「人生、無事是名馬」|雑談系競馬ブログ

2006年創刊の雑談競馬ブログ。主に毎週のレースや好きな馬・ジョッキーについて。時に野球やドラクエについて熱弁。

開幕早々、ド派手に出遅れてしまった阪神タイガース。全5球団との対戦をひと回り終えての成績は4勝10敗となった(広島戦は雨で1試合未消化)。堂々の最下位であるにもかかわらず、現在2連勝中ということもあって妙に明るい光が差し込みつつあるほど、先週半ばまでのチーム状態はひどかった。

ナゴヤドームでの3連敗はそれを象徴していたように思う。1戦目は青柳晃洋が好投するも打線が柳裕也を攻略できず(打てるはずがない)。1失点で降板した青柳の後を受けた能見篤史がアルモンテにグラスラ被弾。
2戦目は梅野隆太郎の怒りの本塁打で先制するも、秋山拓巳がリードを守りきれず。さらにはマルテの悪送球が適時失策となって逆転を許すと、続く回にも守備のミスが出るなど大量6失点。今季の数少ないポジ要素であった「守備はマシ」まで粉々に粉砕されてしまった。この時点で今季三度目の3連敗。
翌日もガルシアが悪い流れを止められず、初回からいきなりビシエドに3ランを浴びる悲惨さ。その後、1点差まで追い上げ終盤を迎えるも、不安定なリリーフ陣の中で唯一絶対視できていたスアレスが決定的な1点を失い終了。最終回に同点の走者を出すまで追い上げるも、近本光司の犠打失敗に相手の好守で併殺ゲームセットと、何もかもがうまくいかない最悪の状況が続いた。

このペースで敗れ続けるのはさすがにプロとしておかしい。どこかで揺り戻しは訪れると思ってはいるが、広島での2連勝程度ではまだまだ足りない。今後の巻き返しに向けてわずかに見えてきた希望についてなど、簡単に書いていこうと思う。

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最内枠から迷いなくハナに立つと、そのまま影をも踏ませぬ逃げ切り勝ちを収めた。福島→新潟とローカルで連勝し、初めて重賞の舞台に駒を進めた無名の実力馬バビットがラジオNIKKEI賞を5馬身差で圧勝。

思わぬワンサイドゲームにレース直後は唖然としてしまったが、これはなかなか強い勝ちっぷり。自分の形に持ち込めたのが大きかったとはいえ、逃げて最速の上がりをマーク。距離はどのへんまでカバーできるか未知数だが、今後も重賞戦線を賑わせてくれそうだ。ナカヤマフェスタ産駒というのも渋くてよい。

唯一、残念だったのは本来この馬に騎乗する予定だった団野大成が鞍上にいなかったこと。この日の7Rで落馬負傷し内田博幸に急遽スイッチ。前走もコンビを組んで勝ち鞍を挙げていただけに、無念の乗り替わりとなってしまった。CBC賞をラブカンプーで勝った斎藤新と同じく、期待が集まる2年目世代だけに一日も早く戻ってきてもらいたい。

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最近はその名を馬柱の中に見かける度に「もう引退させてやりなよ..」と哀れみの目で見てしまっていたラブカンプーが衝撃の復活劇を果たした。単勝9,310円、13番人気での鮮やかな逃げ切りだった。
自慢の好スタートで一瞬にしてハナを奪い切ると、そのままペースを落とすことなく前半3F33.5秒のハイラップを刻んでいく。後続馬群は恐らく完全にナメきっていたであろう、ノーマークのまま直線に向くとまだまだリードはたっぷり。こりゃこのままだと残られるぞと焦り出した頃には時すでに遅し。好位組はなし崩しに脚を使わされ、後方待機勢は届かないまま終わった。

しかし、こんなことがありますかねえ..

18年のスプリンターズS2着の実力馬も、以降は一度も馬券に絡まないどころかシンガリ負けを連発するなど完全にぶっ壊れてしまった。明らかに競走に対する意欲を失ってしまうような負け方で、何らかの形でメンタルが改善しないことにはどうしようもないと思っていたのだが..

こればかりは理屈では説明がつかないが、たまにはこういう人智を超えた事象が起きてしまうのも競馬の魅力であり難しさでもあり、ということにしておこう。

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もはやおなじみの光景になりつつある。早くからクラシック候補として期待を集めながら、デビュー戦で苦渋を舐めさせられるノーザンファームの評判馬たち..特に関東勢の苦戦が目立っている。

開幕週にいきなりブエナベントゥーラがつまづいたのが象徴的な出来事だった。翌週にはレガトゥスが不良馬場に沈み、アークライトがスライドした3週目のマイル戦ではカランドゥーラがゴドルフィンのブルーシンフォニーに屈した。宝塚記念当日の1800m戦ではディアマンテールがレガトゥス同様、不良馬場に泣いた。そして函館に回ったアークライトも敗れ、東京最終週除外から福島に照準を合わせてきたスワーヴエルメも..

好スタートを決め、好位インを確保するポジショニングは何ら問題のないものだった。折り合いもスムーズ。ただ、3角過ぎからペースが上がるとダミアン・レーンの手が激しく動き、4角は外に振られながらのコーナリング。モタついている間に外から進出してきたタウゼントシェーンとの追い比べになったが、相手の切れ味が上回り半馬身遅れてのゴールとなった。

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アークライトは痛恨の黒星デビュー。今季のディープインパクト産駒の牡馬の中ではトップクラスの評判馬として期待を背負いながら、いきなり厳しい現実を突きつけられることになってしまった。

色々と不安はありましたよね。

そもそも育成段階での威勢のいいコメントが、入厩してからは聞かれなくなった時点で「あれ、もしかして..」ですよ。馬体が大きい分キレを感じないとか言われたりしながら、馬なり追い切りを重ねても能力は測れず、挙句の果てには「東京の馬場が悪いから」という何とも言えない理由で函館にワープ。本馬場での追い切りも相変わらずソフトな内容で、走るという手応えが得られないまま迎えたデビュー戦だった。レース前に唯一ポジ要素として受け入れられたのは馬体重が510kgとそこそこのサイズに収まっていたことくらいか。

内容もハッキリ言って悪い。

出遅れたなら今後のことも見据えて馬群の中で我慢を覚える教育を施してくれればいいのに、超スローペースを嫌ったのかルメールがバックストレッチから加速してハナを奪う形に。これが結果的にアランデルにとってちょうどいい標的となり、早めに外から圧力をかけられると、ゴール前で差されクビ差だけ先着を許す形に。せめて負けるならタメてどれだけの脚を使えるかを試すなど、何らかの収穫を得たいところだった。

そんな敗戦だっただけにレース後はまあまあ頭を抱えたものだが、時間が経ってからラップタイムを見直すと、少しだけ希望がわいてきたのである。

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新型コロナウイルスの影響で開催がストップしていた海外競馬も徐々に再開され、世界のビッグレースの話題が届くようになってきた。米国の3歳三冠レースはベルモントSが第1戦に繰り上げられ、かつ距離も短縮されるなどスクランブルな態勢だったり、欧州の各国も日程を調整しながらの開催が続いている。

そんな中、エクリプスSに出走するディアドラとその陣営には心から拍手を送りたい。

ドバイミーティングが中止になり、欧州各国の開催も取りやめになって以降もずっと現地に残って調整を続けてきた。その間、特にスタッフは感染リスクとも戦いながら、先が見えない状況下で踏ん張り続けてきたわけだ。その努力が報われる瞬間が訪れてくれれば最高だ。

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どうやらダート転向は本気だったらしい。ディープインパクト×アパパネの三冠配合の三男坊ラインベックが、日曜阪神10Rの西脇特別に出走する。デビュー2連勝からホープフルS、皐月賞、NHKマイルCと芝のG1に挑み続けてきたが、ガラリと条件を変えて再出発を図ることになった。

ダートが向くかどうかはわからない。ただ、元POとしては3歳以降の行き当たりばったりのレース選びに少なからず不満を感じていたし、それが才能を開花させられなかった一因でもあると考えている。ローテ編成の決定権がどこにあるかはわからないが、特に皐月賞以降は「コーナー4つのコースで前で粘り込むのがベスト」だの「左回りのマイル戦は勝っているし合う」だの、厩舎サイドが使うレースに合わせて適当なポジコメを発信していただけにしか見えなかった。若駒Sで完敗を喫してから放牧に出していきなり皐月賞とか無茶ぶりにも程があるし、マイルが向いているのならアーリントンCを使うとか、他にも選択肢はあっただろう。実際、NHKマイルCは前が残る展開ながら3着争いとは差のない競馬をしており、今後これくらいの条件を中心に使っていけば重賞にも手が届く時がやってくるんじゃないかと思うほどの内容だった。

なのに今度はダートだという。

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プリンシパルS惜敗で日本ダービー参戦はならず、1勝クラスからの仕切り直しとなったポタジェ。前走は平場戦でヴァーダイトとの良血対決に注目が集まったが、結果はアルサトワに逃げ切りを許す形で2着に終わった。安田記念の騎乗馬がなく阪神競馬場に留守番していた武豊にとっても残念なレースとなってしまった。

そこから中3週、今度こその想いで土曜阪神9R生田特別に出走する。鞍上は川田将雅にスイッチ。ある程度は武豊も使いつつ、シレッと乗り替わりのパターンは勝負手と断言してもいい。あっさり勝つパターンでしょう。番狂わせがあるとしたら馬場だけ。こればかりはやってみないとわからないけど。

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まだまだ先は長いとはいえ、余計な消耗を避けるためにも早めに勝てるところで勝っておきたい未勝利組。しかし番組も限られる現状ではどうしても素質馬たちがぶつかっちゃうわけで..土曜阪神1Rも粒揃いの一戦となった。

デビュー前の追い切りが絶好で、東京の新馬戦で単勝1番人気に支持されたスーパーホープ。4角を手応え良く回ってきたところまではイメージ通りだったが、残り200mくらいの地点から末脚が鈍ってしまい4着に終わった。ミルコは精神面の幼さを敗因に挙げていたが、この時期の2歳馬なんてみんな子どもですし..もし今回も伸びあぐねるようなら距離短縮も考えなければならない。ただ、朝からかなり馬場が悪くなりそうなのでノーカウントかもね。

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宝塚記念ウィークの先週も函館に腰を据えて騎乗するも勝ち無し。土曜メイン湯の花温泉特別のカステヘルミは先行するも直線は失速し4着に終わった。ただ、枠の不利を克服するための騎乗は見せてくれたと思う。勝ったのが前走でコンビを組んでいたシュエットヌーベルというのがなかなか悔しいけど。リュウセイリターン発動である。

今週は思いもよらぬチャンスがやってきた。ラジオNIKKEI賞に出走するルリアンである。実は早い段階から発表されていたのだが、本当に謎の依頼でまあまあ戸惑っている。サンデーレーシングのキズナ産駒で、これまでは川田将雅が騎乗していた馬。佐々木晶三厩舎は先日ショウリュウイクゾに乗っていたが勝ち切れなかったし、それ以外のオファーもあまり記憶にない。

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出走メンバーの中にOPクラスで賞金を積んだ馬が一頭もおらず、2勝クラスの特別戦としても成立する顔ぶれとなった。ざっと過去10年の出走馬を振り返ってみたが、こうしたケースは初めて。それゆえみんなハンデも軽く横一線。むしろ何を基準にハンデ差をつけたというのだろうw

12頭立てと頭数も比較的落ち着き気味で、例年のような見応える3〜4角のマクリ合戦は楽しめなさそうだが、かといって単純な前残りになるかどうかは。逃げて良さが出たベレヌスあたりは注文をつけてでも行きたいだろうし、アルサトワやコスモインペリウム、パンサラッサあたりもできれば前で勝負したいタイプ。差し馬は序盤じっくり運んで勝負どころでもロスなく回ってこられそうで、たぶん競馬がしやすいのでは。

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高松宮記念1位入線を果たしながら降着の憂き目に遭ったクリノガウディーがCBC賞に出走する。初の1200m戦で互角に渡り合ったメンバーがモズスーパーフレア、グランアレグリア、ダイアトニックであることを考えれば、この夏のG3では明らかに相手関係は楽になる。最大の敵は58kgのハンデということになるだろうか。

いやいや他にも心配はある。それは「自分自身」だ。

これまでその雑草キャラもあり、レースで主役を務めるケースが少なく、今回もし単勝1番人気に支持されれば自身初のことになる。朝日杯FS2着激走を皮切りに、その意外性が最大の武器であり魅力でもあるだけに、いきなり標的にされる立場になると脆さを見せそうな予感が。果たしてマジメに走ってくれるかどうか。

そして横山典弘との再コンビが余計に怪しさを際立たせる..w
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日曜阪神の新馬戦(芝1600m)も注目馬が揃って見逃せない一戦になりそうだ。

うちのPOGではライバル陣営となるのが、エタリオウの半弟サンデージャック。セレクトセールで1.7億円で取り引きされた期待馬。父がダイワメジャーに替わって、スピード色の濃いキャラに出ていそうだ。調教も意欲的な内容で消化しており、いきなり力を発揮できそう。こういう良血馬を松山弘平が任されているところに時代の流れを感じる。

仕切り直しとなるのが、開幕週デビューを外傷性鼻出血で取りやめたステラヴェローチェ。先週の宝塚記念をクロノジェネシスが制しバゴ産駒に追い風が吹く中、どんな走りを見せるか。ひと頓挫あった影響は心配だが。

サンデーサイレンスの3×3クロスを持つグルーヴビートも評判がいいらしい。この名前からお察しの通りエアグルーヴの一族(3代母)。父がディープブリランテということもあってか、サンデーレーシングの中では安価な募集額だが、矢作芳人厩舎がしっかり仕上げてきている様子。同じディープブリランテ産駒ではコンヴェクトルもスタンバイ。こちらは佐々木主浩氏×友道康夫厩舎のおなじみコンビで、ゆくゆく良くなってきそうな予感。

あとはスカーレットカラーの半妹でキズナ産駒のイリマも楽しみ。高橋亮厩舎&福永祐一のコンビがいいね。
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クラシックを狙う良血馬が福島でデビューするケースはあまり多くないが、先週の東京で除外ラッシュが起きてしまった影響もあり開幕週から豪華メンバーが揃うことになった。

何といってもスワーヴエルメがここにいる違和感。本当なら東京で華々しくで新馬勝ちといきたかったところだが、考え方を変えればこういうトリッキーなコースを経験しておくのも後になってつながるかもしれない。幸いダミアン・レーンも確保できたことだし。先週ディアマンテールが敗れてドゥラメンテ産駒も不振っぷりにはさらに拍車がかかってきたが、ガラリと流れを変えるとしたらやはりエース級のこの馬だ。

矢作芳人厩舎のタウゼントシェーンは先週の東京行きが急な決定だったようだが、除外になって引き続き関東圏でのデビューを選択。牝馬ながらにしてスワーヴエルメにぶつけていくあたり、陣営も自信を持っているようだが..ディープインパクト産駒の牝馬で福島1800mというのはどうなのだろう。じっくり立ち回った方が良さが出そうな気もするが。同厩舎で阪神で使う馬が決まっているアオリを受けているのかもしれんね。

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これは殿下も惚れ込む40億の脚ですわ。カッコよすぎる。



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水曜のスポーツ新聞各紙を賑わせていたのが、今週ついにデビューを迎える大物(仮)アークライト。2週間前の東京を使う予定がスライドになった際には色々な憶測がなされたものだが、見守る側としてはそれが吉と出ることを祈るしかない。

函館に入厩してからは今週も含めて本馬場では追い切りを2本消化。相変わらず派手な動きは見せていないが、先週は3歳未勝利のレッドジョコンダを追走して併入、今週は3歳1勝クラスのゼノヴァースを同じく追走して併入に持ち込んだ。ラスト1Fは馬なりで11.5秒をマークしており、全姉ハープスターを思い起こさせる瞬発力の片鱗は見せてくれているものと思いたい。

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はーい、今週もラジオ配信しましたよ。Podcastオンリー。
宝塚記念の予習でクロノジェネシス&ラッキーライラックの可能性に触れつつ、サートゥルナーリアの適性面に疑問を呈していたように、なかなか冴えた見解だったように思う。 実際、クロノジェネシスがぶっちぎりキセキが2着を確保しようかというタイミングで「あー買っときゃよかったー!」てなりましたけど、そんな時に自分に言い聞かせている「格言」がある。 続きを読む

先週webスポルティーバに掲載されたスワーヴエルメはまさかの除外。今週の福島に回ることになったらしいが、やはり歯車を狂わせる何かがあるのだろうか。アークライトのデビューも延期になったし。

次に負の連鎖に巻き込まれてしまうのは誰だろう。今週の掲載馬はレッドジェネシスだった。



ヨーホーレイクに続いて標的にされてしまう友道康夫厩舎。どうも今季の3歳世代は尻すぼみに終わってしまった印象がある。ラインベック、マイラプソディ、アドマイヤビルゴとデビューから順調に勝ち鞍を挙げるも次第に失速。調教の内容も試行錯誤を重ねているのは伝わってきたが、少し迷走していたようにも見えた。ラインベックなんかはレース選択もチグハグだったし。

当然ながら巻き返しを期す2歳世代ということになる。秋にはルペルカーリアのデビューも控えているが、まずは7月に出陣を予定しているヨーホーレイクとレッドジェネシスをクラシック路線へと考えているところだろう。
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特定の騎手を応援する身としては、「乗り替わりで勝たれる」ことほど悔しいものはない。あとひと押し足りなかった馬が勝ち切ったり、大敗続きだった馬がガラリと一変したり。どちらのシチュエーションにしても、乗り替わりが勝利を呼ぶきっかけになった可能性が大きいと感じさせられてしまう。

先週は悲しいことに「ミユキリターン」が4回も発動。幸さんから別の騎手に乗り替わった馬が大活躍を見せた。

まずは土曜、阪神2Rのグレースルビーから。初ダートの前走で初めてコンビを組み2着と好走し、続けて乗せてもらえそうなシチュエーションだったがルメールにスイッチ。無慈悲。単勝1.5倍の圧倒的人気に応えての勝利だった。このレースではタマモパッションに騎乗し3着。仕方ないのでこちらを勝利に導くよう頑張ろう。

続いて函館12R檜山特別のダンツキャッスル。デビュー時からコンビを組み、昨年のユニコーンSでも3着と健闘した頼もしいお手馬だが、骨折からの戦線復帰後4着→3着と勝ち切れなかったのが響き、明らかに力量上位の2勝クラスでの勝ち鞍を菱田裕二に譲ることになってしまった。この馬の場合はまた手綱が戻ってくる可能性が高いとは思うが..
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今季の中央競馬もちょうど上半期が終了したところで、坂井瑠星は24勝をマーク。周囲の期待の大きさを思えば物足りない数字にも映るが、減量が取れた後もコンスタントに勝てているし、ローカルには回らず京都・阪神に腰を据えて騎乗したことを思えば一定の評価はできると個人的には捉えている。欲を言えばJRAでの重賞勝ちがほしかったが、これは夏以降に改めてということで。

そんな彼の活躍を追いかけていると、ひとつ気になることが。

たまにとんでもない人気薄の馬を勝たせる特殊能力の持ち主だが、穴馬の単勝だけを買い続けていればどうなるのだろう? ということで調査してみた。今季の坂井瑠星の騎乗馬で、最終オッズが15倍を超えていた馬をベタ買いすると回収率はどうなるか。「15倍」という数字に設定した理由は、結果をご覧いただければわかるだろう。

時系列順に結果を発表していく。
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いよいよ7月1日からレジ袋有料化が始まる。これまでほんのちょっとの買い物でも袋に入れてもらうのがルーティンになっていたが、今度からは「袋は有料になりますがどうします?」と聞かれるわけだ。これは大変よいことだと思う。
個人的には現在もスーパーへ行く時はでっかいエコバッグを持参しているし、コンビニなんかでもできる限り「袋いりません」と伝えるなど、それなりの意識の高さを持っているつもり。ただ、コンビニでひとこと伝えるのが若干めんどくさい気持ちもあったので、明日からはまっとうな理由で「いりません」と言えるのがありがたい。

そんな世の中の流れを反映したのか、クリーンエコロジー産駒のディープエコロジーが日曜函館5Rで新馬勝ちを収めた。現役時代の実績も乏しく、産駒の数も少ない中で勝ち上がるだけでも快挙のように思うが、それも新馬戦を制すなんて。

クリーンエコロジー、覚えてますよ。

後藤浩輝とのコンビで新馬戦を勝って、新潟2歳Sでも人気になって、大敗して。うん、そこまでしか覚えてないわ。その後は一応オープンまでは行けたんですね。んでキャリア終盤は門別で走って。そのへんのことは全く知らなかったし、ましてや種牡馬になってるなんて。千代田牧場さんの執念、ということでしょうか。

それがこうして実ろうとしているのはステキな話じゃないですか。
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サトノレイナス勢は土曜の朝イチからぐりちゃに大集合していたのではないだろうか。新馬戦で負かしたジュラメントやアップリバーが、同じ芝1600mの未勝利戦に出走。2頭ともに上位人気に支持されてはいたが、もしいずれも大敗を喫するようであれば「相手レベル低かったんじゃ..」と余計な心配の種が増えてしまうところ。しっかり頼むぞという謎の上から目線からレースの行方を見守ったが、見事にジュラメントが勝ち上がり。さらに2着がアップリバーということで、見事にワンツーフィニッシュを決めてくれた。

まずはひと安心。

ペースは遅かったし前が有利なレースだったが、ウインアグライア組(すなわちブエナベントゥーラ組ともいう)の3着だったサンハーリンゲンを抑えられたのは価値がある。これしきのことをポジ要素として捉えるのもどうかと思うが、レガトゥスもディアマンテールもあんなことになってしまったんだから仕方ない。

こうなったらアップリバーも勝ち上がるまで全力で応援や!
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モーリス産駒のテンバガー、ダノンファンタジーの妹パタゴニアなど評判馬が揃った日曜阪神5R新馬戦は、安田隆行厩舎のジャスタウェイ産駒ダノンザキッドが3馬身差の圧勝でデビュー戦を飾った。父は初年度産駒からはヴェロックスやアウィルアウェイを輩出したものの、現3歳世代はフィリーズレビューを勝ったエーポスくらいしか名前が挙がらず少し苦戦気味。それだけに器の大きさを感じさせる勝利は朗報となるに違いない。

直線入り口で大きく内へ切れ込み、それに驚いたダンツテリオスが内ラチに衝突するなど他馬に迷惑をかけたのは反省材料。ただ、荒削りな気性もそれだけ未完成の証だと思えばかえってポジ材料と言えるかも。今季の新馬戦の中では一番のインパクトを受けたのは間違いなくこの馬。

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東京の不良馬場がトラウマになりそうだ。POG指名馬ディアマンテールが日曜東京5Rの新馬戦に出走。ドゥラメンテ産駒の評判馬として単勝1番人気の支持を受けたが、勝ち馬ロードマックスから0.8秒差の5着に終わった。レガトゥスに続く早期デビュー組の敗戦だけに、個人的にはまあまあ激しく落胆している。

ただ、レース前に「凄い馬」とコメントしていた三浦皇成の評価が敗れた後も変わらないのは救い。

5着 ディアマンテール(三浦皇成騎手)
「道中の馬の感じが良くて、全てにおいて馬の良さが伝わってきました。ただフットワークが大きくて綺麗なので、良い馬場で走らせたかったです」

■ 【メイクデビュー】(東京5R)ロードマックスが新馬勝ち [News] (ラジオNIKKEI)

これだけ一貫して褒めてくれているのだから良馬場で変わり身を信じたいし、鞍上もそのまま続投でぜひ勝ち上がってもらいたい。
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それにしても宝塚記念はタフなレースだった。バラバラにちぎれまくっての入線は各自が余力を残すことなく走り切った証で、まだ馬場の整理が行き届いていなかった90年代前半を思い出させるものだった。メジロマックイーンが無双してそうな舞台。

そんな中で健闘を見せたのがモズベッロ。勝ち馬から1.8秒差をつけられての3着というのもなかなかお目にかかれないだろうが、単勝12番人気の伏兵が波乱劇の一角を担った。
重馬場での勝ち鞍があるとはいえ条件戦でのもの。父ディープブリランテも道悪は苦にしないタイプではあったが..一線級相手の好走経験がなく、軽視されるのも仕方がないだろう。
日本ダービーでのヴェルトライゼンデといい、池添謙一は拾いにくいのを3着に持ってくる。これだから3連系の馬券はよう買わん。

それから4角後方から追い込んで5着に飛び込んだのがメイショウテンゲン。さすがの重馬場巧者、荒波をかき分けるかのような末脚だった。先週は新馬のメイショウイチヒメを含めやたらとメイショウさんの馬が頑張っていた印象だが、その大将格も大舞台で見せ場を作った。

ラッキーライラックは懸命にマクリ合戦に食らいついていったものの、早くからムチが入っていたように追走に苦労していた様子。直線入り口で脱落してしまった。血統だけを判断材料に、馬場適性が先入観で語られてしまっていたように思う。
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単勝2.4倍の1番人気に支持されたサートゥルナーリアは4着に敗れた。個人的にはちょっと条件が合わないのではという話をしていたので敗戦自体は特に驚くものではなかったが、さすがに勝ち馬から2秒以上もちぎられての完敗は少し残念ではある。

内枠がアダになった。道中もずっと馬場の悪いインコースを通らされ、心身とも厳しいレースになったのは間違いないが、それにしても苦しい競馬になってしまった。どうにか外に持ち出して追撃体勢に入るも、前との差は詰められず。無敗で皐月賞を制し、新ヒーロー誕生を予感させたあの威光は完全に失せてしまった。現状では神戸新聞杯や金鯱賞のように、スローペースのヨーイドンでのみ圧倒的な性能を見せつけられるというのがこの馬の位置づけなのかもしれない。

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驚異的なパフォーマンスを見せたクロノジェネシスには歯が立たなかったものの、メンタル崩壊状態が続いていたキセキにとっては希望をつなぐ2着だった。パドックの周回を見ていても何だか気配が良かったし、もしかしたら心配事が解決したのかもしれない。彼女と仲直りしたとか。これならまた秋のG1戦線のどこかでという期待も持てる。

それにしても武豊のエスコートが抜群だった。

てっきり先行すると思い込んでいたが、後方からじっくりと流れに乗る形。天皇賞よりゲートの出は悪かったが、それが奏功したように映るし、もしかしたら折り合いを考慮した意図的にゆっくり出したのかもしれない。3角過ぎから進出を開始する勝ち馬にくっついていく形でポジションを押し上げ、その勢いで外から末脚を伸ばした。序盤に余計な力を使わなければ、これくらいの脚は使える。まして渋った馬場は菊花賞を制した舞台。

テン乗りの天皇賞では制御しきれなかったが、一度コンビを組んだことでわかったことがたくさんあったのだろう。途中から暴走してしまった前走とはまるで違う内容だった。これぞ名手の実力。代打で神がかり的な騎乗を見せるより、継続してコンビを組むことで呼吸を合わせていくのが近年のユタカ流といえるのではないだろうか。
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宝塚記念の馬体重が発表された瞬間、少し前に読んだ「近年のノーザンファーム産の牝馬の多くが、馬体重を大きく増やしながら本格化を果たしてきた」という話を思い出した。


「16番 クロノジェネシス 464kg +10」

ああ、これは間違いなく覚醒の証。この数字を見た瞬間に勝利の可能性はかなり高くなったという確信があった。パドックの映像を見ても太め感は全くない。本格化を告げるボリュームアップだ。

そして歴史は繰り返された。昨年のリスグラシューに続く牝馬による宝塚記念制覇。高速馬場の瞬発力勝負のみならず、パワーを要する馬場でも牡馬を圧倒する時代が訪れた。しかも驚異の6馬身差圧勝。同じく昨年の有馬記念でリスグラシューが5馬身差をつける出色のパフォーマンスを見せたが、それを思い出させるワンサイドゲーム。馬場が向いたとか、枠順に恵まれたとか、色々とアシストとなる要素もあったとはいえ、それでもこの勝ちっぷりはケチをつけるようなものではない。本当にとんでもない強さだった。
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ハイランドピークは横山家と非常に縁の深い馬だ。何といっても長男・横山和生に重賞初勝利を飾ったのが、この馬と臨んだ18年のエルムS。以後も勝利こそないものの度々コンビは組んでおり、昨年のエルムSでも単勝10番人気まで評価を落としながら2着と奮闘した。

父・横山典弘が騎乗していたのは主に条件戦の頃。初茜賞での緩急自在の大逃げ10馬身差圧勝は強烈だったし、重賞初参戦で圧倒的1番人気に支持されながら「ポツン」を決めたマーチSは、その直後のレースでJRA通算2,700勝を決めてしまい、気まずいインタビューになったことも含めあまりにも有名である。

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初年度のキズナ産駒の中でも、デビュー前に話題をさらっていたのがリメンバーメモリーだった。社台ファームの生産でセレクトセールでの取引価格も9,000万円。それに何より、馬主はノースヒルズ、佐々木晶三厩舎の管理で担当は田重田静男厩務員という「チーム・キズナ」が再結成され、鞍上にも武豊を迎えるという面でも期待は大きかった。

そりゃまあPOG指名もしちゃうよねえ、ロマンあるもんねえ。

デビューは宝塚記念当日の芝1800m。期待馬が揃う花形の舞台に決まった。しかし追い切りの動きが芳しくなく、レースも半信半疑の気持ちで迎えたところ、勝ち馬から2秒近く離されての大敗。さすがに失望は大きく、この時点で「三代ダービー制覇」が夢物語で終わることは確信した。

その後はしばしの休養に入り、叩き3走目での初勝利は逃げ切りによるものだった。賞金加算を狙って参戦した京成杯では後方からの競馬で6着。その後も自己条件で6着が続き、ここでクラシックへの挑戦はジ・エンド。再度ひと息入れられて、立て直されることになった。
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馬場の高速化が著しい近年においても、「パワー勝負の宝塚記念」という位置づけは変わらない。勝ち馬の上がり3Fはだいたい35秒台。一番の原因は梅雨時で時計のかかる馬場になりがちだということ、そしてコースの形状的にも早いタイミングからのロンスパ合戦になるのがデフォ。4角の時点ではある程度のポジションに付け、そこから押し切るのが勝ちパターンになっている。

その特性を考えた上で、サートゥルナーリアは実力を発揮できるだろうか。ずっと言われているように、この馬の最大の課題は気性面。大歓声にさらされない無観客競馬は追い風となるだろう。ただ、もう一つ気になっているのが末脚の持続力。一瞬でトップスピードに乗れる瞬発力がある一方、使える脚は長くないというのが個人的な見立て。前述の通りロングスパートが求められると、もしかしたら途中で脚が上がる恐れも。

他馬がガシガシ押してるところを、涼しげにポジション上げられれば言うことなしではあるが。

それ以上に、この持久力勝負に自信を持つ牝馬2頭が頼もしい。特にクロノジェネシスは血統的にも実績的にもとにかくタフ。G1初勝利の舞台は稍重馬場を早めスパートから押し切った秋華賞。年明け初戦の京都記念も、重馬場でカレンブーケドールを寄せ付けず。続く大阪杯ではラッキーライラックにこそ敗れたものの、正攻法の外差しで互角の勝負を演じた。

よほどのことがない限り、馬券圏内..いや連対圏は確実ではないだろうか。
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昨年、35歳の若さで厩舎を開業することとなった長谷川浩大調教師。初年度は主に師匠の中村均厩舎から引き継いだ馬を中心にJRAで7勝をマークした。それに加えてヤマニンアンプリメでJBCレディスクラシックを制したほか交流重賞を3勝するなど、屋台骨ともいうべき存在が厩舎を支えてくれている。

トラストもその一頭。障害転向初戦から、非凡な飛越センスと平地重賞を制した脚力で3連勝。その後、屈腱炎によりしばらく戦線を離れたが、復帰後も以前と変わらない力を見せてくれている。意外にもこれまでOP特別は3勝しているが、重賞では3着が2回とタイトルには手が届いていない。土曜の東京ジャンプSを制すれば、自身のジャンプ重賞初勝利のみならず、厩舎にもJRA重賞初勝利をもたらすことになる。

前走の阪神スプリングJではレジェンド・オジュウチョウサンの圧巻のレコード駆けにぶっちぎられたが、2着のシングンマイケルとは僅かな差だった。今回はジャンプ重賞初参戦のケイティクレバーが一番の相手。これまでに比べれば少し楽なメンバーなのは確か。この大チャンスをぜひモノにしたい。
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個人馬主さんが所有した名馬同士の配合を見ると、ほのぼのした気分になる。例えばテイエムオーシャン×テイエムオペラオーなんかはその代表例で「ああ、頑張ってほしいな」と思ってしまうが、そう簡単に夢の続きを見せてくれるほど現実は甘くない。アパパネ×ディープインパクト級の最高クラスの実績馬同士でもなかなか大物出現には至らないのだから世の中は厳しい。

メイショウマンボ×メイショウボーラーなんて「ほのぼの血統」の代名詞みたいな配合から活躍馬など出るのだろうか。さすがメイショウさんは粋な交配をするなあで、あとは自然とフェードアウトしていきそうなものだが、2頭の間に産まれたメイショウイチヒメちゃんは2歳の夏からバリバリ調教をこなし、新馬勝ちに向けて順調に仕上げてきた。

1週前はCWで、そして今週は坂路で好時計をマーク。武豊が追い切りにも乗っている点にも強い意欲と自信を感じる。デビュー勝ちへ体制は整った。舞台は土曜阪神5Rの芝1200m戦。

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土曜は朝イチから見逃せない2歳未勝利戦が行われる。主に開幕週の1600m戦(ダディーズビビッド)の組と1400m戦(アスコルターレ)の組の対決となるが、中でも人気を集めそうなのがステラリア。前走はドナウブルーの仔ドナウエレンを差し置いて単勝1番人気に支持されたが3着に終わり、ここで巻き返しを期す。

もったいない競馬だった。4角でスムーズに外に持ち出せず、前にできた馬群の間を割ろうとするもモタモタ..結局その狙ったスペースを突くことはできず、大外に切り替えてからは猛然と追い込むも時すでに遅し。終始スムーズな立ち回りを見せたダディーズビビッドは、もうはるか前方だった。自厩舎期待の新馬に乗せてもらえた団野大成にとっては、痛恨の敗戦だったに違いない。

きっちり今回はルメールを確保しているあたり、陣営の怒りっぷりも伝わってくるw
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今年、初めて日本ダービーの実況を担当したラジオNIKKEIの小塚歩アナウンサー。当ブログの人気コンテンツの一つである「ラジオNIKKEIアナウンサーランキング」でも堂々の1位に輝くなど、その実力は早くから高評価を得ていたが、今年ついに大役を担うことになった。



で、先日YouTubeに実況の様子を収めた貴重な動画がアップされたので、ぜひ皆さんにも見てもらいたい。



実況のクオリティに関しては今さら申し上げることもなく。無観客という異質の環境においても、その技術が崩れることはなかった。それ以上に必見なのは、この動画におけるハイライトとも言える「確定までお待ちください」で締めくくった直後のプレッシャーから解放された表情。大仕事をやり遂げた男の姿である。最高にカッコよい。

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先週の函館スプリントSはエイティーンガールに騎乗も7着。それなりに脚も使っているものの、前との差は詰めきれず。後ろから行く馬だし、馬場や展開のアシストが欲しかった。

阪神では松山弘平に手綱を譲ったパンサラッサが勝ってリターンも決められたし、今のところあまり楽しくない函館滞在である。

ただ、土曜9Rをハイパーステージで制しこの夏の函館で最初の勝利を手にした。メインのSTV杯でも人気薄のカステヘルミを2着に持ってきており、どうにか空気にならずに済んでいる。
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2年前の2歳女王ダノンファンタジーの妹で、父にキズナを持つ注目馬パタゴニアが日曜阪神の芝1800mでデビューする。当然ながら早い段階から動ける血統で、この時期にデビューを迎えられたように、まずは順調なのが何よりである。個人的にもあわよくばPOGで指名しようかと考えていたほどだったが、まあまあ早いタイミングで取られてしまった。

ただ、池添学厩舎というのがPOG勢からすれば評判が悪い。

開業からの勝ち数の推移は順調そのものだが、いかんせん3歳クラシックの時期に活躍できる馬が出てきていない。なおかつ預託馬は良血揃いなのだから、素質を開花させられないのは厩舎の腕に問題があると言われ続けはや数年が経つ。

確かに、ブエナビスタの仔やハープスターの下など、血統だけ見ればとんでもないビッグステーブルのような待遇。だが、実際これまでに走った馬を見ると、調教や育成どうこう以前に訳ありの血統馬を引き受ける役割を担っているようにしか思えない。昨年、宝塚記念の日に組まれた芝1800mの新馬戦で人気を裏切ったシルヴェリオも「池添学案件」である。

実際この厩舎の管理馬で、日本ダービーまでの時期にOP級の勝ち鞍を挙げたのは、ロッテンマイヤーの忘れな草賞・カテドラルの野路菊S・レクセランスのすみれSの3件。これを多いと取るか少ないと取るかは人それぞれだが、「それ以上」のレベルを求められるとしんどそうなのが現状だ。

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横山典弘(19):008勝
 
横山典弘(20):031勝 
横山典弘(21):026勝(重賞1勝)
横山典弘(22):049勝 
横山典弘(23):073勝(重賞9勝)/エ女
横山典弘(24):054勝(重賞5勝)/宝塚
横山典弘(25):064勝(重賞3勝)
横山典弘(26):064勝(重賞2勝)
横山典弘(27):075勝 
横山典弘(28):130勝(重賞2勝)/MCS
横山典弘(29):126勝(重賞9勝)/春天・安田・有馬

横山典弘(30):094勝(重賞5勝)/MCS
横山典弘(31):104勝(重賞12勝)/皐月・菊花・阪3
横山典弘(32):092勝(重賞6勝)/NHK・スプ
横山典弘(33):101勝(重賞7勝)/朝日
横山典弘(34):097勝(重賞4勝)/安田
横山典弘(35):093勝(重賞2勝)
横山典弘(36):090勝(重賞6勝)
横山典弘(37):116勝(重賞7勝)/春天
横山典弘(38):134勝(重賞5勝)
横山典弘(39):113勝(重賞5勝)

横山典弘(40):106勝(重賞5勝)
横山典弘(41):095勝(重賞12勝)
横山典弘(42):106勝(重賞11勝)/日ダ・秋天・MCS
横山典弘(43):120勝(重賞11勝)/VM・オー
横山典弘(44):095勝(重賞5勝)
横山典弘(45):112勝(重賞6勝)/VM
横山典弘(46):083勝(重賞6勝)
横山典弘(47):076勝(重賞9勝)/日ダ・宝塚
横山典弘(48):057勝(重賞4勝)/春天・NHK
横山典弘(49):054勝(重賞2勝)

横山典弘(50):045勝(重賞5勝)/NHK
横山典弘(51):049勝(重賞3勝)
横山典弘(52):043勝(重賞5勝)
横山典弘(53):025勝(重賞3勝)

通算成績:JRA通算2,800勝 重賞177勝(うちG1・26勝)
※2020年6月21日現在
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ドラフトの段階でデビュー予定が決まっているのはせいぜい宝塚記念ウィークくらいまでのもので、ここから先は未知の領域。時間がかかるか、早めに行けるかは陣営のコメントから察することもできるけれども、具体的なデビュー予定が出てくるとほっとひと息つきたくなる。入厩して時計を出してみると「あれっ?」みたいなパターンも数知れず、だがw 

ラッキーライラックの半弟で、我がPOG指名馬でもあるグランメテオールのデビュー戦が決まった。デイリーの情報では「夏デビュー」とあるのみだが、出資者の方のブログやnetkeibaの掲示板を見ていると、7月25日の新潟芝1600mに決まったみたい。うむ、何だかエリートな感じがする舞台。偉大なる姉が2歳女王への道を歩み出した、一族にとって縁起のいい場所と言っていいだろう。
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それぞれが懸念材料を抱えながらも、豪華メンバーが集った帝王賞。ドバイに渡りながらレースが中止になるというアクシデントに見舞われたクリソベリルが、不安を一掃する勝利で国内無敗を守った。手綱を取った川田将雅いわく「仕上がりきってない状態」ながら、それでも並み居る強豪を楽に抑えての勝利。改めて底知れぬ能力を感じさせる一戦だった。

やはり、あのチャンピオンズCの勝ちっぷりはダテではないな。

逃げるインティの直後をマークする形でレースを進め、標的に向かってスパート。外からはゴールドドリームが遅いかかる中、2頭の間を割って抜け出したあのレースを見ると、どんな形になっても危なげなく競馬ができる。兄クリソライトは揉まれたり砂を被ったりすると脆さを見せていたが、この馬は心配無用。

音無秀孝調教師からは「秋はJBCとチャンピオンズC」とプランが発表された。まあ妥当なところでしょう。引き続き国内では王座を守り抜いた末に、また来年のサウジCやドバイWCが視界に見えてくることだろう。

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今週デビューするドゥラメンテ産駒はスワーヴエルメだけではない。我がPOG指名馬でもある国枝栄厩舎のディアマンテールが、日曜の芝1600mに出走を予定している。早くからここに照準を合わせて調整されてきており、今のところは順調。
サンデーレーシングの所有馬にこういう表現は失礼かもしれないが、先にデビューした同門の良血馬に比べるとこれまではやや地味な扱いを受けてきた。姉がシャドウディーヴァというのも、評判になりそうでならない絶妙なライン。しかし、どうやらサンデレ会員さんによると今週のサイト更新で、新馬戦で騎乗予定の三浦皇成が随分と景気のいいコメントを残しているらしいじゃないか。



ソースはtwitterだが、他にも同様のコメントを取り上げている人が複数ことを考えるとまずウソではあるまい。凄い馬って何なんだろう。追い切りではそこまで派手に動かしているわけではないのだが、乗り味などから感じられるものがあったのだろうか。
これがまるで実績の乏しい騎手であれば、たまたま巡り合ったOP級の馬に舞い上がっちゃって困るな〜で済ませちゃいそうなところだが、G1勝ちこそないものの一流馬の背中を知っているジョッキーがこれだけ絶賛しているのだから自ずと期待も高まってしまう。
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今週も元気に配信しました。冒頭で数分にわたって野球の話をする競馬DJ。



いつもならYouTubeにも公開しているんだけど、今週は試験的にPodcastオンリー。音声データだけのやり取りに専念した方がだいぶ作業が簡略化されるので、もしかしたら今後は絞り込んでいくかも。おかげさんでブログも忙しいしw

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今までさほど気にしてなかったけど、最近はwebスポルティーバの配信が楽しみで仕方ない。今年度の第4回はスワーヴエルメ。また絶妙なところを突いてきましたな..w



配合相手に有名どころがズラリと並んだモーリスとは違い、主流血統がこれでもかと詰め込まれているドゥラメンテの場合、やや選択肢が限られることもあって、初年度の「エース格」は誰かと言われるとネームバリューだけではなかなか判断が難しいところがあった。その中で、早くから取り上げられるケースが多かったのが、このスワーヴエルメである。

母アイムユアーズは重賞戦線で活躍した他、繁殖牝馬としても新馬勝ちのモーベットを出すなどまずまずの滑り出しを見せている。その期待値に加え、ドゥラメンテとの配合でダイナカールの4×4という牝馬クロスをはじめ、サンデーサイレンスの4×3にキングマンボの4×3などの濃いインブリードが凝縮されたロマンと狂気あふれる血統が話題となった。ノーザンファームの担当者さんもこの配合を考えていたときは(ニチャアな顔してたんだろうか。

それはともかく、これまでの近親配合の歴史を振り返れば「とんでもない大物が出るか、どうしようもないハズレか」。スワーヴエルメの未来も両極端な二択が待っているように思われる。

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さて、そろそろ昼ごはんの準備でもしようかなと思いながらタブレットでぐりちゃを見ていたら、衝撃的なレースが目に飛び込んできた。日曜函館4Rの3歳未勝利戦。最後方追走から4角で大外をブン回す荒削りな競馬ながら、あっという間に前を捕らえて突き離す出色のハイパフォーマンス。誰だこれはと慌ててnetkeibaで勝ち馬のことを調べてみると、ようやくこの日にデビューを迎えたサンテローズという馬だった。

これは遅れてきた大物かもしれないですね。

発馬直後はレースに戸惑ったのか行き脚がつかず、1角は離れたシンガリから。向こう正面から少しずつ前との差を詰めにかかるも、この時点ではあくまで馬なり。3角過ぎから徐々に進出を開始すると、鞍上の軽いゴーサインに応え一気にトップスピードに乗り、2着馬ジレーネを捕らえる際はほぼ持ったまま。ここでは明らかに力が抜けていたし、レースを覚えればもっとスムーズに走れるようになるだろう。

序盤から流れた展開に加え、途中から2着馬がマクっていくのもアシストになったという見方もあるかもしれないが、そういう次元で語るレースではない。上がり3Fで次位に1.2秒も差をつける末脚を非凡と呼ばずして何を非凡と呼ぶのか。
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風格すら漂わせる勝利だった。三宮Sはヴェンジェンスが人気に応え完勝。これでG3みやこSも含めOPクラスでは4つ目の白星となったが、単勝1番人気に支持されての勝利は初めてだった。

7歳のベテランながら、普段は強豪相手にチャレンジを続ける立場。それだけに、このレースでの「来るなら来い!」と言わんばかりの堂々たる立ち回りは新鮮であると同時に頼もしさを感じた。スタート直後から隣枠のクリンチャーと同じようなポジションを進み、道中の位置取りもスパートのタイミングもほぼ同じ。直線でも完全に2頭の一騎打ちとなったが、密着マークを楽に振り切ってみせた。
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オメガパフュームが大井で統一G1を勝つごとに、変な馬..いや、えらい馬だなあと感心させられる。500kgを越える屈強な馬体の持ち主が揃う中、450〜460kgそこそこのウェイトは「小柄」な部類に入る。にもかかわらず、よりによって中央よりも砂が深い地方交流競走で本領を発揮する、本当に変な..また間違えた、えらい馬だ。

明日の帝王賞は、たぶん単勝1番人気に支持されるだろう。

当面の相手となるクリソベリルやチュウワウィザードが、ドバイに渡りながらも競馬を使えず帰ってくるというアクシデント以来の実戦。ルヴァンスレーヴは長期休養明けのかしわ記念で大敗し一変を望むのは難しそうで、ワイドファラオはさすがに距離が長かろうとなれば、「大井の鬼」に託したくなるのは必然の流れ。意外なことに、これまで重賞で単勝1番人気に支持されたことがなく、明日もし人気に応えての勝利となれば自身初のこととなる。

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安心と信頼のディープインパクト産駒によるワンツーフィニッシュだった。日曜阪神の芝1600mで行われた新馬戦は、単勝1番人気のシュヴァリエローズが勝利。直線半ばからブレイブライオンとの一騎打ちとなったが、ゴール前で抜け出し3/4馬身差をつけた。

シュヴァリエローズは事前にも書いたように、POG検討期間にリストに入れていた一頭。最終的に指名には至らなかったものの、評判の良さにたがわぬ能力の持ち主だった。追い切りの段階からしっかりと負荷をかけられての出走。川田将雅もゴール前はビッシリ追っていた通り、まさに必勝態勢をモノにしたという印象。

序盤から前進気勢が強く、出たなりで3番手に取り付くなど現在の気性を考えるとマイルくらいが適距離に落ち着きそう。仕上がり具合やコンパクトな馬体も含めて考えると、ここからさらに無限大の伸びしろが..という雰囲気ではないが、手堅く結果を残してくれそう。

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武豊を背に函館芝1200mの新馬戦を逃げ切ったモンファボリ。戦前の評価ではキンシャサノキセキ産駒ルピカズマに次ぐ単勝2番人気だったが、ロケットスタートからあっさりハナを奪うと後続の追随すら許さず5馬身差の圧勝。勝ち時計も1:08.7のレコードだった。

スピードはかなりのものがある。3〜4角にかけて、武豊は持ったままなのに、2番手集団は懸命に手綱を押しながらの追走。それでも差が縮まらないどころか開く一方。ここでは能力が一枚も二枚も上だった。ただ、追われてからも頭の位置が高いフットワークが気になったし、ちょっとフラフラしていたところも見ると気性面に課題が残りそう。今回は力の違いでスムーズにハナに行けたが、勝ち上がった馬同士の争いとなる函館2歳Sでは注文通りの競馬ができるかどうか。型が崩れると小柄な牝馬ゆえに脆さを出す恐れも。

ただでさえ函館2歳Sは「逃げずに勝った経験を持つ馬」が強い印象があるだけに、要注意としておきたい。
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アークライトのキャンセルに始まり、カランドゥーラのスライドやスーパーホープの優秀デモと、話題に事欠かなかった日曜東京芝1600mの新馬戦。それらをまとめて負かしたのがブルーシンフォニーだった。

ゴドルフィンのスクリーンヒーロー産駒で、母ブルーストーンは短距離を中心に走って4勝を挙げたコマンズの産駒。15年のシルクロードSにも出走している(16番人気6着)。いや、全く記憶にない。その初仔ブルーミストもスクリーンヒーローとの間に授かった牝馬で、こちらは残念ながら今年2月の新馬戦3着(ダート1200m)のあと故障で早々に引退している。

この血統面でのバックボーンからはなかなか想像しづらい、キレキレの末脚を見せてくれた。直線半ばまで追い出しを待たされながらも、進路が空いてからは一瞬にしてトップスピードに乗り、脚が鈍ったスーパーホープを置き去りにすると、先に抜け出したカランドゥーラも楽々と捕らえて差し切り勝ち。見た目の印象だけで言えば、この東京開催で一番強そうな内容だった。

昨年はウーマンズハートやダーリントンホールで2歳重賞を勝ったゴドルフィン軍。この日は函館でもブルースピリットが新馬勝ちを収め、今年もPOG戦線の台風の目として各地を荒らしていきそうだ。そういえばふとバッソプロフォンドのことを思い出したが、こちらの動向はまだ詳細不明。早めに使えそうだと聞いてはいたが。

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待望の開幕戦を迎えた阪神ファンの顔も引きつる3連敗である。開幕カードでいきなりスイープを食らうのは00年以来だという。おお、覚えてるわ。3戦目は確かメイショウオウドウが勝った大阪杯を見に行ってて、その帰りに携帯で負け報を確認して愕然とした記憶。当時はぶっちぎりに弱かったからね。タラスコやバトルでどないせえっちゅうねんという。

それに比べれば今の阪神は一応セ・リーグの中くらいの位置をフラフラするくらいの立場なのでマシっちゃあマシ。ただ、打線の核となる打者も不在なら、安心してローテーションを任せられる先発投手も不足がち。どうにかこうにかやりくりしながら、大きく負けが込まないよう粘り強くペナントレースに食らいついていかなければならないのだが..

あっさり3連敗しちゃった(二回目)。

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