やはりクリーンとのコンビでゴールデンスパーTを制し、
「こんな大きい馬はアメリカでも見たことがないよ!」
と興奮気味に話していたことが印象深い。

ところが、彼も彼でクリーンのことが忘れられなかったようだ。
先週久々に買ったスポニチの武豊のコラムによると、
武豊がドバイに遠征した際、
・・つまりジュベルハッタに乗りに行った時のこと。
そこにはガルシアも遠征していたのだが、
何と武豊に「日本の大きな馬はどうしてる?」と質問したんだとか。

うれしいじゃねえか。
たった一度の騎乗で、
日本の、お世辞にも一流とは言えない馬の事を覚えてくれているなんて。
しかもただデカいというだけで(笑
奇しくもこの週末、クリーンは武豊とともに仁川Sに出走し5着でした。

・・・・・・
つーかガルシア、ドバイWCでも有力馬に乗るらしいやん。
07年にはベルモントSも勝ってるし、
実はすごいジョッキーじゃないですか。

いつか、ガルシアとクリーンのコンビ再結成が見たい。
どうです、短期免許で来日しませんか?
「クリーンに乗るために日本に来た」くらいのコメント出してくれたら、
みんな大喜びですよ。
クリーンがアメリカに行くという手もありますが、
そっちだと馬体重を計らないでしょ?
それでは意味がないのです。・・ないのか?

■レース結果(クリックすると拡大)
0307nakayama11









【投資:2,400円 回収:0円】
予想エントリ:【オーシャンS予想】◎コレデイイノダ

今更ながら感ありありですが。

高松宮記念へ「余裕残しの仕上げ」と言われていた○キンシャサノキセキが、
本当にプラス10キロで出てきた。
緩い馬場にも苦戦し、坂を上がったところでバッタリの10着。
これが実力ではないことは誰もが知っているが、
果たして本番までにしっかり絞って来られるかどうか。
ここで失敗しては、叩き台に徹した意味もなくなってしまう。

中京1200mならスリープレスナイトをも負かせる可能性は高いだけに、
なおさら陣営の奮起に期待したい。

・・・・・・
連闘の☆アーバニティが初挑戦で重賞制覇。
馬の勢いもさることながら、横山典弘が絶好調だ。
「勝つときは何もかもがうまくいくもの」を体現するかのような騎乗。
道中はインで我慢し、直線で空いた所を割って出る。
理想的な立ち回りで混戦にケリをつけた。
これで重賞騎乗機会3連勝に加え、
今開催の中山では初日のメインをこのアーバニティで制しており、
4日間のメインレースを総ナメに。
このへんで打ち止めにしておかないと、
皐月賞まで勝ち運が残っていないかもしれませんよ。

◎コレデイイノダは単勝12番人気の伏兵扱い。
これで中途半端に人気してたら恥ずかしかったが、まずは及第点だった。
しかし、1200m重賞のテンの流れに乗り損ね後方のまま直線へ。
強引にラチ沿いから脚を伸ばし、
なかなかスムーズに追えないながらも0.2秒差7着なら納得。
もうひとつ前のポジションを取れていれば、
また違う結果が待っていたかもしれないが・・

◇中山11R 弥生賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【弥生賞予想】◎ロジユニヴァース

これで皐月賞は「ラジオNIKKEI杯2歳Sの再戦」ということになるのかな。
朝日杯勝ちのセイウンワンダーは仕上がり途上とはいえ8着と大敗。
立ち回りの巧さが目立っていたアーリーロブストも、
揉まれる苦しい展開となり6着。
暫定の「世代最強馬」への対抗勢力と期待された2頭の凡退で、
ますますロジユニヴァースとリーチザクラウンの激突色が濃くなった。

それにしても◎ロジユニヴァースが逃げるとは誰が想像したことか。
そして定石通りスローに落としての2馬身半差楽勝。
慣れない展開でも折り合いを欠くこともなく、
精密機械のように淡々と自分のペースで走る。
卓越したインテリジェンスを感じさせる馬だ。
リーチザクラウン陣営が、
逃げる逃げないで神経質になっている中で、
「逃げることもできる」ということを示したのも皮肉な限り。

かつてのシンボリルドルフって、こんな雰囲気だったんじゃないだろうか。

ブエナビスタのチューリップ賞とは違って、
楽に回ってきただけで余計な負担の掛からない満点の試走。
ただ、とうとうスローで後ろから行ってどうなるかはわからんかった。
日本ダービーを見据えるならば、
そういった経験も一度はしておきたかったんじゃなかろうか。

どうします?皐月賞。
ロジユニヴァースの5連勝?
リーチザクラウンの逆襲?
それともまだヴェールを脱いでいないアンライバルド?
私は引き続き「ロジ派」です。でも馬券は買いません(予定)。

・・・・・・
2着はミッキーペトラ
この馬の将来は明るいですね。
もちろん皐月賞や日本ダービーでどうこう、というわけではなく、
前に行ってサッと速い脚を使えるセンスは幅広く通用する。
それこそバランスオブゲーム師匠みたいになれれば。

○アーリーロブストは馬場かな。
本来はもっと行きっぷりがいいはず。
京成杯勝ちということでいえばサンツェッペリンにような例もあるわけだし、
まだ見限るのはもったいないかも。

一方、セイウンワンダーの短期間での立て直しは難しいかも。
展望の記事でも書いたとおり、
朝日杯の勝ち馬は03年のコスモサンビーム以来、
3歳春に勝ち星を挙げられた馬がいない。
当然ながら初戦につまづくのも恒常化しており、
改めて2歳戦で大きな負担が掛かるリスクを思い知らされた。

◇阪神11R チューリップ賞
■レース結果(netkeiba)
予想エントリ:【チューリップ賞予想】◎ブエナビスタ

◎ブエナビスタ、完勝。
未勝利戦、阪神JFと同じ大外一気で、打倒女王を目指す12頭を蹴散らした。
最後方待機から、
残り1000mあたりで徐々に前との差を詰め始め、
4角で前を射程圏に入れ直線でもうひと伸び。
ほぼ馬なりのまま、長く脚を使っているし、
松田博資師が言うとおり「勝手に走っている」感じがする。

まだトライアルは2つ残っているが、
すでに桜花賞の行方は決まったようなものだ。
このまま順調にいけば。

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まさか逃げるとは・・( ゚д゚)ポカーン
そんな感じでした。>ロジユニヴァース
詳しくはまた回顧エントリで。

■今週のハズレ馬券たち
3月7日
0307nakayama11






コレデイイノダ。しっかり伸びてはいました。
でも懸念した通り後ろからのレースになって、
なかなかスムーズに進路をとれなかった。
でも、外に出されるよりは納得できる負けでした。


3月8日
0308nakayama05






浩大→ウチパクで超期待したニシノラブキング。
ソツなく好位で流れに乗れていましたが、
今回に関しては勝ち馬の力が上だったように感じます。
完敗の2着でしたが、これも納得できる負け。


0308nakayama10






トウショウガナー。じゅ、13着・・
先行したまではよかったけど、
4角でもう「こりゃダメだ」とばかりに鞍上も追わず。
普段はあんなに崩れる馬じゃないはずなのに。
困ったぜ。

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阪神12Rでトウショウクエストが取り消してしまったため、
しゃかりきにダノンアスカを狙うモチベーションがなくなってしまった。
ニシノラブキングも2着に敗れてしまったことだし、
弥生賞もスルー決定。
代わりにこのへん、行ってみましょう。

◆中山10R ブラッドストーンS
◎トウショウガナー
○スリーセブンスピン
▲ファイナルスコアー
☆マハーバリプラム
△インプルーヴ

2か月ぶりのトウショウガナーの逃切りに期待。
前走は完全な勝ちパターンに持ち込んだが、
後のOP2着馬ダイワディライトの2着では相手が悪かった。
準OP卒業はもう目の前。
ノリさん、好スタート決めてください。よろしく。

◆中山5R 3歳未勝利
◎ニシノラブキング
○ブルースターキング

浩大→内田博幸の鞍上強化でニシノラブキングが惜敗続きに終止符を打つ。
2走前、前半1000mが57.9秒というハイラップを、好位追走から2着に粘った力は上位。
スロー確実のこのメンバーなら楽に前に行って押し切れるだろう。

相手も関西馬ブルースターキング。
力のいる馬場が向きそうだが、脚質的に突き抜けるのは難しそう。

弥生賞の裏番組になる阪神ではオープン特別が2鞍。
仁川Sでアロンダイトが超久々に復帰、
大阪城Sでもレインボーペガサスが帰ってくるなど、
さながらリハビリセンター。

そんな中、武豊が大阪城Sで乗るのはマチカネオーラ。
なぜかマチカネオーラ。
昨年の金鯱賞でも乗っていたマチカネオーラ。
「手が空いた時だけで結構ですので・・」感のあるコンビが、
何だか笑える。出馬表見たとき軽く吹いたもん。
仁川Sの方は巨漢クリーン。これはこれでネタ馬。

さて、阪神からは最終レースの予想。


◆阪神12R 4歳上1000万下
◎ダノンアスカ
○トウショウクエスト
【モチベーション:B 怖いのは出遅れだけ】

課題のゲートが向上し、現級の安定勢力となっているトウショウクエスト
しかし阪神替わりは決して好材料とはいえず、
また最後に末が甘くなってしまいそう。

抜群の破壊力を持つダノンアスカなら捕まえられる。
休み明けになるが、休養前に現級で4着。
典型的な前残りのペースに泣いたが、
外を回っての末脚が通用することが証明した。
その前の500万下勝ちはワンサイドの圧勝。
あの勝ちっぷりを見る限り、
道中のタメが必要な1400mよりも、
ワンペースで流れるこの距離の方が向いてそうだ。

ただ、ゲートの下手さ加減も破壊的で、毎回ほぼ確実に出遅れている。
どうせ後ろから行くんだから・・と言いたいところだが、
発馬がうまくいくことで道中のリズムもよくなるはず。
五分に出られれば勝機はかなり増す。

もう一頭、鍵を握るのが内枠のデビルズコーナー。
前走は出遅れてしまい後方のままに終わったが、
元来は芝の「直千」でもハナを奪うほどの快速馬。
この馬が先行争いに加われるかどうかが序盤の流れを決めるだけに、
ぜひトウショウクエストの行く手を阻むダッシュに期待。

◆中山11R 弥生賞
◎ロジユニヴァース
○アーリーロブスト
【モチベーション:C どうせ一本かぶりでしょ】

フィフスペトルがいない、ナカヤマフェスタがいない。
アントニオバローズもいなくなった。
特に投票を見送った2頭は、
何らかの理由をつけてスプリングSに逃げただけなんじゃないの??
と勘繰りたくなる。
まあ、どちらも追い切りが今ひとつだったようですが。
とにかく、10頭立てとなった弥生賞。

本来ならアーリーロブストの巧みな立ち回りが、
「2強」撃破へ活路を見出すと考えていたが、
この少頭数ではそういうわけにもいくまい。

3戦3勝ロジユニヴァースが、きっちり連勝を伸ばして皐月賞へ臨む。
負けるとすれば脚を余した時になるだろうが、
大外10番枠なら自然と流れに乗れるはず。
それでも未経験のスローペースが濃厚で、
外を回っての追走なら前走のようなワンサイドとはいかないだろうが、
それこそディープインパクトがクビ差だけ先着してここをクリアしたように、
着差以上の強さを見せてくれるものと期待。

中間の調教でも好時計を連発。仕上がりには不安がない。
これでまた馬体が増えていようものなら、
一体どこまで成長するのかと末恐ろしくなる。
とにかく、始動戦ということで楽しみは尽きない。

不安なのは、横山典弘が当たりまくってる点くらいか。
でも、仮にここで負けることがあったとしても、
逆に本番でのスパートのタイミングが測れるという意味では収穫もあるはず。
いずれにせよ、順風満帆ということだ。

・・・・・・
先ほどディープインパクトを引き合いに出したが、
当時、自在のレースぶりで食い下がったのがアドマイヤジャパン。
その再現が期待できそうなのはアーリーロブストだろう。
休み明けで距離実績がなく、
後ろからの競馬になりそうな2歳王者よりは、
こちらのほうがアドバンテージがある。少なくとも今回に関しては。

3番手以下はセイウンワンダーも含め混戦だが、
スローペースを前提に考えるとミッキーぺトラあたりがこっそり3着を拾いそうな。

世間的には「2強」でも、たぶんロジユニヴァースが断然人気になるでしょう。
先を見据えると、ここらで一度負けておくのも悪くないと思うだけに、
できれば馬券は買いたくない。
でも万が一、単勝が260円くらいならつい手が出てしまうかも・・

◆中山11R オーシャンS
◎コレデイイノダ
○キンシャサノキセキ
▲サープラスシンガー
☆アーバニティ
△モルトグランデ
【モチベーション:B 狙うしかない!】

週半ばまではサープラスシンガーでいいだろと思っていた。
特に内枠を引ければ、無理せずハナに立てるものだろうと。
しかし、当たったのは6枠11番。
今回も目障りな同型マチカネハヤテが内にいるだけに、
少なからず手綱を押してからの先行策になるのでは。
その分だけ末が鈍ると判断し、3番手まで。

代わって本命は3番枠を引いたコレデイイノダに決めた。
8歳暮れから突然、目が覚めたように上昇中。
それでも、外枠だったらきっと見向きもしなかったはず。
この馬は内から脚を伸ばしてくるのが得意。
前走のバレンタインSもそうだし、
昨年末に勝った六甲アイランドSもそう。
さらに遡れば、
06年4月に勝った赤穂特別(ダ1400m)も馬群を割っての勝利。
この時、馬券取らせてくれたの覚えてるわ〜!

とにかく「内からスルスル」が必殺技。
たぶん頭が高いフォームだから使える脚が短くて、
ギリギリまで仕掛けを我慢しないと伸び切れない。
当然、外を回っていたら持ち味を出せないということなのかも。
安藤勝己も横山典弘も、
できるだけ内のポケットで我慢し、
スパートのタイミングを遅らせていたのが印象的だ。

今回、鞍上に迎えるのは内田博幸。
06年のネイティヴハートでの「内からスルスル」は実にお見事だった。
狙うはあの再現。
いきなり1200mの重賞で流れに乗れるんですか?
ちゃんと内を狙ってくれるんですか?
確かに心配の種はあるけれども、
まあまあ、そのへんはゲートが開いてみないとわからないのだ。
穴馬を狙うとはそういうものなのだ。

・・・・・・
GI2着2回のキンシャサノキセキが当然ながら最大の敵。
しかし、相手が楽だからといってきっちり勝つタイプの馬ではないし、
右回りで仕上がり途上なら実力発揮ならないケースもある。

その他のメンバーはそんなに強力ではない。
昇級アーバニティの勢いには注目したいが。

今週の中山は「バブルガムフェロー祭」になるかもしれませんよ。

◆阪神11R チューリップ賞
◎ブエナビスタ
○ブロードストリート
【モチベーション:D 女王の試走を拝見】

断然人気でもブエナビスタに逆らう必要なし。
別に勝っても負けてもいいけど、
普通に走れば結果はついて来るだろう。

女王に迫る資格があるとすれば、
阪神JFで完敗を喫したジェルミナル他よりもブロードストリート
万が一、展開の紛れなどがあれば逆転のチャンスもある。
桜花賞の出走権を取るために、
わざわざブエナビスタのいるここを選んできた点に陣営の自信も感じられる。

・・・・・・
馬券はやめておきましょう。
ここでお金を使うなら、
もっと他に有意義なレースがあるはず。

順調。変わらないのが一番。
3歳春にして陣営にそう言わしめるブエナビスタには、
すでに古馬の風格さえ漂っている。
まともなら、間違いなく桜花賞の最有力候補。
未勝利勝ち直後の阪神JFで問答無用の大外一気を決め、
ポテンシャルの違いを見せつけた。

他陣営の反応も正直だ。
例年、桜のキップを巡り大挙エントリーが行われるチューリップ賞が、
登録段階で20頭どまり。
ゲートインを決心したのは13頭とフルゲートを割った。
ウオッカとダイワスカーレットがいた一昨年でさえ、16頭が揃ったというのに。

未対戦の有力馬もおり、女王といえど油断は禁物だが、
逆にそれらを退けることで桜に当確ランプを照らしてしまうのもひとつの趣。
単勝オッズは1.5倍を切るかどうか。
もちろん、それに応える可能性は高い。

負かすとすれば2戦2勝のブロードストリート。
これまで跨った後藤浩輝、藤田伸二といった名手が、
それぞれ能力を絶賛した逸材だ。
まだ桜花賞の出走権は確保していないにもかかわらず、
「本番を見据えたレースを」と陣営が話すほどで、
トライアルで3着以内に入るなど造作のない事と言わんばかりの自信が伝わってくる。

ちなみに「藤原英昭厩舎の打倒ブエナビスタ三銃士」の一角ジェルミナルも出走。
まだ権利がないブロードストリートと使い分けると思いきや、
こちらに出てきたあたりも、
ブロードストリートに対する信頼の高さがうかがえるではないか。

再来週のフラワーCでラストチャンスにかけるワイドサファイアともども、
揃って本番での晴れ姿が見たいものだ。

さて、それでは昨日の続きですよ。
すげえメンバーだとウキウキしてるだけじゃ生産性がないので、
それなりに予想めいた方向で話を進めていきましょう。
有力6頭の中から、最も勝利に近い存在を探してみます。

まず、近年の傾向として、年明け初戦の馬はやや苦戦中。
京成杯、シンザン記念、共同通信杯あたりをステップにしてきた馬が、
朝日杯やラジオNIKKEI杯からの直行組を上回っている。
とはいうものの、
04年コスモバルク以前は「年始組」が4連勝を果たしており、
一概に使われてきた組が有利というわけではないのかも。
まあ、直近のトレンドということで。

似たような話題になるが、
朝日杯FSの勝ち馬の年明け初戦が近年あまり振るわない。
最後に3歳初戦を勝利で飾った馬となると、
03年のエイシンチャンプ(弥生賞1着)まで遡る必要がある。
昨年のゴスホークケンを除き、
決して大敗しているわけではないのだが、
初戦でつまづいてそのままリズムに乗り切れない例が多い。
コスモサンビームとか、マイネルレコルトとか、
フサイチリシャールとか、ドリームジャーニーとか・・
3歳春にひとつも勝ててない馬ばっかり。
やはり2歳の身で、高速馬場のGIを経験すると過剰な負担がかかるのかな。
続きを読む

・条件馬列伝2009 ♯7
マリンフェスタ 牝6 栗・矢作芳人 厩舎 【3.5.2.21】 ※09年3月1日現在
主な勝ち鞍:飯豊特別(1000万下)

2006年7月16日。
私はある人とドライブに出かけていた。
祇園祭で賑わう京都の街を避けるかのように、
琵琶湖畔を北へ、北へ。
あいにくの雨ではあったが、
3連休の真ん中ということもあって気持ちは軽やかだった。

夏競馬の開幕週、アイビスサマーダッシュ。
本命はマリンフェスタに決めていた。
まだ駆け出しの矢作芳人厩舎が、
早くからそのスピード能力を開花させようとしていた3歳牝馬。
同じ新潟「直千」のはやぶさ賞を5馬身差で圧勝し、
前走のバーデンバーデンCは前半3Fが驚異の32.4秒。
この天性のスピードは重賞でも通用すると確信していた。

結果は2着。
サチノスイーティーとの馬連5,560円を、確か500円持っていた。

・・・・・・
現在の彼女が彼女になる前の、最後のデートの日だった。
3万円弱のディナー資金を獲得し、
「競馬が当たったし何か豪華なモノ食べようや!」
と寿司をプッシュした。
食事に誘えたのはマリンフェスタのおかげとまでは言わないものの、
スムーズにシナリオを描かせてくれたのは、
間違いなくマリンフェスタの頑張りによるものだった。

しかし、その力走もむなしく、
その日は無難に工程を終わらせてしまった。
せっかく夜景を観に行くまで脚本は進められたのに・・
なんという決定力不足。
直線競馬を一気に駆け抜けるマリンフェスタを見習ったらどうなんだ。
彼女を送り届け、ドアを閉めた瞬間、
ハンドルに頭突きを食らわせたことは今でも覚えている(笑

紆余曲折を経て、というかそのわずか5日後、
わざわざ彼女を呼び出して再び場をセッティングし、
今度はどうにかケリをつけることができた。
2006年7月22日のことであった。

これでマリンフェスタも安心してしまったのだろう。
以後は完全に精彩を欠いてしまう。
先行してはバテるという淡白なレースばかりが続き、
得意のはずだった「直千」ではテンに行き切れず馬群に沈むレースも。
1000万下特別を1勝したものの、
その後は12戦して2ケタ着順が11回。完全に終わった。

こんなことを今、彼女に話したら確実にしばかれるだろうけど、
馬には人と人を結ぶ力があると私は確信している。
・・もちろん馬がおらんでも結ばれていたとは思いますが(笑
きっと競馬ファンなら誰しも、そんな経験があるんじゃなかろうか。
何も男女の関係だけでなく、
友人や同僚とドラマが生まれたとき、
たまたまその傍らに馬がいた。
そんな偶然を、これからも大切にしたい。

・・・・・・
マリンフェスタはもうすぐ条件馬ではなくなる。
というより、現役馬ではなくなるのだ。
先週の韓国馬事会杯を最後に引退し、繁殖入りすることが内定。
本当に長い間、お疲れ様でした。
そして無事に繁殖牝馬になれることをうれしく思います。

■先週のレース回顧[2] お疲れマリンフェスタ(矢作厩舎公式Blog)
最後にマリンフェスタ。
彼女は本当にがんばってくれた。
これで引退、
日高の天羽牧場で繁殖に入ります。
オーナー、牧場の人たちが相談中で
僕が口を挟む必要もないけど
スピード血統の種馬をつけて
スピード能力を追求してもらいたいですね。

母系のスピードは絶対だと思っているので
その仔には母が果たせなかった
アイビスサマーダッシュを獲ってもらいたいです。

最後にもう一度
マリンフェスタへ。
お疲れ様。

弥生賞でクラシック候補6頭が大激突。
粒揃いと言われる今季の3歳牡馬だけあって、
早くも「豪華メンバー」とさえ表現したくなるほど。

■弥生賞有力馬の戦績と主な勝ち鞍
・アーリーロブスト(【3.2.0.0】京成杯)
・アントニオバローズ(【2.1.0.0】シンザン記念)
・セイウンワンダー(【3.1.0.0】朝日杯FS、新潟2歳S)
・ナカヤマフェスタ(【2.1.0.0】東スポ杯2歳S)
・フィフスペトル(【2.2.0.0】函館2歳S)
・ロジユニヴァース(【3.0.0.0】ラジオNIKKEI杯2歳S、札幌2歳S)

それぞれが重賞ウィナー。
というか、これまでに行われた世代重賞の半数以上が、
一堂に会した事になるのでは?
ここにいない牡馬の芝重賞勝ち馬は、
リーチザクラウン、シェーンヴァルト、ブレイクランアウト、
それから先週のダブルウェッジと短距離馬ゲットフルマークス。

出るべき馬が、全部集まった。そんな感じ。

さらに、この6頭の通算成績を合算してみたら、【15.7.0.0】だとさ。
22戦15勝!!
GIが1勝で重賞が全部で8勝!!
連対率100%!!

わっしょいわっしょい。

全馬がパーフェクト連対と気づいたときは、
さすがにちょっとゾクッとしたさ。
たぶん、着外はナシくらいの結果にはなるだろと思ってやってみたのに・・

そんなパーフェクト伝説も今回で確実に終わりを迎える。
普通ならば、4頭が連対率100%から脱落し、
少なくとも1頭は掲示板からも外れることになってしまう。
いわばサバイバル。
汚れなき青年のまま、皐月賞へ駒を進めるのはどの馬か!?

3月8日。お見逃しなく。


そして展望は明日につづく・・

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