「人生、無事是名馬」|雑談系競馬ブログ

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

2007年11月

サンライズマックスは志が高い。
菊花賞当日の1000万下級・北野特別を圧勝し、
次に狙いを定めてきたのは父内国産限定重賞・中日新聞杯。
勢いに乗ってG3のタイトルを仕留めてしまいたい。

メディアからの評判も高く、ひょっとしたら1番人気での出走になるかも。
ハンデも53kgで手を出しやすい数字。
鞍上にも早くからM.デムーロを確保していた模様で、
陣営の力の入れ具合も伝わってくる。

・・・・・・
前走を勝った後、それなりの勢いで誉めちぎってしまっただけに、
その評価が正しいのかどうかがある程度クリアになる今回は緊張する。
少なくともこのメンバーならば難なく通過できるのでは・・

7dd7a91d.jpgきょうはDEPAPEPEのミニアルバム『デパクラ』の発売日。
まさか彼らの奏でる『パッヘルベルのカノン』を聞けるなんて・・
幸せすぎる。来年こそライブへ行きます。

最後のチャンスかもしれない。
今週土曜のステイヤーズSにトウカイトリックを出走させる松元省一師は、
来年2月をもって勇退することがすでに決まっている。
調教師として競走馬と付き合うのも残り3ヵ月。
重賞に有力馬を送り出し、タイトルを獲得できる機会はそう残されてはいない。
トウカイテイオー、スティルインラブなどの名馬だけでなく、
「2着王」サイレントクルーズなどの個性派を輩出したステーブル。
トウカイトリックもその前例に恥じないキャラを持つ。

適正距離をひとことで表すなら「長距離」。
これまで3000mを越える距離を走った8回の成績は【1.3.3.1】と、
ディープインパクトのスーパーレコードが出た06年春の天皇賞以外は、
まったく崩れることなく高いパフォーマンスを維持している。

一方、現状の距離体系で間違いなく長い部類にカテゴライズされるはずの、
2500m目黒記念でさえ2年続けて完敗を喫しており、
完全に3000mオーバーの世界に特化している。

そんな傾向もはっきりしてきたところで、
前走のアルゼンチン共和国杯で2着に激走(10番人気)するあたりが個性派たる所以。

JRAの平地最長距離重賞で、今年2つ目の重賞タイトルを手にするとともに、
厩舎にとってあるいは最後になるかもしれない勲章を届ける構えだ。

・・来年のダイヤモンドSも獲ったるわ!
という威勢のいいコメントも聞こえてきそうだけど。

11月24日
◇東京11R ジャパンカップダート
1着○ヴァーミリアン――――57武豊
2着△フィールドルージュ――57横山典弘
3着△サンライズバッカス――57安藤勝己
・・・・・・
4着▲メイショウトウコン――57武幸四郎
5着△ワイルドワンダー―――57岩田康誠
6着☆ドラゴンファイヤー――55田中勝春
7着◎ブルーコンコルド―――57幸英明
8着△ステューデントカウンシル――57R.ミグリオーレ
10着・・フリオーソ――――――55内田博幸
11着・・フサイチホウオー―――55O.ぺリエ
【投資:2,700円 回収:0円】


緩むと見ていたペースは思いのほか速かった。
先手を奪ったエイシンロンバードに外国馬キャンディデートが競りかかり、
直後にはフリオーソも引っ掛かりながら追走する形。

それぞれの馬の力量不足という見方もできるだろうが、
結果的に先行勢は全滅。
2番手追走と、いつになく積極的に前に付けた◎ブルーコンコルドもその例外ではなかった。
いくらハイペースとはいえ、本来そう簡単に末脚を失うほどヤワではないはず。
交流GI東京大賞典を勝っているとはいえ、
本質的に2000mオーバーの距離はやや長かったのかもしれない。

・・・・・・
激流を後方でやり過ごしたのが○ヴァーミリアン
3角あたりから楽な手応えで徐々に進出し、
直線では馬群の真ん中を伸びて突き抜けた。

いい意味で特に言うことはナシ。
流れさえ引き締まれば、力のある馬はギャンブルをしなくても勝てる。
これが翌日のジャパンCとの大きな違いだった。

ラチ沿いを巡る攻防には注目されたが、
まさか△フィールドルージュがそこを制するとは。
てっきり「ノリスペ」に徹するかと思いきや、巧みに立ち回っての銀メダル。
この高速決着で待機策を選んでいたら、恐らく上位には来られなかったはず。
鞍上の好判断は間違いなかった。それでも2着だった・・

待機策に出たのは▲メイショウトウコン
どうしても機動力に欠けるだけに、この結果は仕方がない。
対照的に△ワイルドワンダーがうまくインを突き掲示板確保。

阪神渡辺2.5倍増サイン nikkansports.com

おめでとうございます。
これは最大限の評価ではないでしょうか。
きのうテレビでファン感謝祭の様子が流れてましたが、
いい感じでいじられて認知度アップの手応えを得ました。

エスパー伊東に似てるばっかり言われてたけど(笑

・・・・・・
カープからいらっしゃるアライさんに背番号「25」を譲ることになり、
話題性もついてきました。
さてさて、新しい番号でも探してみますか。

ハマちゃんが去るので「5」。冗談です。
いいとこ狙うなら、ファイターズへ移った中村やっさんの「13」あたり。
あつかましい?

大学のときが「14」やったから、ひとつ前進という意味でも。
ありがち?

11月25日
◇東京10R ジャパンカップ
1着△アドマイヤムーン―――57岩田康誠
2着△ポップロック―――――57O.ペリエ
3着◎メイショウサムソン――57武豊
・・・・・・
4着△ウオッカ―――――――53四位洋文
5着・・デルタブルース――――57川田将雅
6着・・チョウサン――――――57横山典弘
8着☆アルティストロワイヤル――57J.タラモ
10着△インティライミ――――57佐藤哲三
14着○ドリームパスポート――57安藤勝己
18着▲ヴィクトリー―――――55C.ルメール


△アドマイヤムーンにとっては天皇賞の借りを痛快に返す勝利となった。
直線半ばまで岩田康誠の手綱は持ったまま。
これ、この手応えが見たかったわけですよ、天皇賞で!
切れる脚をギリギリまでタメて、破壊力を凝縮・・
鞍上のゴーサインに合わせて先頭に躍り出ると、
宝塚記念でも覇を競った2頭を抑え込んだ。

で、名残惜しげもなく引退するわけです。
「有馬記念で1年を締めくくる」という日本競馬の慣習なんぞどこ吹く風。
大いに構わないと思います。
だいたい有馬記念がドリームレースであるという概念なんてとっくに捨てるべきだし、
それが盛り上がりに水を差すとまで言う権利は持ち合わせていません。
・・このへんはそれほど保守的ではないみたいですな(笑続きを読む

11月25日
◇東京10R ジャパンカップ
1着△アドマイヤムーン―――57岩田康誠
2着△ポップロック―――――57O.ペリエ
3着◎メイショウサムソン――57武豊
・・・・・・
4着△ウオッカ―――――――53四位洋文
5着・・デルタブルース――――57川田将雅

東京2400mは紛れもないチャンピオンコースのはず。
後に種牡馬となるにあたって、
この舞台での実績があったか否かがそのまま期待値になるといっても過言ではない。

にもかかわらず、その決着が「4角を回るポジショニング」によってもたらされていいのか?
ラチ沿いをピッタリ回ったアドマイヤムーンが先に抜け出し、
馬群を捌いて伸びたポップロックが2着。
スローペースを嫌い、外を回って差を詰めにかかったメイショウサムソンは、
思いのほか伸びあぐね3着に終わった。

東京の広いコースでは、展開の紛れなどなく正々堂々の勝負が行われるべきだ。
そんな主張そのものがすでに時代錯誤なのだろうか?
であれば、いくら東京であってもまずは好位をセンスよく立ち回れる馬を探さなければ。
極めて不本意ではあるのだが。

天皇賞のメイショウサムソン、そしてジャパンCのアドマイヤムーン。
いずれもラチ沿いを巧みに捌いて、栄光のゴールへ飛び込んだ。
やはり時代錯誤の主張は引っ込めるべきなのかもしれない。

・・・・・・
また「時間差攻撃」で回顧は完成させます。
ちなみに馬券は迷った末、買いませんでした。
レース前はうたた寝してたし(笑

◆京都11R アンドロメダS
◎サクラメガワンダー
○ニルヴァーナ
▲アサカディフィート
☆アップドラフト
△マヤノライジン
△トウカイエリート
△トウカイワイルド
△メテオバースト

マイルCSでも好勝負が期待されながら、
無念の除外となってしまったサクラメガワンダー
トップハンデ57.5kgでもここなら負けられない。
この秋のM.デムーロの健闘に期待する意味でも◎。

恐らくペースはスロー。
ニルヴァーナの好位からの瞬発力が生きる。
小倉記念以来のレースとなるがさらなる成長を見込む。

この2頭を1−2着の固定軸にして3連単でGO。

「万博転落劇場」のショックが未だ覚めやらぬ中、
来年のガンバはどこが変わらんといかんのだろうかと熟考していると、
ジャパンカップの予想が疎かになってしまいそうです。

◆東京10R ジャパンカップ
◎メイショウサムソン
○ドリームパスポート
▲ヴィクトリー
☆アルティストロワイヤル
△ポップロック
△アドマイヤムーン
△インティライミ
△ウオッカ

休み明け2走目、距離延長にも不安のないメイショウサムソンの死角を探すのは難しい。
強いて言うなら、
いい加減に武豊の「勝ち運」も尽きるだろうという根拠に乏しい要素が気になるが、
ジャパンカップ連勝という金字塔も事実、過去に達成者がいるのだから大丈夫だろう。

ただし!この馬からマトモに買ってりゃ工夫もなければ妙味もない。
相手には人気のないところを混ぜて3連複にしてしまえ。

ドリームパスポートは普通に期待している。
さすがに休み明けで嫌われているが、今回こそが狙い目。
昨年の今ごろは◎よりもはるかに評価が高かった。
1年が経ってもその脚はサビていないはず。

あとはC.ルメール様のヴィクトリー
あのやんちゃくれをどう御すのか見てみたい。
外国馬からはアルティストロワイヤル
何かよくわからんけど、
このタラモくんて騎手は17歳の天才なんでしょ?

「考えられへんぞ!」

こっちにはすでにサラッと書いたことなんですが、
マグノアウベスが無断で中東へ渡り、
来季から移籍予定のクラブ関係者と接触していたとか。

ふざけんなよ・・と泣きながら言いたい。
まず、かすかながら優勝の可能性を残したリーグ最終盤に、
無断で海外へ渡って現時点で「無関係」のクラブの元へ向かうとは。
当然その間の練習も欠席。
どうやら先週末のFC東京戦後そのまま渡航していたようで、
一体どこまで勝手な行動に出ていたのか。

ほんまに、ふざけんなよ・・
マグノのゴールで我々がどれだけ熱狂させられたことか。

今年だって、明日だってマグノの残り少ないガンバでの選手生活の中で、
また素晴らしいゴールが見られると期待していたのに。

怒りを通り越して、悲しくなってきた。

・・・・・・
あした万博へ行きます。
恐らく「背番号9」のユニを着たサポーターもたくさん見かけるはずだ。
彼らの気持ちを察すると・・

もういい。マグノ抜きで戦うホーム最終戦。
ひと足早く08年ガンバの予行演習ができると思えば。

金曜京都の最終でわずかながら軍資金をゲット。
気分よく、リラックスして予想に励みましょう。


【ジャパンCダート 単勝オッズ(真夜中の時点)】
ヴァーミリアン:3.2倍
ドラゴンファイヤー:5.9倍
ステューデントカウンシル:6.7倍
メイショウトウコン:8.8倍

ワイルドワンダー:12.0倍
フィールドルージュ:12.6倍
フサイチホウオー:15.9倍

ワンダースピード:20.2倍
サンライズバッカス:20.5倍
キャンディデート:21.0倍
ジャックサリヴァン:23.9倍
フリオーソ:25.0倍
ブルーコンコルド:29.4倍←←←

エイシンロンバード:82.3倍
ボンネビルレコード:83.3倍
カフェオリンポス:198.7倍

・・・・・・
さすがにナメられすぎとちゃいますかね(笑続きを読む

だいたい1200mの京阪杯なんて魅力を感じません。
武豊のサンアディユが近走の好調ぶりからも人気を集めるはず。
57kg・・っていうのが非常に気持ち悪いのですが。
キンシャサノキセキがキャピタルSに回ったりで、
相手はカノヤザクラやブラックバースピンあたり。うーん。

ひそかに浩大のクールシャローンに期待はしてますけど。


◆京都12R 3歳上500万下
◎キクカラヴリイ
○パッションレッド
▲ティアラプリンセス
☆エイシンサーフィン
△スマイリングルーラ

現級で2着が5回と実績十分。
キクカラヴリイが広いコースに戻って末脚を伸ばす。
相手はやはりパッションレッドが中心。
ランペイアに負かされたメンバーが能力的に上位だろう。
ということで3番手もティアラプリンセス

芝のほうのジャパンCはメイショウサムソンの鉄板ムード?
実際、崩れるシーンはちょっと想像しづらいし、
この春からの一連のGIでのハイパフォーマンスを見る限り逆らう理由も見当たらない。

だからこそ、「メイショウサムソンが2着になった場合の勝ち馬」について必死に考えてみる。
そんなシナリオを描けるのは・・

アドマイヤムーン。激戦、宝塚記念差し切り勝ちの再現。
インティライミ。目覚めた日本ダービー2着馬の瞬発力。
ドリームパスポート。戦線復帰の「天敵」がポン駆け激走。
ウオッカ。東京2400mで女王杯取消の無念を晴らす。
ポップロック。昨年の有馬記念で先着の実績あり。

こんなもん?
正直、実現性はあんまり感じられない。これは天皇賞に続く連勝濃厚か。

日に日に変わるアグネスアークの診断。
結局は骨折していたようで。
http://www.jra.go.jp/news/200711/112108.html


さて、話を本題へ。
馬券的に、ジャパンCダートというレースに悪いイメージはない。
03年以降の本命馬は以下の通り。

・・・・・・
03年◎ハギノハイグレイド:3着
04年◎タイムパラドックス:1着
05年◎カネヒキリ:1着
06年◎シーキングザダイヤ:2着

うむ、我ながら悪くない。
特に03年なんてハギノハイグレイドから3連複というファインプレー。
もっともフリートストリートダンサーが抜けというステキな結末でしたが。

このGIの特徴は、何と言ってもコーナーが4つあるトリッキーなコース形態にある。
もちろんコースはダートだから、馬場の内外で砂の状態に差は生じない。
必然的に、距離のロスをなくし内を回った馬が有利。

去年もまったく同じことを書いている。
■「ラチ沿いを制する者が勝負を制す」。≪ジャパンCダート展望≫


結果はそこをアロンダイトに突かれてしまった。
あんな感じでうまくいけば、たとえ重賞初挑戦の3歳馬でも勝てる。

まだ枠順が出ていないだけにラチ沿いを走れる馬を探すのは難しいが、
今年の出走メンバーを見る限りテンからガンガン飛ばすナイキアディライトみたいな馬はおらず、
ある程度は落ち着きのあるペースで進みそう。
ならばなおさら、4角の回り方が重要なファクターとなる。続きを読む

タイトルはあかちゃんぷさんのJBC予想エントリに被せてみました(笑

ところでジャパンCに出走予定だったディラントーマスが、
検疫上の理由で出られなくなってしまったとか。
このところまた騒がしくなっている馬インフルエンザとは無関係?
JRAホームページの発表を読んでみたら頭に入ってこなくて困った・・
エリザベス女王杯のウオッカに続き、
主役級を欠いたGIレースになってしまったのは残念。

・・・・・・
ところでジャパンCダートで1番人気が確実のヴァーミリアンて、
よく考えるまでもなくスカーレット一族ですよね。
これで勝ったりしたらダイワスカーレット→ダイワメジャーに続いて、
3週連続でGIは緋色に染められる。
JBCクラシックの内容が圧倒的だっただけに、
その可能性は決して低くない。

立ちはだかるのは「青色」しかいない。
7歳の古豪ブルーコンコルドがJBC完敗の雪辱に燃えている。
前走は4角でクーリンガーに外へ弾き飛ばされる不利。
力負けではない。
とはいえ着差が着差(ちょうど1秒)だけに、
「あれがなければ際どかった」とも断言しがたい結果だった。

・・・・・・
どちらも交流GIのタイトルは持っているが、JRAのGIは未勝利。
ジャパンCダートは悲願のタイトルである。
特にブルーコンコルドにとっては、
昨年ここを勝てなかったせいで最優秀ダート馬の称号を得ることができなかった。

赤色の独走を止める青色の奮起に期待したい。

・・・・・・
同じ11月24日はJリーグ第33節。
優勝目前のレッズにプレッシャーをかけるために、ガンバは勝利が必須。

もう一度。赤色の独走を止める青色の奮起に期待したい。

◇京都11R マイルチャンピオンシップ
1着▲ダイワメジャー――――57安藤勝己
2着☆スーパーホーネット――57藤岡佑介
3着・・スズカフェニックス――57武豊
・・・・・・
4着○アグネスアーク――――57藤田伸二
5着◎カンパニー――――――57福永祐一
6着・・キングストレイル―――57岩田康誠
7着△エイシンドーバー―――57C.ルメール
8着・・ベクラックス―――――57R.ムーア
12着・・フサイチリシャール――57O.ペリエ
15着・・サンバレンティン―――57角田晃一

さて、じゃあ改めてちゃんと回顧。

・・・・・・
「攻める気持ち」が▲ダイワメジャーからあふれていた。
好スタートを切って、何ならハナに行ってやろうかというくらいの積極策。
結局はローエングリンが己の使命を全うするかのごとく先手を奪い、
坂の下りではフサイチリシャールが代わって馬群を引っ張ってくれる絶好の流れ。

メイショウサムソンを含め、
前の様子をうかがいながら追走していた天皇賞とは気合いが違った。
タイトルホルダーとして恥ずべき競馬が、
結果として直線の不利という手痛いしっぺ返しを生んだのだから、
安藤勝己も「攻める気持ち」を思い出したか。

最終追い切りでハードワークを注入した仕上げにも賛辞を送りたい。
いつもなら馬なりで調教コースを爆走する栗毛に、
直線でムチを一発振るい、あえてカツを入れた。
今年限りでの引退が決まっているGI4勝馬、
しかも前走ではスパート時に馬体をぶつけられるアクシデントのあった後に、
手加減のないスパーリングを施す「攻める気持ち」。

心技体の揃ったダイワメジャーに付け入るスキはなかった。
切れ者☆スーパーホーネットスズカフェニックスが懸命に脚を伸ばしたが、
それに呼応するかのようにゴール前でもうひと伸び。
「攻めの気持ち」が結実した、5つ目のタイトルであった。

・・・・・・
あとはスーパーホーネットの健闘が光った。
惜しむらくは、その激走を馬券という形で還元させられなかったことに尽きる。
数えてみたら、この馬にはこれまで5回もいい思いをさせてもらっている。
だが、これだけの実績を蓄えられてしまっては、そろそろ「おいしいお手馬」も卒業か・・
6回目が訪れる自信がなくなってくる。

最後に、○アグネスアークの軽症(左肩ハ行)に胸をなで下ろそう。
藤田伸二も「かわいそうに」みたいな諦めコメントを出していたが、幸運は残っていた。

◇京都11R マイルCS
1着▲ダイワメジャー――――57安藤勝己
2着☆スーパーホーネット――57藤岡佑介
3着・・スズカフェニックス――57武豊
・・・・・・
4着○アグネスアーク――――57藤田伸二
5着◎カンパニー――――――57福永祐一

「押しても前に行かないんだ・・」みたいなアンカツの談話が聞こえそうな・・
(マイルCS予想エントリより)

前に行かないのはむしろカンパニーのほうでした。
4角シンガリからの追込み・・デュランダルごっこはご勘弁を。
なんぼ最速上がりを出されても何の慰めにもならんわ。

終始ちょいちょいと手綱を動かしていたことからも、
あのポジショニングが福永祐一の意図ではなかったことは明らか。
これまでのマイル戦でのレースぶりからも、
せめてアグネスアークの位置ぐらいには付けられたはず。

案外どんくさかったカンパニー。
最大のチャンスはあっさりと逃げていった。

・・・・・・
後でちゃんと回顧はします。

◆京都11R マイルチャンピオンシップ
◎カンパニー
○アグネスアーク
▲ダイワメジャー
☆スーパーホーネット
△エイシンドーバー

カンパニーにとってGI制覇へ最大のチャンスがやってきた。
ひと息入った後の一戦だった天皇賞で3着。
得意としていない東京コース、一線級相手ではやや長いと思わせる2000mでの健闘は、
6歳にしてますます盛ん、を感じさせた。
もちろん、その前の関屋記念圧勝もポイント高し。

心配されるペースのほうも、
ダイワメジャー・ローエングリン陣営から積極策を示唆する声が聞かれており、
まずまず引き締まった展開が期待できそうだ。

3歳時、京阪杯で2着に入って頭角を現し、
初めての重賞制覇を成し遂げたのも1年後の同じ京阪杯だった。
やっとたどり着いた、京都コースのマイル王決定戦。
無縁に思われていたGIタイトルも、ついに目の前に迫ってきた。

とはいえ、時はすでに6歳の秋。競走馬としてのキャリアも終盤に差しかかりつつある。
最大のチャンスは、同時に最後のチャンスであるのかもしれない。続きを読む

「前走(天皇賞)は大事に乗りすぎた感じ。気合いを入れて先行したい」。
出ました、ダイワメジャー安藤勝己の「先行宣言」。

メジャー、マイルGI3連覇へ仕上がり万全! sanspo.com

天皇賞時には大人しい印象を与えた最終追い切り。
ところが今回は併走馬をぶっち切って5F61.2秒の好ラップを叩き出し、
ケイコ駆けするダイワメジャーが戻ってきた。

アンカツが手応えを持って積極策をにおわすのも合点がいく。

さて、先導役を買って出させられる不運な存在は・・

・・・・・・
サンバレンティンの出走決定で、
ボーダーライン上にいたサクラメガワンダーが除外の憂き目に。
すいませんねえ。
切れ味勝負のタイプだけに、
ペースが緩んだときには一気に浮上してきそうだったが・・

カンパニー&スーパーホーネットの出走で、軽く「祭り状態」のマイルCS。
そこに輪をかけるかのように、何とサンバレンティンが参戦を表明した。
福島記念8着からよもやの連闘。
というよりは、マイルCSに登録していたことすら盲点だっただけに、
喜びと驚きが入り交じった複雑な感触である。

2年前、初めてサンバレンティンのことを気に掛け始めたときは、
まだ1000万下条件の身だった。
それから1年が経って、福島記念で初重賞制覇。
さらにそこから1年後、まさかGIの舞台に立つ日が来るとは…

京都のマイル戦は俗に言う「清水の舞台」。
05年11月の清水Sでは、11番人気とまったく伏兵の立場ながら、
大外から猛然と突っ込み5着に入った。
勝ち馬トップガンジョーには及ばなかったものの、
ほのかに感じつつあった素質を、確信めいたものにさせる豪脚だった。

その後、06年の大阪スポーツ杯では同じコースで差し切り勝ち。
初騎乗だった川田将雅が迷わず大外へ持ち出し、
ラチ沿いで粘るガブリンを捕らえる素晴らしい脚だった。
「こんなサンバレンティンが見たい」と待ち焦がれていた姿が、
現実となった瞬間でもあった。

今、サンバレンティンは寄せられた期待をはるかに越え、
GIで覇を競うまでの存在に昇りつめた。
2年前、一体誰がこんなことを想像しただろうか。

さすがに好勝負を期待するのは酷かもしれない。
だが、ローカルの条件戦から最高峰の戦場にまで駒を進められたことには、
勝敗を越えた価値を見出すことができるはずだ。
大胆に、自分の競馬を貫き通せ。
それこそ、清水の舞台から飛び降りる気概で。

ほんの1ヶ月ぐらい前の時点で、
まさかマイルCSがこんなレースになるとは誰が想像しただろうか。
「こんなレース」というのはもちろん、
カンパニースーパーホーネットの激突を指すのだが。
2頭とも、厚い印を背負って。

かたや休み明けの天皇賞で3着、
そしてもう一方はスワンSで待望の重賞初制覇と勢いに乗っている。
京都のマイル戦は、お互いにとって間違いなくベストに近い条件。
もはや期待値は「どちらか勝ってくれ」なんて程度ではなく、
「さて、どっちが勝つのかな」というくらい厚かましいものになっている。続きを読む

◇京都11R エリザベス女王杯
1着☆ダイワスカーレット――54安藤勝己
2着○フサイチパンドラ―――56C.ルメール
3着▲スイープトウショウ――56池添謙一
・・・・・・
4着・・ディアデラノビア―――56武豊
5着・・アドマイヤキッス―――56岩田康誠
6着・・キストゥヘヴン――――56幸英明
7着◎アサヒライジング―――56柴田善臣
11着・・ローブデコルテ――――54福永祐一
12着・・デアリングハート―――56藤田伸二
取消・・ウオッカ―――――――54四位洋文

「凡戦」と言われても仕方ない。
結果はともかく、主役を務めるはずだったウオッカが出走を取り消し、
変わって圧倒的1番人気に支持された☆ダイワスカーレットがあっさりと逃げ切り勝ち。
他馬は抵抗する術すらなく後塵を拝する形となった。

好スタートを切り、いつも通りやや引っ掛かりながら前につけると、
逃げると目されていたアサヒライジングが来ないともありハナへ。
こうなってしまうと、後続は簡単にケンカを売りにはいけない。
完全にレースの主導権を握ると、
勝負どころを前にしっかりとひと息入れて直線で再スパート。
まったく付入るスキすら与えない完勝だった。

自分から真っ向勝負を挑んでいったのは、
C.ルメールの○フサイチパンドラだけ。
3角過ぎ、下り坂から前との差を詰めにかかり直線でも唯一、抵抗していた。
せめてあれぐらいはやってもらわないと・・
他馬に乗っていたジョッキーは、
マイペースで進む二冠牝馬が直線で簡単に止まるとでも思っていたのか?

もちろん愛馬の力量や脚質を考えれば、
早めに動くことこそが即、負けにつながってしまうのはわかっているが。
ウオッカなら勝負に出られたんだろうけど・・

・・・・・・
▲スイープトウショウは中団のインでチャンスをうかがったが、差し届かず3着。
往年の「魔女」なら、軽快に先行するダイワスカーレットさえも捕まえてしまえそうな決め手を持っていたが、
勝ち馬と比べて0.2秒しか上がりで上回れず、さすがに力の衰えを感じさせられた。
鶴留明雄師のコメントによると、これで現役を引退するとか。

ディアデラノビアも4着に頑張っている。
しかし、ウオッカが取り消した後も存在感がないまま。
レースでも後方待機で差す競馬に徹し、
武豊もギリギリまで仕掛けを我慢してスパートに入ったが、
特に馬券に絡めそうなところまで差を詰めることもできず。
3着を連発することも難しく、だんだん地味になってきた。

同じようなことがアドマイヤキッスにも言える。
もはやGIでは相当に分が悪いことがわかってきた今、どこを目指そうか。

ブービー人気の桜花賞馬キストゥヘヴンが3角でいい手ごたえで、
一瞬3着くらいまであるかと色めき立たされた。
いくら何でもコスモマーベラスより人気がないというのもナメられた話だが、
結局6着では見返したことにもならんわな。

ローブデコルテは福永祐一の言うとおり、距離が長そうな負け方。
府中牝馬Sの勝ち方が強く、
かすかに期待していたデアリングハートも直線でバッタリ。

◎アサヒライジングはスタートでやや後手を踏み、
そういう意味ではダイワスカーレットの楽逃げを許した最大の原因といえる。
この馬自身、2番手からの競馬も問題はなかったように思うが、
意外なほどあっさりと沈んでしまった。
直線の入り口でちょっとダイワスカーレットに寄せられたのも影響したか?

・・・・・・
3つ目のGIタイトルを手にしたダイワスカーレットは、
これで3歳牝馬の頂点に立ったことになる。
先行して速い脚で押し切るレースぶりにはスキがなく、
主導権を握ってしまえばそう簡単に負かすことはできそうにもない。

だからこそ、「勝ちパターン」にハマらなかった時にどれだけ頑張ることができるのか。
やっていることはもはやファインモーション級。
激しい消耗戦になった時、
たとえば兄ダイワメジャーが得意とするような条件で一回走ってみませんか?

結局エリザベス女王杯の馬券は買いませんでした。
直線で失速するアサヒライジングを見て、
「止まるようなペースじゃないのにな」と思ってたのですが。


◇東京11R オーロC
1着▲ブルーメンブラット――53後藤浩輝
2着○シンボリグラン――――57.5北村宏司
3着・・マイネルレーニア―――53勝浦正樹
・・・・・・
4着△ファイングレイン―――56蛯名正義
5着◎アンブロワーズ――――53松岡正海
11着△サイキョウワールド――55村田一誠
17着△エイシンツルギザン――55田中勝春
【投資:2,600円 回収:0円】

あれだけ川島信二に「前に行け」と口酸っぱく言ってきたのに、
差す▲ブルーメンブラットというのもなかなか強いみたいで。
上がり3F34.2秒はメンバー中で抜けて速い。
スローの瞬発力勝負になるとまた分からないが、
末脚を伸ばすスタイルが板についてくればそれはそれでよい。
重賞の常連○シンボリグランを負かしたのも自信になるだろう。
こちらも57.5キロのハンデながら連対は確保。

◎アンブロワーズは2番人気の支持を集めたが5着。
もうちょっと前から競馬したかったけどなあ。

・・・・・・
同じく東京の10Rテレビ静岡賞はアドマイヤミリオンが勝利。
前走の比叡Sで負けてからも巻き返しに期待していたが、ダートで復活するとは。
確かにダートでも2勝を挙げているとはいえ、
1000万下を勝った不知火特別が好内容だっただけに、
芝での逆襲を見込んでいたんだけど。

京都10RのドンカスターSでは、珍しい「武豊の一発」があった。
9番人気のピースオブラヴを勝利に導き、単勝2530円!
何やら武豊の単勝配当で歴代最高額にあたるのはいつぞやの3020円らしい(要調査)が、
それに迫る穴馬での勝利となった。

ウオッカの出走取消を最も好都合と捉えているのは、
結局のところダイワスカーレット陣営だろう。
出ていれば確実にマークされながらの競馬が想定されたが、
これならマイペースの先行策を取ることができるだろう。
場合によってはハナに立ってしまう可能性も低くはない。

前の隊列が決まってしまえば、そう簡単に止まることはない。
・・もちろんアサヒライジングのこと。

逆にダイワスカーレットは、
主導権を握ることができたとしても克服しなければならない課題がある。
脆さを秘める二冠牝馬。

◆京都11R エリザベス女王杯
◎アサヒライジング
○フサイチパンドラ
▲スイープトウショウ
☆ダイワスカーレット

たった今、起きたのですが・・

ウオッカ出走取消て。

このレースのシナリオが全部リセットに。
今ごろ関テレも必死に編集し直してるんちゃうかな。

ちょっと予想も考え直す必要があるかもしれません。

◆京都11R エリザベス女王杯
◎アサヒライジング
○ウオッカ
▲フサイチパンドラ
☆ダイワスカーレット
△スイープトウショウ

3歳牝馬2強対決?とんでもない。
厳しいレースを続けてきた古馬の「経験」がマッチレースを許さない。

昨年カワカミプリンセスを相手に厳しい戦いを続けてきた、
アサヒライジングが一角を崩す。
ハナに立つのか、
それとも掛かり気味に行くであろうダイワスカーレットを先にやるのか。
どちらにせよ、前で主導権を握りつつも他馬ジョッキーの意識を受けずに済む立場。

非常に楽な先行策を取ることができる。

桜花賞4着、オークス3着、米オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯4着、
そしてヴィクトリアマイル2着。

能力は足りている。

仮にダイワスカーレットとともに「行った行った」の形になるにせよ、
ウオッカの鬼脚の前に差し切りを許す結果になるにせよ、
どちらかを封じることはできるはずだ。

・・・・・・
ウオッカが秋華賞3着からの逆転を果たす可能性は高い。
慎重な位置取りが災いし、
距離のロスを被ったための不発と原因はハッキリしている。

つまり心配なのは折り合いだけ。
リズムに乗りながら馬群に入れれば、
牡馬を一蹴した33秒フラットの末脚が余すことなく発揮されるだろう。
そういう意味では内枠を引けたことはラッキー。縁起のいい番号というだけではなく。

むしろ危ういのは、未知の要素と対峙するダイワスカーレットのほう。
初めての2200mはもちろんのこと、
平均ペースで引っ張ってくる先行馬の存在が「先行して33秒台」の武器にどう影響を与えるか。
引っ掛かりながら押し切れるほど、楽な相手でもない。

他にチャンスがあるのは策士C.ルメールを鞍上に迎えるフサイチパンドラと、
実績からすれば「3強」と呼ばれていいはずのスイープトウショウ

今日もあちこちで3歳牝馬が大活躍。
京都では1000万下特別・北大路特別をランペイアが勝利。
武豊とともに東京へ遠征したニシノマナムスメは、
ユートピアSを制して500万下から3連勝を達成。
そしてG3福島記念はアルコセニョーラが、
古牡馬たちを一蹴し重賞制覇を達成した。

エリザベス女王杯の予想はまた後ほど。
東京では味わい深いオープン特別・オーロCです。


◆東京11R オーロC
◎アンブロワーズ
○シンボリグラン
▲ブルーメンブラット
☆サイキョウワールド
△エイシンツルギザン
△ファイングレイン

GIのウラ番組で松岡正海騎乗、富士S0.1秒差6着から1F短縮なら、
アンブロワーズに狙いが立つのは当然。
準オープンの2戦で勝ち負けしていたのがスワンS3着のドラゴンウェルズというのも、
ここで強気になれる材料のひとつ。

富士Sは久々にガッチリ引っ掛かって大敗を喫したシンボリグラン
それだけに1F短縮の効果に期待される部分も大きい。一昨年の勝ち馬でもある。

ブルーメンブラットは前走が強かった。
ただ、これまでオープンでの勝ち星はないだけに、いきなり人気を集めてどうか?という思いも。
転厩効果で一回り成長、というのであればそれはそれで喜ばしいのだが。

妙味も込めて買ってみたいのはサイキョウワールド
休み明けのスワンSは大敗したが、元来大崩れのないタイプ。
条件戦ではエイシンデピュティも封じているように力も通じるのでは?

◆京都12R 北大路特別
◎マイネルファーマ
○ランペイア
▲シルクダッシュ
☆マルカハンニバル

現級勝ちがあり、降級後も好走続きのマイネルファーマ
このメンバーならトップハンデを課されるのも仕方ない。
強気に先行して持ち味の出るタイプで、内回りに替わるのも好材料。
客観的に見て浩大→アンカツの鞍上強化も心強い。

ランペイアは昇級戦。
距離は1800mがベストのようにも見えるが、
今年の3歳牝馬はニシノマナムスメやニホンピロシェリーなど、
あっさりと古馬相手に1000万下を勝ち抜けている。ここも侮れない。

前走は相手が悪かったシルクダッシュ
自身の末脚もなかなか見どころがあっただけに、相手関係が楽になった今回も引き続き期待。

あとは前で流れに乗れそうなマルカハンニバルまで。

そろそろ『モップガール』にも飽きてきつつある中、
根気よく毎週見続けてるあたり北川景子様の偉大な力を感じます。

それはそうと。
宮崎あおいはすごいですね。

http://www.shiseido.co.jp/sengan/

化粧の必要がない美人。あの薄い顔ですからねえ・・
このコピーもいいですね。

「落としきる。でも、奪わない」

オリンパスのカメラもそうだけど、
宮崎あおいのCMって基本的に好感。続きを読む

エリザベス女王杯の出走馬も確定しましたが、ちょっと先の話。
ジャパンCが今年もいいメンバーになりそうな情報が入ってきている。

まずは天皇賞6着敗退後、
動向が注目されていたアドマイヤムーンが出てくるとのこと。
ここと有馬記念を使ってそのまま引退というローテが組まれているようだ。

また、同期で同厩のドリームパスポートも、
骨折からの休養を経て復帰戦を迎える模様。
能力は間違いなく現役屈指のものがあるだけに、元気な姿を早く見せてほしい。

春秋天皇賞馬メイショウサムソンを交えた4歳3トップの激突。
そう考えれば、今更ながらこの世代はなかなか粒揃い。

胸を借りる3歳世代からは、菊花賞馬アサクサキングスの挑戦に加え、
非常に楽しみなのがヴィクトリー
なぜなら鞍上にC.ルメールを迎える予定でいるからだ。
ルメールとジャパンCといえば、
05年ハーツクライの「ラチ沿い追込み」が記憶に新しいが、
その前の年には当時3歳のコスモバルクの手綱を任され、
折り合いに手を焼いていたのがウソのようにうまく御し、
ゼンノロブロイの2着に健闘したのもまた印象深い。

菊花賞で大バテし、気性面の課題が未だのしかかる皐月賞馬。
しかし、この男ならば持ち味を存分に発揮してくれるのではないだろうか。
「グッドホース!おとなしい馬だね」。
稀代のヤンチャ坊主を「おとなしい」と言いのけてしまうあたりに、
ルメール様の手腕に大きな期待を寄せてしまう。

・・・・・・
そっか、凱旋門賞馬ディラントーマスも出てくるとか言うてるんやっけ。
しかもポップロックにインティライミまで。
去年はディープインパクト×ハーツクライの激突が楽しみで仕方なかったが、
また違った趣の「豪華メンバー」による一戦が堪能できそう。

今年の3歳牝馬主要レースでは、
我の強い逃げ馬が見当たらず、そのほとんどが緩んだペースで流れていた。
それが結果的にダイワスカーレットにとっておあつらえ向きの展開となり、
ウオッカに対して2勝1敗と勝ち越せている原因のひとつでもある。

唯一、オークスで逃げをかましたスマートストームがいたが、
そのレースにダイワスカーレットがいなかったのが皮肉なところである。

・・・・・・
一方、ひとつ上の世代には気合いの入った先行馬たちがいる。
アサヒライジングフサイチパンドラ
昨年のクラシック戦線から堅実な走りを続けるロイヤルタッチ産駒と、
繰り上がりとはいえ昨年の勝ち馬。前走は札幌記念も逃げ切った。
ともに、スローの瞬発力勝負では出番はまずやって来ないだけに、
ある程度はレースを引き締めにかかることだろう。

その時に作り出されるペースは、
もしかしたらダイワスカーレットの体験したことのないような、
そしてウオッカが宝塚記念で苦しめられたような「激流」になるかもしれない。

・・・・・・
「前に行って33秒台で上がる」のがトレードマークとなっているダイワスカーレットを相手に、
消耗戦に持ち込む、先行馬の本質で挑む4歳2頭。

おいそれとスローペースにしてたまるかという、
決意のようなものが感じられれば面白いことになってきそうだ。

4度目のダイワスカーレットvsウオッカ
初めて古馬を交えての戦いになるが、
互角以上の戦いが期待できるのは過去の3歳馬たちの活躍が物語っている。

秋華賞は京都内回りのトリッキーなコースが結果に大きく影響を与えた。
引っ掛かり気味に先行しながらも、
ヒシアスペンを先にやり2番手で折り合いに専念。
どうにか抑え込めたことで、スローペースを最大限に味方につけることができた。

一方のウオッカは宝塚記念以来のレース。
こちらもスタート直後に行きたがる気性の持ち主ゆえに、
17番枠からの発馬でも積極的に仕掛けていけず、やむなく後方から。
これが位置取りの不利だけでなく、
馬群を大回りするコース取りを選択せざるをえない結果になり、
2着馬レインダンスを捕らえることさえできなかった。

・・・・・・
今度は同じ京都でも2200m、外回りコースに替わる。
いわゆるフェアな形態だけに、ウオッカ陣営も逆転に自信を隠さない。
ただし、1周目の長いホームストレッチでガツンと引っ掛かってしまうと、
宝塚記念と同じく末をなくしてしまいかねない。

一方のダイワスカーレットも、
初めてとなる2000mオーバーの距離で勝ち気な面が裏目に出ないか心配ではある。

・・・・・・
折り合いに不安を残す2頭。
気性面の脆さがまともに顔を覗かせれば、
「劣勢」の評価を受けている古馬勢も黙ってはいまい。

そもそも、スローになるのか?次の検討内容は展開面。

◇京都11R ファンタジーS
1着・・オディール――――――54安藤勝己
2着◎エイムアットビップ――54福永祐一
3着・・エイシンパンサー―――54秋山真一郎
・・・・・・
4着・・ビーチフェスタ――――54四位洋文
5着・・チェレブリタ―――――54小牧太
8着・・マイネレーツェル―――54川田将雅
11着・・ドリームローズ――――54武豊
【投資:2,000円 回収;0円】

◎エイムアットビップが折り合いをあきらめてハナに立ったとき、
何かを思い出しませんでしたか?
05年12月、阪神牝馬S。
圧倒的1番人気のラインクラフト(福永祐一騎乗)がまさかの逃げを打ち、
直線で失速し4着に大敗した。

ファンタジーSの勝ち馬にして、
後のGI・2勝馬を引き合いに出すのは失礼かもしれないけど。

息を入れるべき残り800〜600mを11.2秒で通過してしまい、
おかげで直線入り口でも大きなリードは残っていたが、
残念ながらそれはセーフティリードではなかった。

最後の1Fで12.8秒かかってしまい、
次の阪神ジュベナイルFには大きな不安を残すことになった。
持っている素質はいいものがあるだけに、
気性面での成長が今後、生き残っていけるかのカギになる。続きを読む

◆京都11R ファンタジーS
◎エイムアットビップ

未勝利戦をレコード勝ち、続くりんどう賞も楽に逃げ切ったエイムアットビップ
あれだけ走れれば初重賞も視界に見えてくる。外回りに変わってもも同距離なら問題ない。

牝系をたどれば、かつての名一族の祖イットーの名も見られる血脈の持ち主。
先週スーパーホーネットで初めての重賞を手にした矢作芳人厩舎の2週連続Vに期待したい。

・・馬券を買うかどうかは別にして、ですが。


◆東京11R アルゼンチン共和国杯
◎ネヴァブション

馬インフルエンザの影響で帰厩の遅れた、前走のネヴァブション
ただでさえ骨折休養明けの一戦だっただけに、
水を開けられての敗戦も仕方なかった。
日経賞でトウショウナイト、マツリダゴッホを負かした能力を改めて見直すべき。続きを読む

帰ってきたのが遅かったのでちょっとだけ。

・・ブルーコンコルドが負けた。

「JBC3階級制覇」とか派手に期待するんじゃなかったな・・
レースはNARのサイトでVTRを見ただけなんですけど、
このヴァーミリアンのワンサイドゲームっぷりには敵わなかった様子。
もちろんクーリンガーに弾き飛ばされたのも痛かったが、
それがなくても・・といった印象でした。
上がり3Fが37.6秒と速く、
正攻法で外を回っても差し届かない展開だったのも確か。
まだまだ巻き返しの余地は十分にあるといっていいでしょう。

次はもちろんJCダートへ。
この一戦でヴァーミリアンに対する評価は一気にアップしたでしょうし、
ブルーコンコルドの馬券にも妙味が出てくることでしょう。

あとは・・鞍上がちゃんと乗るだけ!

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