エアスピネルが勝つと優しい世界が広がる

富士Sのエアスピネルは完勝でしたね。
土曜の東京もなかなかの雨で、
各馬が内を開けながら恐る恐るといった感じでレースを進める中、
「誰も勝つ気ないならもう置いていくで」とばかりに4角で先頭に躍り出る。
1番人気のイスラボニータらが加速に手こずる中、
スイスイと後続を突き離したのを見て、
ああそういえばあのデイリー杯もどしゃ降りだったなと思い出すのであった。

この重馬場適性を見ると本番も雨乞い必須だろうかw

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【回顧■菊花賞】歴史的不良馬場を舞台に新時代が到来

間違いなく歴史に色濃く残る菊花賞でした。
土曜から強く降り続いた雨の影響で馬場は当然のように「不良」の発表。
しかしこれがただの不良馬場ではないことは、この日の走破時計が物語っていた。
菊花賞の勝ち時計は何と3:18.9。
こんなの見たことがない。
同じ不良馬場だった13年にエピファネイアがマークしたのが3:05.2だから、
それと比べてもはるかに厳しいコンディションであったことがわかる。

記念にラップタイムも置いておこう。

13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.1 - 13.2 - 13.5 - 14.5 - 14.3 - 13.5 - 13.0 - 13.1 - 12.9 - 13.4 - 12.7 - 13.9

アベレージが13.2秒相当だから、
序盤からだいたい平均ペースで流れてる計算。
息が入ったのはせいぜい7〜8ハロン目の14秒台のところだけ。
内容的にも過酷。
後ろでジッとしていた馬が着を拾えたのもうなづける。

とりあえず全馬が完走できてよかった。人馬とも本当におつかれさまでした。
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【週末雑談】必要なのはスタミナか、それとも/菊花賞ほか

菊花賞を迎えるにあたって、週中から考えていたことがある。
それは「本当に長距離適性って必要なの?」ということ。
近年は思わせぶりなステイヤーの伏兵が台頭するよりも、
決して長距離ばっち来いとは言いがたい実績馬たちが、
底力を発揮してきているイメージが強い。
2年前にキタサンブラックと僅差の2着に頑張ったリアルスティールなんかその象徴。

きっとパンパンの高速馬場で開催されることが多いもんだから、
スタミナよりもむしろスピードと器用さが問われる舞台なんだろう。

しかし今年は雨である。しかもかなり馬場も悪くなりそうなレベル。
こうなればあのヒシミラクル−ファストタテヤマの伝説が蘇ったり..しませんかね。
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【週末雑談】マイル路線の層は厚くなったのだろうか/富士Sほか

キタサンブラックが年内で引退決定。
うむ、まあ妥当な判断かと思います。
社台SS入りも発表されました。期待されてますな。

必然的に秋の3戦で見納めということになりますが、
立て直しがうまくいっているかを判断するのが馬券的には難しそう。
特に休み明けの天皇賞。
条件的には何ら問題ない舞台ですけれど、
宝塚記念でガタッと崩れた影響が残っていないかどうか。

ただでさえ取捨に悩む馬が多く、難易度高し。
秋華賞も菊花賞も天皇賞も難しすぎるわw
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坂井瑠星騎手がオーストラリアに長期遠征、11月から

これはビッグニュースである。
坂井くんこと坂井瑠星騎手が来月からオーストラリアに渡り、
少なくとも半年以上の長期遠征をすることが発表された。

さすがは矢作調教師。
「今年中には海外へ行こう」という話は以前から出ていたが、
きっちり有言実行させるのがすばらしい。
今回の件も、もちろん坂井くん自身の決断あってのことだが、
実現するには師匠の幅広いバックアップがあったことは間違いない。
日頃の騎乗馬の確保もそうだが、
本気で弟子を育てようという気持ちがあらゆる側面から感じられる。

普通、2年目のまだどんなレベルかもわからんジョッキーを、
海外へ送り出すなんて苦労わざわざしませんよ。
しかもそれを早くから公言して実現させるとか。
このへんが矢作芳人という男の力なのかなと。

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【野球】大雨の甲子園で見た「クライマックスシリーズの本質」

クライマックスシリーズに進出した阪神であったが、DeNAに敗れ終戦。
これで今季の公式戦はすべて終了しました。おつかれさまでした。
まあCSなんてオマケですからそれはいいんです。
全体の振り返りみたいな話はまたどこかのタイミングでできればと思いますが、
とりあえず今のタイミングで書いておきたいことを書く。

それは大雨の中で行われた、日曜の第2戦のこと。

先週末は全国的に悪天候で、
予報の段階で「あれ甲子園やばいんじゃね?」的な雰囲気が漂っていた。
今までCSが日程面で大きく狂わされた前例はなく、
「中止の場合どうなるの?予備日は??」みたいな話も、
今回初めてクローズアップされたような気がしている。

結果、「予備日を含む4日間のうち2日が中止の場合は2位チームが勝ち上がり」という、
なんじゃそらなレギュレーションが広く知れ渡ることになった。
仮にもシーズンの集大成と位置づけられるポストシーズンの第1ラウンドが、
こんなグダグダな形で勝敗の行方が決まってしまうなんて。
まして1試合で数億円ともいわれるマネーを水に流してしまうようなことは、
絶対に絶対に避けなければならないのだー!!

という事情で超強行開催となったのでした。
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前哨戦を無難にまとめた3頭のG1牝馬たち

ドバイターフの勝ち馬ヴィブロスをはじめ、G1馬3頭が集結した府中牝馬S。
結果はクロコスミアがスローペースを刻んでまんまと逃げ切ったが、
ヴィブロス・アドマイヤリード・クイーンズリングが無難にまとめた点を強調したい。

馬群がぎっしり固まる展開で、
最内枠のヴィブロスはなかなか前が開かず待たされ、
アドマイヤリードは後方インから外に出しての追い込み、
そしてクイーンズリングは出遅れて大外を回されるロスと、
それぞれ明確な敗因があった。

あくまで本番は次、というマインドが見え隠れする負け方である。
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【回顧■秋華賞】実績と勢いを兼備するディアドラの強さ

ここ数年、マジメに秋華賞と菊花賞の馬券を買っていない。
その理由は何だろなあ、
桜花賞や日本ダービーは張り切って買ってるのになあと考えてみたところ、
夏に力を蓄えてきた勢の判断が難しすぎてお手上げ状態なんだろうという、
一応の結論にたどり着いた。

うむ、難しいよね。
古馬相手に1000万下を勝ってきた馬が強そうに見えて仕方がない。
牡馬でも牝馬でも。
実際、過去にティコティコタックとかデルタブルースとかが、
そのパターンで波乱を演出した歴史もある。
こういうのって春にはまずないじゃないですか。

今年のメンバーでいえばそれこそリカビトスとか、
6月の時点で古馬を負かしている無敗のダークホースと聞いただけで、
ノーマークにはできない恐怖感がある。

なかなかそれが上位に食い込んでくるケースって少ないんですけどねw
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【週末雑談】はじめての雨/秋華賞ほか

「秋華賞は晴れの特異日」説を唱え続けてきて随分と立つ気がするが、
とうとう22回の歴史にして初めて雨が降りそうである。
そういえばこの世代は桜花賞の雨だった。
誰かが雨女だったりするんだろうか..?w

前売り時点で単勝1番人気はリスグラシューだったらしい。
その後、これを書いている段階ではアエロリットになっている。
ファンディーナ、ラビットラン、ディアドラ、モズカッチャンまでが単勝1ケタ台。
そこから少し離れてミリッサ、カワキタエンカ..とまあ妥当な並び。

馬連は全部10倍以上と大混戦ぶりを表しております。
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【週末雑談】世界のヴィブロスと牝馬重賞の常連たち/府中牝馬Sほか

突然ですがダイタクリーヴァが8月に亡くなっていたらしい。
現役時代なかなか好きだった。どうか安らかに。
この馬はどうしてもマイルCSの「高橋亮→安藤勝己」事件が筆頭として語られるが、
3歳春の快進撃や京都金杯の連覇など、
他にも脚光を浴びせてあげたい要素がたくさんある。

あと必ずセットでロスマリヌスという幻の桜花賞馬のことも思い出してしまいますね。
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【雑談】秋の第3回新潟開催の雰囲気が好き

秋のG1戦線本格化とタイミングと同じくして幕を開ける第3回新潟開催。
この独特の雰囲気が好きだったりする。

1年でローカル開催は数あれど、
一つも重賞が組まれていないのはこの3回新潟だけという空気っぷり。
しかもオモテでは京都や東京でワーワーとG1をやってる。
競馬場にいると、G1の本馬場入場でボルテージが最高潮に達したところで、
ターフビジョンに「新潟11R 実況」の文字が映し出され、
突如としてメインレースの模様がお伝えされるあのギャップ感がまたいい。
イメージとしては芝1400mのOP特別やっててインプレスウィナーが突っ込んできてそうw

3週間の開催でそこまで入念に手入れがなされていなのかそれとも単に気候の問題なのか、
早々に芝が茶色みを増してくるのも味わいがあってよい。
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数字では測りきれないソシアルクラブの「何か」

ブエナビスタの2番仔ソシアルクラブが新馬勝ち。
全姉コロナシオンが現状やや評判倒れな成績に甘んじているだけに、
過度な期待は禁物..ということもあったのだろうか、
この血統ながら単勝2番人気という辛口評価でレースを迎えたのだが、
ゴール前でド派手な末脚を繰り出して差し切った。

手綱を取った岩田騎手も素質を絶賛。
「レースを怖がらないように後ろから」とコメントしていたとおり、
まだまだ心身ともに未完成にも程がある状態かと思われる。
ぜひとも順調にステップアップを果たしてほしいところ。
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【雑談】今年もコパノリッキーにダマされる季節がやって来る

定期的に「もうアカンわ..」感を漂わせながら、
いつも気がつけば交流G1を勝っているコパノリッキーが南部杯を圧勝。
これで積み重ねたタイトルは10個目となり、
我らがホッコータルマエさんの記録に並ぶこととなった。

当面の相手と見られたゴールドドリームが出遅れ、
堅実派のベストウォーリアも不発に終わるなど、
ライバルの「自滅」もあったとはいえ4馬身差はまさに圧巻。
来春からの種牡馬入りも発表されたが、
それまでにどこかでG1を制し新記録を達成する可能性も十分にありそう。
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【雑談】毎日王冠と京都大賞典を終えて

まぶしい西日に照らされながら、
ゴールめがけてラストスパートに入る馬群を見ると、
ああ秋の京都開催が始まったなあという気分になりますね。
別名、見づらいとも言うw

京都大賞典は7歳牝馬スマートレイアー。末脚は健在。
4角まで内でジッと脚を貯め、直線はラチ沿いを鋭く伸びてきた。
上がりは速いが、決してヨーイドンの決め手勝負ではなく、
満遍なく流れたペースに乗っての追い込み。
フィジカルの充実ぶりがうかがえるし、
これならエリザベス女王杯での悲願達成も見えてきた。

そして武豊騎手は昨年に続き京都大賞典連覇で通算9勝目。
同一重賞の勝利数では新記録になったんだとか。
300以上のタイトルを積み重ねてきた歴史の始まりは、87年のこのレースから。
レジェンド誕生の礎とも言うべき重賞で、新たな記録が誕生した。



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【週末雑談】銀メダリストたちの競演/京都大賞典

何とも解釈の難しい毎日王冠になりましたねえ..w
ソウルスターリングが予期せぬ逃げを打ち、
ペースは速くなかったもののゴール前で息切れ失速。
上位勢は32秒台の上がりで競う展開となり、
リアルスティールが追い比べを制して復活の勝利。
次は天皇賞かBCマイルかという話になっているそうで。BCマイル!?
あれですかね、鼻出血の薬が使えるとかそういうことですかね。

思わず頭を抱えたのはマカヒキ。
少し遅れたくらいであれだけ押して出ちゃいかんでしょこの馬は。
おかげで道中は掛かり気味、
ゴール前までビッシリ追われて6着じゃガス抜きにもならない。
「次は良くなる」とは内田博騎手のコメントだが、
乗り方も良くならないと勝ち目はなさげ。

ソウルスターリング同様、天皇賞での判断が悩ましい結果になりました。
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Self Introduce
中学生の頃から競馬が好きですが馬券はヘタクソです。
ブログは2004年に始めました。
Baken 2017
2017年 年間回収率
投資: 64,000円
回収: 41,940円
収支: -22,060円
回収率: 65.5%
集計: 11月26日
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